摘要 タバココナジラミ在来系統の交尾授精能力を明らかにするため、単為生殖で雄を産生する性質を利用して羽化直後の未交尾個体を使用し、雌を異なる性比で雄と一定期間共存させた。その後個体別にセイタカアワダ...
摘要 タバココナジラミ新系統の、産地別増殖性と交尾受精能力を明らかにするため、セイタカアワダチソウ葉片を用いて調査した。羽化後の平均生存日数では静岡および善通寺産のものがそれぞれ10.4日と10.3...
タバココナジラミ新系統雌成虫の各種温度条件下における絶食および蒸留水を与えた場合の生存率に及ぼす影響
摘要 コナジラミ類の栄養生理の解明及び摂食阻害物質検定法の確立のための予備的試験を行った。すなわち、タバココナジラミ新系統の絶食下および蒸留水のみを与えた場合の生存期間を調査した。その結果、雌成虫を...
摘要 タバココナジラミは従来からわが国に分布し、吸汁性害虫としてはさほど問題となる害虫ではなかった。しかし、近年施設野菜を中心にタバココナジラミ新系統が多発生し、吸汁害が大きな問題となっている。最近...
タバココナジラミの防除に関する研究-寄主選好性の解明-(46)
摘要 平成3~4年の広島県下の調査によって、タバココナジラミは28科75種の植物を摂食・加害していることを確認した。同時に、きゅうり、トマト、なす、さつまいも、のげしなどは加害されやすいなど、主要野...
タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変現象の解明(259)
摘要 タバココナジラミ新系統の発生により起こる各種野菜の異常症について、その発生実態と発生機構を解明しようとした。当初、原因不明のトマト果実の着色異常症が多発し問題となったが、これはタバココナジラミ...
摘要 タバココナジラミ新系統の天敵を探索し、有力天敵を用いた防除法を作出しようとした。その結果、タバココナジラミ新系統から本邦未記載種を含むツヤコバチ科寄生蜂5種の発生を認めた。捕食性天敵では、クサ...
摘要 タバココナジラミの薬剤感受性検定法を開発し、有効薬剤を探索することを目的とした。キャベツ葉の水差し法によって、成虫、幼虫別にLC50値を求める方法を開発した。成虫及び幼虫の両方に有効な薬剤はピ...
摘要 わが国におけるタバココナジラミの系統、発生分布、越冬、被害等の生理・生態を解明した。わが国全体に急速に分布拡大した新系統は、スイカズラなどで生育する在来系統と比較すると、異なった寄主選好性をも...
摘要 タバココナジラミについては国外では系統分化の知見もあることから、新系統が侵入発生している可能性がある。わが国におけるこの虫の系統間の越冬、被害等、生理・生態について相違点を解明する。新系統はス...
サツマイモ葉巻病の発生生態と病原ウイルスの諸性質の解明(223)
摘要 サツマイモ葉巻ウイルス(SPLCV)の宿主域を、6科20種の植物を用いて検討した結果、接木接種及びタバココナジラミ接種のいずれの方法でも、SPLCVはヒルガオ科植物でのみ感染増殖することが判明...
タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変減少の解明(270)
摘要 ウリ科11、アブラナ科13、セリ科5種類など8科34種類の野菜苗をそれぞれケージに収容してタバココナジラミ成虫を放飼し、茎葉の異常を観察した。試験は25℃、16時間明8時間暗、照度2,000~...
摘要 ビニルハウス3棟にトマトを8月20日に定植し、各棟にタバココナジラミ成虫を5頭/株放飼した(8月21日)。それぞれの棟をオンシツツヤコバチのマミー10頭/株の1回放飼(9月4日)区、3回放飼(...
摘要 キャベツ葉の水挿し法によって、タバココナジラミの成虫と幼虫に対する各種薬剤の効果をLC50を求めて検討した。成虫、幼虫ともに殺虫効果が認められた薬剤はピリダベン、エトフェンプロックス、キノメチ...
摘要 キャベツのコナガに対して、MK-242フロアブル(2,000倍)及びS-624フロアブル(2,000倍)を散布した結果、両薬剤ともに対照薬剤(アタブロン2,000倍)と比較し防除効果が高かった...
摘要 タバココナジラミについては国外では系統分化の知見もあることから、新系統が侵入発生している可能性がある。わが国のこの虫の系統間の相違を明らかにするとともに発生分布、越冬、被害等、生理・生態につい...
摘要 タバココナジラミは卵からふ化した幼虫が葉面に定着すると、ほとんど移動することがないので、薬剤試験に当たっても長期間(約1ヶ月間)同一の葉を健全に維持する方法の確立が必要であった。このため、イン...
摘要 小型ガラス室のポット植えトマトに、まずタバココナジラミを放飼し、次いでオンシツツヤコバチを8月中旬以降3回あるいは7回放飼し、タバココナジラミの密度抑制効果を、黄色粘着トラップでの成虫誘殺数及...
タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変現象の解明(303)
摘要 ポット植えしたトマトの第1果房に小さな果実が着果した時期に、タバココナジラミ成虫を放飼し、トマトを温室内で栽培した。果実が着色した時期に、着色異常症の有無及び果房の直上及び直下の2葉ずつに寄生...