環境に配慮したワサビにおける総合的作物管理(ICM)システムの確立
摘要 目的:ワサビの病害虫防除技術を確立するため(1)病害虫の耕種的・物理的防除法(2)病害虫の生物的防除法(3)水系に影響の少ない化学的防除法と水質モニタリング法の開発(4)総合的作物管理(ICM)システムの構築...
摘要 海外からの侵入害虫であるトマトサビダニが省農薬の施設栽培トマトにおいて多発して問題となっており,その生物的防除資材の開発が望まれている。2000年に当センターおよび野菜茶業研究所が発見した土着天敵...
摘要 施設果菜類の最重要害虫であるアザミウマを化学農薬の頻繁な散布ではなく,天敵昆虫を利用して安定的に防除する手法を確立する。
摘要 環境に配慮した持続可能型農業の推進のため,作物の病害虫に対し,生物的防除法,物理的防除法,化学的防除法等を組み合わせ,持続可能型農業に対応した防除体系を整備する。なすの灰色かび病,すすかび病,...
摘要 ・昆虫病原糸状菌である緑きょう病菌の胞子発芽を促進する新規生理活性物質(発芽促進剤)を応用した害虫防除技術確立のため室内試験から野外実証試験をとおし実用的評価を中心に実施する。・発芽促進剤を使...
土壌天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウの防除技術開発
摘要 本県農産物の主幹作物であるばれいしょにおいて近年発生地域や被害が拡大している難防除害虫のジャガイモシストセンチュウに対して、土着の天敵微生物を用いた生物的防除技術を確立します。
摘要 目的:なし栽培における病害虫防除は、これまで化学合成農薬主体で行われてきており、年間散布薬剤数は慣行の26薬剤(幸水・豊水)と極めて多く、経済的、労力的に生産者の大きな負担となっている。耕種的、物...
2.食の安全安心確保のための作物管理技術開発事業 (1)減農薬を基幹としたICMを目指す施設栽培トマト生産技術の開発
摘要 目的:トマトの主要難防除病害虫に対して生産現場に導入可能な物理的防除技術や生物的防除技術を開発し、減農薬を基幹としたICM(総合的作物管理)技術を推進する。成果:(1)防虫網展張用器具および防虫網...
1.果菜類における新規コナジラミ(バイオタイプQ)等防除技術の開発
摘要 目的:トマト栽培では、タバココナジラミがトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)を媒介することから九州、中国四国地方を中心に大きな問題となっている。さらにトマト黄化葉巻病を媒介する新たなコナジラミ(タ...
花きの高位安定栽培技術 (1)シクラメンの害虫類に対する物理的・生物的防除技術の確立
摘要 目的:シクラメンではヤガ類やアザミウマ類の被害が問題となっている。黄色電球によるヤガ類の防除効果及びククメリスカブリダニによるアザミウマ類の防除効果を確認することで低化学農薬での害虫防除技術を...
摘要 目的:レタス腐敗病、キャベツ黒腐病、ハクサイべと病の発生生態の解明と効率的防除法を確立する。また、各種作物で発生する害虫に対して、有効な生物的防除剤を検索するとともに、効率的な生物的防除を行う...
摘要 目的:ワサビの病害虫に対する耕種的・物理的防除法、生物的防除法、化学的防除法を開発し、ワサビの生産安定を図る。化学的防除法の一つとしての化学合成農薬の適用登録拡大に関する試験を担当する。成果と...
12.病害虫の診断・防除技術の確立 (1)診断・同定の迅速化と発生予察法改善による病害虫制御技術の開発 (ア)診断・同定及び防除対策の確立
摘要 目的:原因不明の病害虫被害の原因を調査・同定して明らかにすることにより、適切な防除対策を確立する。発生生態が明らかでなく防除が困難な病害虫に対して、これらを明らかにし適切な防除対策を確立する。...
11.県民ニーズに対応した農薬や化学肥料の使用を抑えた栽培技術の確立 (3)環境と調和した環境保全型農業生産技術の体系化・実証研究(イチゴ、茶)
摘要 目的:環境にやさしい農業を推進するため、農薬や化学肥料等の化学合成資材の使用による環境への負荷を軽減し、天敵や有用微生物の活用による生物的防除、病害虫の生態に基づく総合的な病害虫管理技術、作物...
減農薬防除技術の開発 (1)水稲初期害虫及び斑点米カメムシの生物的防除方法の検討と開発
摘要 斑点米カメムシの発生消長を香取市で調査した。水田の周辺雑草においてアカスジカスミカメの成虫及び幼虫が多数確認され、雑草の生長に応じて密度が増減した。水田内では、出穂期にアカスジカスミカメ成虫...
4 環境に配慮した農業生産技術の開発 (2)安全で環境にやさしい農産物生産技術の確立 (ii)生物的防除技術の開発 ウ.トマトの総合的病害虫管理(IPM)による生産技術の確立
摘要 目的:微生物、天敵等の活用を基軸とし、化学農薬の散布回数を大幅に削減した防除体系を確立する。成果:バチルス・ズブチリス剤を基軸とした防除体系は、主要病害に対して高い防除効果が認められるが、化学...
4 環境に配慮した農業生産技術の開発 (2)安全で環境にやさしい農産物生産技術の確立 (ii)生物的防除技術の開発 イ.ナシの総合的病害虫管理(IPM)による生産技術の確立
摘要 目的:これまでの知見を踏まえ、効率的な防除体系モデルを実証する。成果:減化学農薬区の散布回数は計11回であり、慣行区の計17回に対して大幅に削減できた。散布労力や経費の削減につながり、実用性が高い...
摘要 有機農産物栽培などを含めた環境保全型栽培技術の普及に伴い,できるだけ化学合成農薬を減じた栽培技術の開発が望まれている。今後,遊休農地解消のための露地野菜の作付面積増加が見込まれ,これらの作物栽...
摘要 施設ピーマン等において,天敵農薬や本県で開発したマルハナバチを用いた防除などを活用した総合的防除技術を確立する。