果樹・茶の生産環境に関する研究(イチジク) 、1)イチジク黒葉枯病の発生生態の解明と防除対策
摘要 ほ場での黒葉枯病菌の発生は6月中旬に始まり、7月下旬に急増したのち、9月下旬まで増加した。耕種的防除(病斑部の切除)と薬剤防除体系(主要感染時期の6~7月に効果の高いアミスター10フロアブルと...
果樹・茶の生産環境に関する研究 、1)玉露栽培における総合防除体系の実証
摘要 目的:玉露栽培における、黄色ナトリウム灯と水散布+被覆の害虫防除を検討する。 、成果:玉露園において被覆・散水や黄色ナトリウム灯による物理的防除やせん枝による耕種的防除と有機JAS適合農薬を使用す...
果樹・茶の生産環境に関する研究(カキ) 、2)ラベンダーオイルを利用した低コストなフジコナカイガラムシ性フェロモン剤の開発
摘要 これまでよりも廉価で作製した性フェロモン剤を用いて、フジコナカイガラムシの交信撹乱効果を検証中。 、 供試した性フェロモン剤の効果が確認できれば、薬剤防除が困難なフジコナカイガラムシに対して...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
果樹・茶の生産環境に関する研究(カキ) 、1)カキ害虫の土着天敵を誘引する資材と利用技術の開発
摘要 現地農家カキ園を用いた試験で、フジコナカイガラムシの性フェロモン剤による交信撹乱防除と土着天敵のフジコナカイガラクロバチを用いたIPM体系の効果を実証した。また、新規の天敵誘引剤の効果を検証...
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成に関しては、a)枕崎35号が、平成24年9月12日に出願公表され、「なんめい」と命名された。「なんめい」は、出願公表と同時に種苗生産者8団体と種苗...
摘要 着色性、病害抵抗性等が優れ、良食味の育成に関しては、a)第6回系統適応性検定試験供試5系統の中で「盛岡70号」と「盛岡71号」が優れた果実特性を示した。b)リンゴで39組合せの交雑を行い、合計1,194の交雑...
摘要 目的:茶樹の病害虫に対する新規農薬等防除効果を検討し、安全で効率的な防除法を確立する。 、成果:11薬剤(登録前8薬剤を含む)の試験を行い、登録薬剤による効率的防除法等については、県防除手引きや...
果樹・茶に対する新開発資材・農薬・植物生育調節剤等の利用技術 、2)新開発農薬・資材等の適応性検定試験
摘要 目的:新しく開発された農薬の茶主要病害虫に対する防除効果を検討する。 、成果:各種新規農薬の主要病害虫に対する効果を明らかにした。
果樹・茶に対する新開発資材・農薬・植物生育調節剤等の利用技術 、2)新開発農薬・資材等の適応性検定試験(肥料利用)煎茶園の晩秋期~冬期の葉面散布による樹勢回復効果
摘要 目的:親葉への葉面散布による耐寒性の向上、被害後の回復効果と一番茶の収量・品質への影響を検討する。 、成果:晩秋期~冬期計6回の葉面散布により、一番茶の生葉収量は無散布に比べ葉面散布区が増加する...
摘要 新農薬の登録申請に必要な病害虫防除効果試験や茶樹に対する薬害の有無の確認試験、さらには人に対する安全性評価のための分析資料の調製を行っている。
摘要 養鶏農家には薬剤に依存しない衛生管理が求められているため、食品製造副産物で抗菌・害虫忌避に効果があると着目されている「茶殻」と「オレンジオイル」を資材に加工する技術を持つ地元企業と連携し、そ...
摘要 目的:本県茶産地の特性を踏まえた栽培管理技術を確立し、茶業経営の安定に資する。 、成果:1)「めいりょく」の更新期間および浅摘みの検討を行った。「めいりょく」は、更新後2年経過の一番茶では浅摘み...
摘要 目的:新規開発農薬の防除効果と薬害について検討し、実用性を判定する。 成果:1)水稲(殺虫剤)育苗箱施用4剤についていもち病、ウンカ類、ツマグロヨコバイおよびイネツトムシに対する効果と薬害を検討...
摘要 マシン油剤、性フェロモン剤、化学農薬等を組合せチャ病害虫防除技術を開発するとともに、主要チャ病害虫に対する農薬の効果を検定する。
17.化学合成農薬に依存しない病害虫防除技術の開発と検証 、(1)化学合成農薬の使用を減らすための病害虫防除技術の開発 、(ウ)茶の環境保全型防除体系の確立
摘要 目的:環境と調和した茶栽培を行い、化学合成農薬に依存しない虫害対策を検討するため、茶害虫に対する天敵として期待される飛翔性、捕食性天敵の発生消長、調査方法の確立を行う。 、計画:(1)各種害虫天敵...
摘要 平成23年にヨウ化メチル剤によるメロンの薬害が発生した現地圃場において、24年度作で本剤の処理を行わなかったところ、薬害の発生は認められなかった。そこで、24年度の作付前の現地土壌をオートクレーブ...
摘要 農薬の残留性試験についてはGLP(優良試験所規範)制度に基づいて実施しなければならない。そこで平成23年度から茶の農薬登録にあたっての残留試験を受託して実施し、県内茶園の適正な農薬使用による病害...
エコ農業推進のためのチャに対する減農薬・減化学肥料栽培技術の確立・実証
摘要 目的:減化学農薬、減化学肥料栽培技術を開発する。減農薬ではハダニ防除要否判定・生物農薬・黄色灯を、減化学肥料では点滴潅水施肥や有機物代替を検討する。 、成果:1)ハダニ防除要否判定や物理的方法...
摘要 【生物環境部】 、 普通作物、畑作物、野菜、果樹に対する新農薬の防除効果、残留農薬分析用試料の調整を行う。 、【畑作園芸支場】 、 畑作園芸作物の農薬登録に必要な作物農薬残留調査関係試験を実施す...