摘要 周年安定生産や収量増加に関しては、a)蒸熱処理によるイチゴ苗の耐熱性は、48℃では30分以下、50℃では10分以下であり、ハダニに対する効果は50℃10分及び48℃30分で防除価90以上であること、うどんこ病菌、アブ...
新病害虫防除技術確立事業 (2)落葉果樹のモモノゴマダラメイガ防除試験
摘要 目的:落葉果樹のモモゴマダラメイガの発生消長を解明し、防除技術を確立する。 成果:成虫発生時期(年4回)を解明するとともに、クリでの有効防除薬剤と有効時期を明確にした。
摘要 目的:モモ産地ではフェロモン剤だけでは防除できないモモノゴマダラノメイガの発生が多い。そこで、黄色灯とフェロモン剤を用いた本種の総合的な防除法を開発する。、計画:黄色灯による防除方法の開発。黄...
摘要 近年、本土出荷された県産ゴマンゴー貯蔵性病害が多発傾向にあり、本土市場や消費者からのクレームが問題となっている。そこで本課題では、マンゴーで貯蔵腐敗を引き起こす病原菌の発病に対する温湿度特性を...
摘要 目的:特色ある米づくりのため、微生物農薬等を組み合わせた病害防除体系を検討する。成果:1)生物農薬等による防除対策試験:微生物農薬、銀水和剤、精製木酢液、温湯処理(60℃、10分)の種子消毒効果、赤...
病害虫の発生予察と防除技術 (1)マルメロごま色斑点病の発生生態調査と防除対策の確立
摘要 目的:マルメロごま色斑点病の発生生態を解明し、防除対策を確立する。成果:マルメロごま色斑点病菌の完全世代を国内で始めて確認した。この完全世代(子のう胞子)が主な第一次伝染源であることを明らかに...
摘要 近年、本土出荷された県産ゴマンゴー貯蔵性病害が多発傾向にあり、本土市場や消費者からのクレームが問題となっている。そこで本課題では、マンゴーで貯蔵腐敗を引き起こす病原菌の発病に対する温湿度特性を...
摘要 新JAS法による有機栽培や減農薬栽培の生産安定のために、微生物農薬等を組み合わせた病害防除体系を検討する。これまでの結果、微生物農薬、銀水和剤、精製木酢液の種子消毒効果、赤色光の付加照射による...
摘要 ・赤ナシにおける減農薬防除体系を設定、実用性を検討した。散布回数の削減では、黒星病被害が増加したが、輪紋病等は増加しなかった。 ・温水を用いたナシ白紋羽病治療防除技術の検討では、50℃温水の灌注処...
79.土壌病害の発生生態と防除(1)ダイコン黒ゴマ症の原因究明と対策(要望課題)
摘要 有機物の特性と黒ごま症発生の関係を明らかにするため、黒ごま症菌発生土壌にブドウ糖、デンプン、ペプトンなどの各種基質を混合して、ハツカダイコンを用いて黒ごま症発生程度との関係を検討した結果、基...
4 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立(1) 無農薬・無化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 無農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立 (ウ)生物農薬による病害防除
摘要 生物農薬エコホープドライのごま葉枯病及びばか苗病の防除効果を検討したところ、防除効果は認められるものの、対照のモミガードC水和剤に比べ効果が劣り、実用性が低いと判断された。 また、エコホープの...
摘要 米政策改革大綱の実施により、産地では売れる米の生産が求められ、地域の特色ある米作りとして新JAS法による有機栽培や一層の減農薬栽培が取り組まれている。これらの栽培法の生産安定のために、無病主枝...
9 病害虫総合防除対策(4) 核多角体ウィルスによるアメリカシロヒトリ等の防除
摘要 目的・計画:公園及び街路樹など化学合成農薬による防除の困難なアメリカシロヒトリをウィルスにより防除する。また、八丈島に発生し、観葉植物や切り花等にも被害をもたらしているクワゴマダラカヒトリにつ...
6.土壌病害の発生生態と防除(1)ダイコン黒ゴマ症の原因究明と対策(要望課題)
摘要 病原菌の同定のためオートミール培地を用いて胞子形成を図ったが胞子は形成できなかった。牛糞堆肥、稲わら堆肥、ダイコン、キャベツ、メロン(根)を混合した土壌と発生程度の関係をポット試験において検...
緑化樹等の樹木病害に対する防除薬剤の効率的適用化に関する研究
摘要 植木類に発生する病害を対象とした防除薬剤はほとんど農薬登録が取られていない。このため、集団的かつ広範囲に発生し、生産者や樹木管理者の間で問題になっている病害群について、新たな防除法の開発や農...
摘要 温湯処理による防除効果は、苗立枯細菌病では実用性が高く、ばか苗病では対照のモミガードC水和剤よりやや劣るが、実用性が確保できると考えられた。ごま葉枯病に対しては効果が期待できなかった。 研究対...
摘要 目的:生物工学研究所で見いだしたイネいもち病(苗いもち)防除に有効な糸状菌や害虫に対するフェロモン等の複数の生物防除素材を用いて各種普通作物病害虫に対する防除効果を明らかにするとともに、最も効...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立 (ア)温湯種子消毒による病害防除
摘要 一般的に普及している処理方法で、「ゆめあかり」では発芽率への影響はなかったが、「つがるロマン」「アネコモチ」では発芽率がやや低下した。ばか苗病並びにごま葉枯病に対する防除効果は、化学合成農薬...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立(イ)生物農薬による病害防除
摘要 生物農薬「エコホープ(非病原性糸状菌)」の防除効果は、ばか苗病に対しては対照の化学合成農薬と同等~やや劣った。ごま葉枯病に対しては、塗沫処理では防除効果が劣ったが、浸漬処理では対照薬剤と同等...
8.土壌病害の発生生態と防除(2)ダイコン黒ゴマ症の原因究明と対策
摘要 土壌へ施用する有機質(牛糞堆肥、稲わら堆肥、キャベツ、ダイコン、メロン根)の種類と黒ゴマ症発生の関係を明らかにするために、ポット試験において現在実施中である。また菌の同定を行うための培養試験...