土着天敵によるアブラムシ類防除を導入したバレイショ害虫の総合防除技術の開発
摘要 ばれいしょ圃場において殺虫剤アセフェート散布区ではリサージェンス(誘導多発生)によってワタアブラムシが多発し、散布回数が多いほどその程度は顕著であった。一方、無散布区ではアブラムシの多発は起こ...
摘要 ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種(11品種)の栽培は、土壌中の線虫密度を著しく(85~90%)低下させ、センチュウ防除に極めて有効であった。一方、これらの抵抗性品種は、収量性の特徴から次の3つのタ...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(140)
摘要 薬剤粉衣ペレット種子を直播した場合の苗立枯病の発生実態、即効性窒素肥料、拮抗微生物、殺菌剤による防除効果、前作の影響について調査した。5月上旬以降に播種するとAphanomyces菌による苗立枯病の発生...
緑肥、対抗植物及び有機物施用効果を核としたシストセンチュウ害の総合防除技術の開発(141)
摘要 ダイズシストセンチュウの総合防除体系確立のため、線虫制御に有効な緑肥、対抗植物および有機物の選定を、ポット試験により実施した。赤クローバーおよびクロタラリア(Crotalaria spectabilis)の栽培はシ...
摘要 主要栽培品種「男爵薯」などにおいて健苗育成した紙筒苗を移植栽培すると、そうか病菌に対して感受性の高い初期の未熟塊茎が紙筒により隔離され、その後は塊茎の肥大に伴ない抵抗力が増加するため、発病を回...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立(307)
摘要 殺虫剤散布回数を異にした圃場区画において害虫・捕食性天敵の発生を調査した。アセフェート散布区はいずれもワタアブラムシのリサージェンスが起こり、散布回数が多いほどその程度は顕著であった。これは捕...
摘要 現地圃場2箇所(真狩村・函館市)で抵抗性品種間の線虫密度低減効果及び収量性試験を行った。函館市の圃場では、各品種間で線虫密度低減程度に差は認められなかったが、収量性に差が認められた。「さやか」...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(124)
摘要 苗立枯病の発生に及ぼす前作の影響として、テンサイ以外の畑作物の跡地における発生の増加が少ないこと、野生エンバクは夏以降に播種し、気温が低下してからすき込む必要があることを明らかにした。資材の影...
緑肥、対抗植物及び有機物施用効果を核としたシストセンチュウ害の総合防除技術の開発(125)
摘要 初期密度の異なるダイズシストセンチュウ汚染枠圃場(12枠)を使って、対抗植物の栽培及び牛糞施用を行い、線虫卵密度の低減効果を明らかにした。クロタラリア及びアカクローバの栽培は、裸地と比較して卵...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立(292)
摘要 ワタアブラムシにリサージェンスを引き起こす殺虫剤の、散布回数を異にする区画でのアブラムシ・捕食性天敵の発生、および塊茎の収量・品質を調査した。散布区はいずれもリサージェンスが起こり、散布回数が...
摘要 圃場試験の結果、線虫抵抗性品種の線虫密度低減効果は極めて高く、殺線虫剤施用よりも優れていることが確認できた。抵抗性品種間で線虫密度低減効果に差は認められなかったが、収量性においてやや差が認めら...
摘要 てんさい中苗期に問題となる土壌病害の発生生態について、発病に及ぼす前作や輪作等の耕種的要因、土壌水分や土性等の土壌条件、及び尿素施用等の土壌環境要因を明らかにするとともに、薬剤防除、耕種的手法...
緑肥、対抗植物及び有機物施用効果を核としたシストセンチュウ害の総合防除技術の開発
摘要 農薬の使用量を削減し、環境に対する負荷を軽減したダイズシストセンチュウの総合防除技術を確立するため、緑肥としての対抗作物の導入や有機物施用による天敵微生物活性化作用を組み合わせ、新たな防除技術...
土着天敵によるアブラムシ類防除を核とした害虫の総合防除技術の確立
摘要 北海道のばれいしょ生産では現在、生食・加工食品用が約4割を占め、今後この割合は増加すると予想されている。葉巻病やYモザイク病などのウイルス媒介や吸汁害を引き起こす主要害虫であるアブラムシ類の防...
摘要 抵抗性品種の利用をメインとしたジャガイモシストセンチュウ防除技術を確立し、薬剤利用の大幅低減を目指す。近年育成された線虫抵抗性品種を中心に品種ごとの線虫防除効果や効果的利用方法、線虫高密度圃場...