摘要 盆栽として輸出の多い木本植物を対象に、一般的な培養資材を用いた盆栽でのマメコガネの食 性や防除方法等について接種または飼育試験により調査する。また、現地調査により栽培管理された盆栽に対する寄生...
輸出用ダリア、グロリオサ、トルコギキョウの品質保持、害虫防除技術の開発
摘要 目的:切り前の前進化および延命剤の給液等収穫後の処理を組み合わせて、切り花の品質および日持ち性を向上させるとともに、箱単位での入本数を増やす等により輸送コストの低減化を図る。さらに、植物検疫に...
我が国の輸出に有利な国際的検疫処理基準の確立、実証(輸出植物検疫協議の迅速化事業;ミカンバエを対象とした検疫措置)
摘要 目的:植物検疫協議の期間を短縮するために必要となる技術データの蓄積や輸出に有利な国際適検疫処理基準を策定するため、輸入相手国に提示できる検疫措置案を実証する。 成果:ミカンバエ発生地機内で無発...
摘要 チャノコカクモンハマキ、ネギアザミウマ、コナガの薬剤抵抗性遺伝子診断法の判定精度90%を達成し、非越冬地におけるコナガ薬剤抵抗性管理戦略におけるウワバ類対策を確認トビイロウンカのイミダクロプリド...
摘要 キウイフルーツかいよう病菌(Psa)検出用LAMP による検出法の被害葉での調査適期、効率的かつ実用的検査試料採取法を明らかにした。ジャガイモ黒あし病については、昨年度までに作成した診断マニュアル(暫...
農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未発生の代表的な病害虫の経済的リスク評価の確立については、病害虫の経済的リスク評価の枠組における侵入・定着のリスク評価の位置付けを明確にし、疫学モデルの考え方に基づく評価項目の類型化を行っ...
植木・盆栽類の輸出促進に向けた線虫対策及び生産・輸送技術の開発
摘要 (1)植木の輸出主要樹種における主要な線虫相を明らかにし、データベースの構築につなげた。主要線虫のうち、植物検疫で特に問題となるオオハリセンチュウについては、さらに種構成を明らかにした。また、...
摘要 作物を海外に輸出する上で、植物検疫上問題となるハダニ類、カイガラムシ類などの微少害虫を中心に高濃度炭酸ガスの殺虫効果を明らかにし、検疫システムへの導入を図る。
ミナミキイロアザミウマによる野菜・花き類の経済的評価(61)
摘要 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉におけるSPS協定の批准に伴う植物検疫処置のリスク・アセスメントの基礎資料を得るため、海外からの侵入害虫であるミナミキイロアザミウマのを対象として、全国にお...
シルバーリーフコナジラミの経済的被害評価に関する調査研究(63)
摘要 今後の植物検疫措置の基礎となるリスクアセスメント(危険性の評価)法確立のため、侵入害虫であるシルバーリーフコナジラミの経済的被害を評価した。発生面積、薬剤防除回数、薬剤価格等から計算した薬剤防...
摘要 Acidovorax属細菌には植物病原性で異なる病原型が存在し、細菌学的性質に基づく分類との間の不整合のために植物検疫と病害防除に支障が出る。イネに病原性のある系統(イネ系統)によるイネ病斑の...
摘要 リンゴ黒星病について、わが国で発生後に報告された文献、会議資料、聞き取り調査を基に、防除技術開発の経過ならびに侵入に伴う経済的評価について調査、解析した。その結果、本病の本州での発生に伴い、補...
摘要 今後の植物検疫に必要な病虫害の経済的評価法を補完する資料を得る。イネミズゾウムシは発生数に年次変動があるが、無防除水田の平均幼虫数は20頭/株であった。無防除水田では密度増加が懸念される。食葉...
摘要 ガットウルグアイラウンド農業交渉で、植物検疫措置の貿易に対する影響を最小にするためのSPS協定が批准され、今後の植物検疫措置は「リスクアセスメント」に基づいて行われることとなった。この一環とし...
摘要 「衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS協定)」が1995年1月に批准され、我が国の植物検疫は「病害虫の危険度評価(PRA)」に基づいて行うことになった。これに関連する法改正は既に行われたが、...
摘要 "世界各国の家畜や畜産物の検疫・衛生措置における調整を図るため、95年1月にSPS協定「衛生及び植物検疫措置適用に関する協定」が発効した。これに伴い、動物検疫においてはリスクアセスメントの方式...
摘要 ガット・ウルグアイラウンド農業合意の一つとして植物検疫は病害虫の危険度評価に基づいて行うことになった。現在我が国には病害虫の経済的評価方法が確立されていないので、特定病害虫の拡大・被害状況の調...
摘要 臭化メチルは農耕地の土壌、貯蔵穀物あるいは植物検疫のための病害虫の防除のため広く使用されてきた。臭化メチルが成層圏で太陽光により分解されて遊離した臭素がオゾンと反応し、これを破壊することが明ら...
摘要 微生物の有効利用と制御を目的に以下の特性を解明した。重複寄生菌Eudarluca caricisを本邦およびタイ国から分離し、コムギさび病の生物防除に利用可能なことを見出した。真菌性セルロース...