水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(184)
摘要 早期水田のショクヨウガヤツリの発生は中干し時期以降に多く、塊茎は水稲収穫後に多く形成された。水稲収穫後のグリホサート液剤処理は塊茎の形成を抑制するとともに、既に形成された塊茎の萌芽率を低下させ...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測ー暖地・水田(185)
摘要 水稲作水田における帰化雑草14草種の分布状況を明らかにした。アメリカセンダングサ、アメリカアゼナは九州全域に、ホソバヒメミソハギ、アメリカミソハギ、キシュウスズメノヒエは九州各県の平坦部に分布...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(164)
摘要 水田の強害帰化雑草について原産地にはない暖地の水田条件下での生理・生態的特性を解明し、省力的防除体系を確立する。7年度はショクヨウガヤツリについて、耕起時の幼植物の大きさ、代かきによる土壌への...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測-暖地・水田(165)
摘要 暖地水田における帰化植物の発生実態を文献調査、アンケート調査および定点観測等の現地調査を通して明らかにし、今後の発生動向を予測する。7年度は福岡県筑後地域、佐賀県平坦部の水田における帰化植物1...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発-ショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(168)
摘要 トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲは土壌への痩果混入5年目でも水稲単作(常時湛水)、水稲-小麦、大豆-小麦の各作付体系下において痩果の生存及び出芽がみられ、完全防除には5年以上の期間が必...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測-暖地・水田(169)
摘要 帰化雑草ショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、コヒメビエ、トゲノキツネノボタン、イボミキンポウゲの分布と発生状況について現地調査を行った。ショクヨウガヤツリの発生が熊本・鹿児島・宮崎の各県の早期...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(67)
摘要 アレロパシー活性の高い植物の検索のため、プラントボックス法とサンドイッチ法で各種植物を検定した。被覆植物の中では、コメツブウマゴヤシ、ヤムビーン、クズモドキ等が有望であった。水田畦畔や法面の雑...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発-ショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(159)
摘要 ショクヨウガヤツリの塊茎は低酸素の水中でも萌芽または再萌芽するが、1リットル当たり1~2mgの溶存酸素量では萌芽は著しく抑制された。萌芽後湛水土壌中に埋没された塊茎は、損傷が小さく埋没深の浅い...
摘要 12月上旬から2月下旬にかけて4回に分けて発生させたトゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲの生育を調べた。両種とも抽台の開始は発生時期を通じて3月下旬で変動しなかったが、個体の生育量やそう果...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発 ショクヨウガヤツリ,ナガボノウルシ,ヒエ類,キンポウゲ属等
摘要 近年九州地域の水田に侵入した新帰化雑草の、地域水田条件下での生理・生態的特性については、ショクヨウガヤツリ、アメリカミソハギ、イボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタン等で検討されてきた。しかし...
摘要 近年、九州地域の水田にはアメリカミソハギ,ナガボノウルシ等4種の新帰化雑草の発生が確認され、裏作麦圃でもキンポウゲ属帰化雑草であるイボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタンが発生している。これら...
摘要 水田裏作麦圃の新帰化雑草トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲのそう果は混入2年目でも各々11~30%,30~48%が土中で生存し,作付別では水稲-いぐさ>水稲-小麦>大豆-小麦の順に高かっ...