摘要 イネ苗立枯細菌病に対して抵抗性を示したチオニン遺伝子導入した2系統の葉いもちに対する抵抗性評価を、いもち病菌株稲86-137(レース007)を噴霧接種及びパンチ接種して病斑数、病斑拡大度を調査すること...
摘要 F3世代1系統および F7世代7系統について幼苗で疫病抵抗性検定を行い、抵抗性選抜個体はさらに青枯病抵抗性の選抜を行った。疫病抵抗性検定ではF7世代の‘CBP94D-77-3-18-8-2’は罹病性を示したが、他の系統...
摘要 計画に従って各段階の選抜試験を進め、生産力検定試験では栽培管理及び収穫・選果の省力化が可能な‘9405-35(久留米56号)’と‘9407-04(久留米57号)’を選抜し、特性検定・系統適応性検定試験に供試すること...
耐病性遺伝子Defensinおよびタウマチンを導入したイネ組換え系統の環境に対する安全性評価(84)
摘要 実用的な組換えイネ系統の作出を目指し、キャベツ及びナシから単離したディフェンシン遺伝子とタウマチン遺伝子をイネ品種「どんとこい」に導入することによっていもち病抵抗性が確認されたイネ系統について...
キチナーゼ・グルカナーゼ遺伝子導入による耐病性系統の作出(78)
摘要 高等植物に存在する多糖分解酵素キチナーゼは、病原菌の感染により誘導的に合成され、病害抵抗性に関与していると考えられている。圃場抵抗性を増強する目的でキチナーゼ遺伝子を導入したイネ(品種:日本晴...
摘要 イネ苗立枯細菌病に対して抵抗性を示したチオニン遺伝子導入イネ3系統に白葉枯病菌菌株T7174(■群菌)を剪葉接種して病斑長と病斑指数を調査し、白葉枯病抵抗性の評価を行った。いずれの系統も親品種チヨホ...
摘要 F1世代2組合せ、F4世代5系統及びF8世代7系統の疫病及び青枯病抵抗性検定を行った。F1は疫病及び青枯病に対して強度抵抗性を示した。F4世代では、4系統は疫病に対して強度抵抗性であり、その中で青枯病に...
摘要 計画に従って各段階の選抜試験を進めたが、生産力検定試験では総合的にみて久留米系統候補として選抜される系統はなかった。‘久留米55号’、‘久留米56号’、‘久留米57号’について、場内におけて生態特性・収量...
摘要 現在、普及している洋種カボチャはうどんこ病など各種の病害に罹病性であり、抵抗性育種がこれまで強く求められてきた。一方、和種のなかにさまざまな病害に抵抗性の素材が見いだされており、その抵抗性の導...
いもち病菌等に対する抗菌遺伝子の活性領域の解析と改変強化に関する研究
摘要 コマツナから単離したディフェンシン遺伝子を改変することによって抗菌活性に関わる遺伝子構造を特定し、さらにアミノ酸配列の改変によって一層抗菌性の強い配列を明らかにすることにより、遺伝子組換えイネ...
摘要 作物が持つ病害抵抗性を利用することは最も経済的な防除手段である。省力及び農薬施用量軽減の観点から単一の病害だけでなく、いもち病、苗腐敗症、紋枯病等の病害に対して複合抵抗性を有する水稲品種を育成...
摘要 作物が有する病害抵抗性を安定的に利用する技術を開発する研究の一環として、イネ品種が有するいもち病抵抗性の発現機構を解明する。そのためには、非親和性いもち病菌による誘導抵抗性のメカニズムを明らか...
病害抵抗性イネ作出のための新規病害誘導性プロモーターカセットの開発
摘要 高度な耐病性を付与された組換えイネを作出するためには抗病原体活性を有する蛋白質の遺伝子を、病原体侵入時或いは傷害を受けた時点で、必要箇所において強力に発現させることが望ましい。現在頻用されてい...
摘要 高等植物に存在する溶菌酵素キチナーゼやグルカナーゼは、病原菌の感染によって誘導的に合成され、病害抵抗性に関与していると考えられている。本研究ではイネから単離された、キチナーゼ及びグルカナーゼの...
摘要 F2世代1組合せ、F3世代2系統及びF6世代7系統について疫病抵抗性の幼苗検定を行い、疫病抵抗性で生育が旺盛な選抜個体について青枯病抵抗性選抜を行った。疫病抵抗性検定における発病株率は、F2世...
摘要 病害抵抗性系統の効率的選抜法を開発するため、主要病害について接種方法を検討した。ニンジン根腐病菌をポットの土壌に接種し、市販品種を播種して発病差を調べたところ、強い抵抗性を示す品種は認められな...
摘要 早生性・省力性・病害虫抵抗性等の栽培適性、食味・流通適性等の果実品質の優れる温暖地・暖地施設栽培向きイチゴ優良品種育成を目的として、交雑育種により選抜を進めた。その結果、優れた食味と香気が評価...
摘要 主として温暖地・暖地の施設栽培を対象に、省力性・病害抵抗性・果実品質・作期拡大対応等を目標としたイチゴ育種を進める。前半5年ではこれまでの素材育成の成果を踏まえ、省力収穫選果系統(果実斉一性等...
摘要 F2世代1組合せ、F3世代2系統及びF5世代6系統について疫病・青枯病複合抵抗性の選抜を行った。疫病抵抗性の幼苗検定では、F2世代は発病株率が41.5%でほぼ半数の個体が抵抗性を示したが、F3...
タウマチン様タンパク質遺伝子の導入による耐病性組換えイネ系統の作出
摘要 近年、遺伝子組換え技術を用いたイネの耐病性系統作出の試みが活発に行われている。当課題では、植物の病原体感染防御反応の一つである発病関連タンパク質(PRタンパク質)類の誘導による坑菌反応を積極的...