摘要 農業経営の大規模化、企業化に伴い、生産面及び販売面におけるリスク管理方式の確立が要請されている。そこで、本研究では農業経営の直面するリスクとその経営対応について実態と課題を明らかにする。具体的...
摘要 稲作の省力・低コスト、大規模化を図るため開発されたロングマット水耕苗移植技術の実用化と体系化に必要な初期害虫の防除技術の確立を目指す。10、11年は育苗箱処理剤を施用したロングマット水耕苗を移...
摘要 稲作経営の大規模化に伴い、同一品種でも熟期分散が求められる。このため、水稲の出穂変動要因を解明し、制御のための方策を検討する。日長や温度等によらない変動要因としては、稲体の窒素栄養条件、とくに...
摘要 既存の施工法及び設計法では施工に不安が残る、漁港構造物の大規模化、特殊断面化、施工の大水深化、大量化などに対処するため、現地と密着した確実な施工が行える施工管理システムを開発した。開発した施工...
摘要 北陸地域の水田地帯では経営の大規模化や圃場整備が進んでいるが、厳しい稲作情勢から、転換畑での野菜等の高収益作目の導入が要請されている。畑地化促進は、土壌水分の低下と空気酸化を基本とするが、次の...
摘要 1980年代後半から高性能林業機械を装備した「高能率事業体」の設立が各地でみられている。高知県嶺北流域は「流域管理システム」の先進地として知られるが、このような事業体を中心に林業生産の維持・発...
農地移動要因の変化が経営規模拡大行動に与える影響の解明(257)
摘要 水田地帯及び畑作地帯における農地移動実態を、北空知F市、南空知K村、十勝S町の実態調査をもとに解明した。近年の農地移動の特徴は、賃貸借進展による農地移動量の増大、高齢化によるリタイア農家の増加...
摘要 近年、国内の酪農家の大規模化が進行していることから、乳牛の飼養管理全般に対する省力化、軽労化を押し進める必要が生じている。フリーストール等の群管理では、牛群内における個体の乾物摂取量を制御する...
農地移動要因の変化が経営規模拡大行動に与える影響の解明(299)
摘要 5年は地帯別に農地移動の特徴を把握した。6年度は水田地帯における近年の農地移動実態について、自治体の農地関係行政資料及び農家調査データをもとに分析を進めた。その結果、水田地帯においては農地保有...
摘要 中小家畜の経営は近年大規模化しており、ふん尿に起因して舎内で発生する汚染物質、特に粉塵や悪臭などが換気によって舎外に飛散し、家畜公害の原因となっている。従来は排気口にフィルターを設置するなどの...
鶏におけるフィチンリンの利用性改善によるリン排泄量低減化技術の開発
摘要 近年の養鶏経営の大規模化・集約化により家畜糞尿処理問題が顕在化し、一部ではリンによる河川の水質汚濁、湖沼の富栄養化などの問題を引き起こしている。そこで、鶏が本来ほとんど利用できず排泄されるリン...
摘要 関東東海畑作地域の類型区分に従い、典型的な高冷地野菜産地である長野県川上村を事例として、規模別野菜作経営の発展方向及び大規模経営の可能性と限界を分析した。その結果、1)作付体系:レタス-レタス...
摘要 水田経営を大規模化する場合に、その作業ピークに応じて労働力を確保すると、冬期間を中心に余剰労働力が生じる。また、経営を安定化するためには、収益性、作業計画の安定性、女性労働力の活用等も重要な課...
摘要 米の市場開放、後継者不足等によって、北海道の稲作農家は大規模化による一層の低コスト化を図るか、野菜・花きの導入による複合経営を行い、水稲作の省力化を図るかの選択を余儀なくされている。そのため水...
高泌乳牛のための高栄養草種の選定と特性解明および最適放牧利用法の開発
摘要 近年、牛乳生産に対して一層の低コスト化や国際競争力の向上が迫られる中、飼養規模の拡大と高泌乳化が進行している。それに伴い、大規模化に伴う糞尿処理と環境保全との調和や労働時間短縮などのゆとり創出...
大規模畑作地帯における家族経営の存在形態と経営支援システムの解明
摘要 現在、農業の担い手の急激な減少と農業の国際化に対応して、農業経営の大規模化と近代化が政策課題の中心に据えられている。このことから、これまでの主要な農業経営形態である家族経営の今後のあり方が、こ...
摘要 5年度は、市場外流通の一形態である農産物直売所の運営組織を分析対象とし、以下の諸点を解明した。■主要直売所の運営方式を比較検討し、卸売市場出荷に比べて出荷者の裁量の余地が残されている基準の採用...
摘要 群馬県C蚕業事務所管内の大規模養蚕経営を対象とした実態調査により、桑園借地及び買桑の導入契機・問題点、借地が買桑に比較して選好されている要因、桑園借地による規模拡大の条件を明らかにした。桑園借...
摘要 我国の畜産は輸入飼料に対する依存度が極めて高く、畜産の専業化・大規模化に伴い、家畜排泄物を畜産経営内でリサイクルすることが困難になっており、このことが畜産による環境負荷を大きくする原因となって...
摘要 自然生態系の保全に対する国民の意識の高まりから、環境負荷の少ない養鶏経営への要請が大きい。とくに、近年の養鶏経営の大規模化・集約化により家畜糞尿処理問題が顕在化し、この結果、糞尿を有効にリサイ...