1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 8) 乾乳から泌乳初期までの給与飼料の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響の解明
摘要 乳牛の健全性向上及び酪農経営の大規模化にともなう乾乳牛の集団管理に対応した、乾乳から泌乳初期までの新たな管理技術の開発を行った。 その結果、乾乳期を45日とし、日本飼料標準・乳牛(2017年版)のTDN...
摘要 生育ステージ予測モデルは、出穂期の予測式の推定誤差が-1~+4日であった。標準的な穂肥施用をするための幼穂形成期の地上部窒素吸収量の適正範囲は4月20日移植で3.9~7.0kg/10aであった。全量基肥施用技...
スマート農業機械を活用した農林畜産物生産の省力化と効率化を推進する試験・研究開発 4 畜産のスマート農業 (2)生産性を向上させるためのウェアラブルセンサーによる牛群管理技術
摘要 目的:牛の発情発見は飼養者の観察により行われるが、大規模化による頭数増により見逃される牛が多くなっている。発情発見機装置の精度を調査し、観察の省力化と経済性を明らかにする。 成果:発情発見装置...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 8) 乾乳から泌乳初期までの給与飼料の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響の解明
摘要 乳牛の健全性向上及び酪農経営の大規模化にともなう乾乳牛の集団管理に対応した、乾乳から泌乳初期までの新たな管理技術の開発を目指す。 R3年度は、R2年度に引き続き乾乳期の配合飼料の給与水準につい...
摘要 生育ステージ予測モデルについて、出穂期の予測式の適応性が本年度の気象条件において確保できた。 生育診断方法について、「粒すけ」では窒素保持量がある程度多くなると、茎数の増加が止まることが示...
大規模化等による収益性の高い農業のための農業生産基盤整備技術の開発
摘要 ほ場水管理システムの設置台数が増加した場合の改善等に関わる重要なユーザー意見を把握した。ほ場―水利施設連携型水管理システム(iDAS)の茨城県の実証事業でポンプ出力の削減効果の検証と20 台の自動給水...
大規模酪農経営における牛加速度センサー・咀嚼計等を活用した省力牛群管理技術の確立
摘要 【目的】酪農経営の大規模化に対応し、発情発見の精度向上や体調不良の早期発見等による経営管理の向上を図る。、【予定成果】加速度センサー、咀嚼計等のセンサーデータにより、群管理における発情発見の精...
環境保全型水稲栽培の推進に向けたIWMの実践支援(平21~23,県単)
摘要 目的:本県では水稲の環境保全型特別栽培への取り組みが作付面積の4割を超え、今後さらなる取り組 みの拡大が図られている。しかし近年、新たな水稲用除草剤スルホニルウレアへの抵抗性雑草オモ ダカの蔓...
摘要 稲作の省力・低コスト化、大規模化のため開発されたロングマット水耕苗移植栽培技術の実用化を推進するため、初期害虫の防除法を検討した。現行の移植栽培で広く普及している育苗箱殺虫剤施用技術をロングマ...
豚における栄養制御による窒素・リン排出量の低減技術のシミュレーション(126)
摘要 1997年の豚飼養頭数上位9自治体の,豚生産者1件あたり,糞尿中への1年間に排泄される窒素量とリン量を計算し,47都道府県の平均値と比較した.豚生産者1件あたり排泄糞尿中の窒素とリン量が全国平均以下であ...
摘要 茨城県新利根町太田新田地区の水稲乾田直播圃場周辺において有害鳥の個体数と被害実態を経年的に調査した。キジバトやスズメによる稲籾の食害は確認されたが、鳥害によって統計的に有意に苗立ち数が減少した...
摘要 放置林問題はわが国のこれまでの林業,森林政策の限界を示すもので,今後の林業,森林行政を方向付ける際に重要とされるその増加の背景と発生のメカニズムを明らかにすることを目的にした。放置林を森林施業...
摘要 11年の乾田直播水田においては、銃器による有害鳥獣駆除の実施を播種後約1週間遅らせたが、これまでと同様に鳥害による苗立ち数の減少は検出されなかった。主な加害鳥であるキジバトは播種後1週間目頃に直播...
摘要 10年は乾田直播面積を拡大した新利根町太田新田では鳥害による苗立ち数の減少はほとんど認められず、主な加害鳥であるキジバトとスズメは、イネの播種期には主に麦畑で採餌していたことがわかった。11年...
用排水需要変化を考慮した水利計画サブ・システムの開発(101)
摘要 農業用水の今後の需要変化予測を行った。農業用水の需要は減反面積の割合に大きく左右される。平成13年以降WTO次第では農産物の輸入拡大になる可能性がある、減反率が平成9年より大きくなった場合、肥...
摘要 稲作の省力・低コスト、大規模化を図るため開発されたロングマット水耕苗移植技術の実用化と体系化に必要な初期害虫の防除技術の確立を目指す。10、11年は育苗箱処理剤を施用したロングマット水耕苗を移...
摘要 既存の施工法及び設計法では施工に不安が残る、漁港構造物の大規模化、特殊断面化、施工の大水深化、大量化などに対処するため、現地と密着した確実な施工が行える施工管理システムを開発した。開発した施工...
摘要 北陸地域の水田地帯では経営の大規模化や圃場整備が進んでいるが、厳しい稲作情勢から、転換畑での野菜等の高収益作目の導入が要請されている。畑地化促進は、土壌水分の低下と空気酸化を基本とするが、次の...
摘要 1980年代後半から高性能林業機械を装備した「高能率事業体」の設立が各地でみられている。高知県嶺北流域は「流域管理システム」の先進地として知られるが、このような事業体を中心に林業生産の維持・発...
摘要 近年、国内の酪農家の大規模化が進行していることから、乳牛の飼養管理全般に対する省力化、軽労化を押し進める必要が生じている。フリーストール等の群管理では、牛群内における個体の乾物摂取量を制御する...