森林生物の多様性と機能解明に基づく持続可能性に資する研究開発
摘要 周食散布型の樹木及び貯食散布型の樹木では、春夏結実の種では母樹より高標高(気温がより低い場所)に、秋冬結実の樹種では母樹より低標高(気温がより高い場所)に種子が散布されていることを明らかにした...
摘要 ・ 環境DNAによる生物多様性評価手法について、鳥類、魚類、節足動物の調査に適したDNAバーコーディングプライマーを設計し、既往の野外生物相調査結果との照らし合わせ等により妥当性を確認した(N.I.P.)...
摘要 ・ サツマイモ基腐病抵抗性の強い品種育成に向けて、育成途中の系統の抵抗性評価を行うことにより、基腐病抵抗性に優れる焼酎用新品種候補系統「九州200号」を予定より1年前倒しで品種登録出願した。基腐病...
多様化するリンゴ病害虫の発生に対応した防除技術に関する試験・研究開発
摘要 目的:黒星病及びハダニ類の天敵であるカブリダニ類の薬剤感受性を明らかにするほか、県病害虫防除暦に採用する薬剤の効果や対象害虫の生理生態を把握する。 成果:①黒星病に対して「ミギワ20フロアブル」や...
摘要 近年,海洋汚染問題が大きく取り上げられ,中でも難分解性であるプラスチック類については,水産資源への大きな影響が懸念され,緊急的に取り組むべき政策的課題となっている。特に微細なマイクロプラスチ...
摘要 変化する漁場環境を早期に把握するために,県沿岸域(気仙沼湾,志津川湾,松島湾)及び内水面漁場(鳴瀬川,広瀬川等)において,水質調査や底質調査,生物モニタリング調査を定期的に行う。また,効率的...
摘要 目的: 近年,施設園芸分野では,センシング技術やICT技術が急速に発展しており,生産現場でも環境モニタリングや環境制御機器の導入およびクラウドサービスの導入事例が増え,スマート化が進んでいる。現...
6 恵まれた漁場環境の維持・保全に関する技術開発 (2) 県漁場環境保全方針に定める重点監視水域(大船渡湾・釜石湾)の環境に関する研究
摘要 目的:県漁場環境保全方針に基づき、重点監視区域として湾口防波堤が設置されている閉鎖性の高い大船渡・釜石湾内において、漁場環境に影響を与える水質や底質を毎年モニタリングし、その変化を漁場関係者に...
4 水産資源の持続的利用に関する技術開発 (2) 定置網及び漁船漁業における主要漁獲対象資源の持続的利用に関する研究
摘要 目的:回遊性資源及び地域性漁業資源について、国及び関係都道府県の研究機関と協力して調査を実施し、資源量水準の評価と加入動向予測、及び沿岸漁船漁業における現状評価を実施し、多様で持続的な沿岸漁船...
4 水産資源の持続的利用に関する技術開発 (1) 漁業生産に影響を与える海況変動に関する研究
摘要 目的:各種データを多面的に解析し、海洋環境の変動特性の解明及び海況予測の精度向上、漁船漁業や養殖業の日常業務に対する情報面からの継続支援により、漁場探査効率の向上や的確な養殖管理を通じて安定し...
3 生産性・市場性の高い産地形成に関する技術開発 (1) 秋サケ増殖に関する研究
摘要 目的:回帰予測の精度向上を図り、安定した秋サケ増殖事業の実践に資するほか、近年の資源変動要因の解明に寄与する。また、最適な飼育環境の検証と併せて、沿岸の高水温化に対応した飼育放流方法の技術開発...
2 食の安全・安心の確保に関する技術開発 (1) 二枚貝等の貝毒に関する研究
摘要 目的:貝毒原因プランクトン等のモニタリングにより貝毒発生予測を行うとともに、海域の低毒化技術開発として国立研究開発法人水産研究・教育機構の協力を得ながらゴカイ等の底生生物を活用した麻痺性貝毒原...
生体センサーを活用した乳用牛群管理モニタリングシステムの開発
摘要 大規模農場の飼養管理強化に資するため、新たな生体センサー等を乳牛に装着し、疾病の発生予測及び対応技術を開発
摘要 目的:農家の営農活動が土壌の理化学性に及ぼす影響を土壌調査と土壌管理実態調査の両面から継続調査し、県内土壌の理化学性の実態と変動傾向を明らかにするとともに、土壌施肥管理に関する指導の資とする。...
摘要 GNSSを活用した自動操舵技術やリモートセンシングを活用した生育モニタリング等のスマート農業技術の導入実証を行い生産技術一貫体系の確立に向け取り組む。
摘要 目的:小川原湖の水産物への異臭被害の軽減に向けて、異臭原因とされる糸状藍藻類の発生状況及び発生環境を把握する。 成果:小川原湖3定点、内沼・姉沼各1定点において糸状藍藻類発生モニタリング(カビ...
摘要 目的:海況自動観測システムと茂浦定地観測によりホタテガイ等重要水産資源の漁業生産基盤である陸奥湾の海洋環境、漁場環境のモニタリングを行い、得られた情報を陸奥湾海況情報として提供する。 成果:シ...
摘要 目的:重要な水産資源の分布状況をモニタリングする。 成果:オッタートロール調査により、マダラとスケトウダラの0歳魚と1歳魚の現存量を推定した。R3年の現存量は、過去15年間と比較し、いずれも低調であ...
摘要 本県の藻場は継続したウニ駆除活動により拡大傾向にあるものの、残された課題である植食性魚類対策として先行漁獲技術の適用及び開発を行うとともに、効率的なモニタリング方法を確立する。
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 1 衛星等による水稲の生育モニタリング (1)衛星を利用した水稲の生育モニタリング技術の開発
摘要 目的:新型衛星等の画像を利用し、生育モデルを作成する。 成果:幼形期の窒素吸収量を栄養診断基準と線形回帰式を利用した手法で算出した。さらに、9俵を目安とした窒素吸収量の時期別目標値を設定した。