摘要 ・ 低コスト大規模輪作体系確立のための資材の削減と多収輪作体系の開発として、水稲乾田直播において尿素分施による肥料費削減に取り組み、一般的な緩効性肥料利用に比べて施肥コストを10%削減しつつ、収...
露地野菜の生産拡大を可能とする地域特性に応じたスマート農業体系の開発
摘要 目的: 佐賀県では、タマネギやキャベツなどの露地野菜を重点品目として作付推進を図っており、平坦部から中山間地までのそれぞれの特性に応じた生産技術の確立、また、新品目の選定と安定生産技術の確立が必...
リモートセンシングを用いた土壌環境の適正化に対応した播種適期の広い大豆品種の導入
摘要 目的:大豆品種「フクユタカ」の低収を改善するため、早播適性を有する品種を検索・選定する。 成果:6月下旬播種できる短節間系統を複数供試し、複数の播種期で評価を行い、それぞれの特性を調査した。
センシング技術の活用による大豆・小麦の高位安定生産技術の開発
摘要 目的:大豆では早播栽培に適した品種選定や乾湿を最適化するためのほ場の排水性等の改善、麦類では収量性の高い品種等の導入に向けた生産技術の開発を行う。同時に気象データや土壌水分等のセンシングデータ...
摘要 目的: 「米政策改革基本要綱」のもと、中食・外食等のニーズに応じた生産と安定取引の一層の推進が図られているところであるが、小規模・兼業農家が多い水稲の生産現場ではこのような業務用途に向けた水稲...
摘要 目的:大規模生産者で導入が進んでいる高速作業が可能なパワーハロー(垂直軸耕耘)に畦立機能を付加した耕耘同時畦立播種機を開発する。さらにICTを活用した走行システムを組み込むことで高速播種システムを...
摘要 日平均気温を基にした「千葉半立」と「千葉P114号」の開花期予測モデルを作成した。年次、地域、播種日が異なってもRMSEが2日程度の範囲で開花期の推定が可能であった。 日照不足を想定した遮光試験の...
リモートセンシングを用いた土壌環境の適正化に対応した播種適期の広い大豆品種の導入
摘要 目的:大豆品種「フクユタカ」の低収を改善するため、早播適性を有する品種を検索・選定する。 成果:6月下旬播種できる短節間系統を複数供試し、7月適期、8月晩播の3時期の播種を行い、それぞれの特性...
摘要 9月播種における「冬自慢」の根重予測モデルは、積算温度、抽根部の根長を説明変数としたモデルの予測精度が最も高く、「福誉」や「冬侍」でも根重が予測可能であった。 台風害を想定した再現試験の結...
【埼玉スマート農業研究開発事業】 省力で環境負荷の低いレンゲ稲作体系の確立
摘要 ドローンにより省力的にレンゲを播種・生育させ、空撮により生育をモニタリングし、レンゲのすき込み時期や水稲の施肥を判定する技術を確立し、省力的な乾田直播栽培と組み合わせることでレンゲ稲作のこれま...
摘要 目的:養豚、養鶏、自給飼料生産利用に関しての課題に対応するため、安価なICT機器等活用技術の開発、良質自給粗飼料の生産性向上技術及び飼料用米・エコフィード等の活用技術の開発、畜産環境問題への対応...
摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
摘要 ・ サツマイモ基腐病抵抗性の強い品種育成に向けて、育成途中の系統の抵抗性評価を行うことにより、基腐病抵抗性に優れる焼酎用新品種候補系統「九州200号」を予定より1年前倒しで品種登録出願した。基腐病...
摘要 ・ 作付け前歴の違いが耕うん作業に及ぼす影響では、畑作跡地では1回の耕うん作業によって70%以上の砕土率を確保できることを明らかにした。砕土率が確保された条件では、農機研等と共同開発中の大豆用高速...
摘要 ・トウモロコシの播種、防除の体系化試験 ・イタリアンライグラスの播種、防除の体系化試験 ・飼料収穫時期の予測の検討 キーワード スマート畜産、ロボトラ、ドローン
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (1)-1寒冷地に対応した高密度播種苗による移植栽培技術の確立(プール育苗)
摘要 高密度播種苗のプール育苗について検討し、入水時期は苗質からみて出芽揃期及び1回目の潅水時が適当であることを明らかにした。
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (1)-2寒冷地に対応した高密度播種苗による移植栽培技術の確立(育苗期の施肥管理)
摘要 高密度播種苗の育苗期の施肥について検討した結果、施肥量は箱当たり窒素施肥量を慣行より0.5~1.0g増肥することで育苗日数が長期化する場合の苗の老化対策に有効である可能性が示唆された。
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (1)-3寒冷地に対応した高密度播種苗による移植栽培技術の確立(疎植栽培)
摘要 高密度播種苗と疎植栽培を組み合わせた収量比は慣行栽培比96~97%だが、収量と使用苗箱数による育苗費の削減を加味した収益性は、慣行栽培に対して高密度播種苗坪70株>同坪50株>同坪37株の順に高いことを...
摘要 高密度播種苗での飼料用米品種「ゆたかまる」の疎植栽培適性を検討した。慣行栽培に比べて生育量及び㎡当たり穂数が劣るが一穂籾数が多く粗玄米重が同程度であり、疎植栽培適性は高いと考えられた。また、異...
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (1)-5寒冷地に対応した高密度播種苗による移植栽培技術の確立(初期生育の確保)
摘要 高密度播種苗の初期生育確保について検討した。水管理としての飽水管理は、夜間の地温が低下したことで活着時の発根量が劣る結果であった。また、代かきの早晩が初期生育に及ぼす影響は判然とせず、試験区内...