DNAマーカーを利用したイネトビイロウンカ抵抗性遺伝子の連鎖解析(186)
摘要 bph11(t)を持つIR54742(GSK178-5)にヒノヒカリを戻し交雑した後代BC4F1、BC4F2を用いて、トビイロウンカ抵抗性検定と145個のRFLPマーカーによる選抜を行いG1318、R1925以外のマーカーで、すべてのマーカー...
摘要 トビイロウンカは中国大陸から、毎年梅雨期に西日本に飛来し、多大な被害をもたらす重要害虫である。この防除には有効な抵抗性遺伝子を利用することが重要であるが、日本稲に導入されたトビイロウンカ抵抗性...
摘要 ジーンバンク保有の系統のなかには、まだ日本の小麦育種に利用されていない赤さび病抵抗性遺伝子が存在するので、その遺伝資源を明らかにするとともに、抵抗性遺伝子の栽培品種への導入を図る。11年度は、...
摘要 作物ウイルス病の防除において抵抗性品種の利用は最も有効な方法であるが、抵抗性の分子機構はほとんどわかっていない。また、従来の交雑育種で利用できる遺伝子源は限られている。本研究では、ウイルスや植...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発(129)
摘要 スルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性の発現機構を解明するために、抵抗性の簡易検定方法を開発し、抵抗性遺伝子の解析を行った。タケトアゼナでは、若い葉を使用すること、葉を反応液に浸して静置する...
摘要 300品種・系統を供試して、それぞれ26℃及び20℃条件でうどんこ病抵抗性検定を実施した。その結果、44品種・系統が26℃条件で抵抗性を示し、このうち、4品種・系統は20℃条件でも抵抗性が認められ...
摘要 ハイグロマイシンB抵抗性遺伝子をマーカーとするプラスミドpSH75を利用したREMI法により、メロンつる割病菌レース2から得た3株の形質転換株(病原性変異系統)の病理学的性質を調査した。3株の...
イネ属種間交雑によるトビイロウンカ高度抵抗性導入領域の分子生物学的解析に関する研究(192)
摘要 O.officinalisからトビイロウンカ抵抗性を導入したIR54742-23-19-16-12-3を使用した。ヒノヒカリ/IR系統のF1にヒノヒカリを戻し交雑し、その後代で、トビイロウンカ...
摘要 9年度は、メコンデルタを中心にベトナム全土からイネの主要病害である白葉枯病の罹病標本を収集し、各分離菌株の国際判別品種に対する病原性検定を実施した。ベトナムには6種の異なるレースの分布が確認さ...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(38)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている品種の持つ抵抗性遺伝子を感受性の栽培品種Wilisに導入するため,戻し交雑を4回行った(B4F1)。戻し交雑を3回行った系統(...
摘要 現在、植物ウイルスは世界で約800種類報告されており、農作物に大きな被害をもたらしている。植物ウイルスによる被害を予防することを目的として、分子育種に利用するためウイルスに対する新しい抵抗性遺...
摘要 いもち病抵抗性遺伝子を有する外国稲と日本稲の組み合わせによるいもち病抵抗性に関する準同質遺伝子系統の育成を進めた。また、異種ゲノム導入系統(農林29号(4n)/O.officinalis//コ...
摘要 メロンつる割病菌にはレースとよばれる病原性変異系統があり、抵抗性品種の利用などの防除面に複雑な影響を及ぼしている。そこで病原性関連遺伝子を検索し、病原性変異機構の解明や遺伝子診断技術の開発に資...
DNAマーカー利用のハクサイ根こぶ病抵抗性検定法の確立(348)
摘要 8年度は、‘Homei P09 × Siloga S2’のF1小胞子由来の35のDH系統を用いて病原性の異なる5菌に対する根こぶ病抵抗性(CR)検定を行った。5菌に対するCR反応に、DH系統間で...
摘要 本研究は大豆落葉病抵抗性検討法を確立するとともに抵抗性遺伝子源を広くスクリーニングし、抵抗性育種素材を開発することを目的に実施した。採種可能な抵抗性検定方法を検討した結果、茎を割らずに葉柄基部...
摘要 近年根こぶ病抵抗性品種(CR品種)がり病化する事例が増加しており、CR品種を侵す根こぶ病菌を用いた抵抗性育種も始められている。しかしこの新抵抗性品種も侵される事例が認められており、現状の育種方...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(156)
摘要 6年度は農研センター、東北農試、北陸農試、中国農試、九州農試で育成した新形質米の14育成系統について、隔離温室内で、葉節接種検定法により葉、穂いもちに対する圃場抵抗性の評価を行った。供試系統で...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(138)
摘要 農研センター、東北農試、北陸農試、中国農試、九州農試で育成した新形質米の21育成系統について、隔離温室内で、細管を用いた分生胞子懸濁液の葉節接種検定法でいもち病に対する圃場抵抗性程度の評価を行...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(156)
摘要 農研センター、東北農試、北陸農試、九州農試で育成した新形質米の13新育成系統を用い、隔離温室内で、いもち病抵抗性の簡易検定法の開発、各系統の圃場抵抗性程度の評価を行った。葉いもちに対しては毛細...
摘要 イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子の連鎖分析を行うために、F1種子[St.No.1(縞葉枯病抵抗性品種育成の中間母本)×農林8号(感受性品種)、昨年度作製]を播種・栽培し、F2種子集団を得た。また、連鎖...