摘要 CRb遺伝子については、推定座乗領域をカバーするフォスミドクローン3つのうち2つについてほぼ全長の塩基配列を決定した。抵抗性ゲノムには、病害抵抗性遺伝子に特有のNB-LRR構造をもつ複数の遺伝子がタ...
マップベースクローニング法によるキュウリの黄化えそ病抵抗性遺伝子の単離
摘要 第3連鎖群のQTL領域において組換えが生じているF4個体を用いて、黄化えそ病抵抗性検定を2回実施し、発病程度とマーカー遺伝子型の関係を調査した。また、抵抗性系統「キュウリ安濃4号」を用いてBACライブ...
硬質小麦タマイズミの縞萎縮病と穂発芽抵抗性を強化した「スーパータマイズミ」の開発
摘要 作物研究所が作出した、「タマイズミ」を遺伝的背景にもち、ABA分解酵素変異型遺伝子と小麦縞萎縮病抵抗性遺伝子(YmIb)をあわせもつ40の倍加半数体(DH)系統のうち、立毛で予備的に選抜した20系統につい...
摘要 茎疫病抵抗性に関するDNAマーカーの開発に向けて、圃場抵抗性保有集団において連鎖地図の拡充を行う。これらの集団で圃場抵抗性検定とQTL解析を行い、抵抗性遺伝子に連鎖したDNAマーカーを開発する。このマ...
摘要 目的:イチゴ炭そ病抵抗性に連鎖したDNAマーカーを開発・活用し、炭そ病抵抗性を持った優良系統を効率的に選抜・育成する。 、成果:炭そ病の抵抗性検定法として、シャーレ内のマンニトール培地上で、効...
摘要 単為結果性(P)の1系統と青枯病(Bw)・半枯病抵抗性(Fw)をもつ2系統の交雑F2集団(F02系、F03系、各約500個体)から、P、Bw、Fwを併せ持つ38個体を選抜した。これら選抜個体にとげなし性(Sl)品種を交雑...
摘要 コムギ赤かび病抵抗性遺伝子を正確にマッピングするため、春まき小麦品種「春よ恋」を遺伝背景として3箇所の染色体領域(6B、2D、5A)についての準同質遺伝子系統(NIL)の育成を進めた。また、NIL72系統を...
麦類における有用遺伝子の同定・機能解明と品種改良に向けたDNAマーカーの開発 TRG1006 コムギ赤かび病抵抗性遺伝子の同定
摘要 a試験目的:コムギ赤かび病抵抗性遺伝子を単離する。 、b試験方法: 遺伝子単離のための解析用大規模集団を養成する。 、 c 成績の概要: 「蘇麦3号」型の6B領域が多く残存し、かつ6B以外の遺伝背景が...
周年安定供給が可能な高品質のバレイショ品種及びその管理技術の開発
摘要 エチレン処理による長期貯蔵技術の開発に関しては、細胞の縦軸方向への伸長抑制により芽の伸長が抑制されることを明らかにした。また、伸長抑制の程度には品種間差があることを明らかにした。 油加工適性に...
摘要 単為結果性(P)の1系統と青枯病(Bw)・半枯病抵抗性(Fw)をもつ2系統の交雑F2集団(F02系、F03系、各約500個体)から、P、Bw、Fwを併せ持つ38個体を選抜した。これら選抜個体にとげなし性(Sl)品種を交雑し...
温暖化により発生地域の増加が予想される冠さび病に抵抗性を持つイタリアンライグラス品種の育成
摘要 2倍体早生系統については、冠さび抵抗性検定、DNAマーカーおよび圃場で選抜したHAR-P2(14系統)および抵抗性検定と DNAマーカーで選抜し世代促進を行なったHAR-G4(5系統)から、 6遺伝子7系統を選抜した...
生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
摘要 雑草動態モデルの汎用化に関しては、a)「耕地雑草の個体群動態モデルプロトタイプ」を拡張し,米ムギ二毛作及び水田輪作ダイズにおいて共存する2草種の動態を同時に試算するモデルを作成した。b)不確実性を...
35 水稲品種改良試験 (3)水稲新品種の育成に関する基礎試験 (3)極早生・早生のPia、Pii穂いもち抵抗性基準品種の作出
摘要 目的:極早生・早生品種に、いもち病真性抵抗性遺伝子型(以下、遺伝子型)Piaの中生穂いもち抵抗性基準品種を戻し交配した系統から、遺伝子型Piaの極早生・早生熟期の穂いもち抵抗性基準品種を選抜する。 ...
ダイズ茎疫病抵抗性遺伝子に連鎖したDNAマーカーと育種素材の開発
摘要 1)全国各地の茎疫病菌を採種し、多くの茎疫病菌レースに抵抗性を示すダイズ品種として、「ゲデンシラズ1号」、「PI103091」、「ワセシロゲ」を選定した。既知の真性抵抗性遺伝子をもつダイズ品種の反応か...
1123-2 ジャガイモ疫病抵抗性DNAマーカーの開発と利用
摘要 バイオマス原料用品種では低コストで栽培するために多収に加えて農薬費の削減が必要である。疫病は防除回数が多く、抵抗性を付与することにより農薬費および労働時間の削減が可能となるが、従来の抵抗性の検...
摘要 ネコブセンチュウ抵抗性トマトの育成に向け、抵抗性を識別するDNAマーカーを開発する。Mi3抵抗性遺伝子座に連鎖したDNAマーカーの開発・改良を行い、形質分離系統を含む23系統・品種のネコブセンチュウ抵...
DNAマーカー等を利用した効率的な病害抵抗性黒大豆品種の育成
摘要 目的:DNAマーカー等を利用して病害抵抗性品種の早期選抜および育成を行い、黒大豆生産の高位安定化を図る。 成果:茎疫病抵抗性系統と丹波黒を交配し、丹波黒の遺伝的背景を高めた 。茎疫病抵抗性遺伝子に...
摘要 目的:水稲の優良品種を育成する。、成果:(1)交配:一般粳米26、酒米8、糯米4組合せの交配を実施し、すべての組合せから稔実種子を得た。、(2)世代促進:08年交配22組合せ、09交配37組合せF1世代及び0...
高精度DNAマーカーを利用した馬鈴しょ複合抵抗性品種の開発強化
摘要 目的:中央農試で開発されたジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子およびPVY抵抗性遺伝子のDNAマーカーを用いて、両病害虫に複合抵抗性を持つ品種の開発を強化する。、成果:、 (a) 交配:ジャガイ...
摘要 安全性の高い食糧生産に適応する病害虫抵抗性の水稲を葯培養により作出する。また、リコペン等の機能性成分が向上し、病害虫抵抗性のトマトを胚培養により育成する。、 水稲では、遺伝子工学研究室が開発...