ゲノム情報等を活用した薬剤抵抗性管理技術の開発;薬剤抵抗性水稲病原菌の高感度検出・定量法と簡易検定法の開発
摘要 アブラムシの感受性検定作業の効率化を目的に、市販品を用いて普及センター等でも容易に取り組める簡易検定法を開発した。簡易法に供するきゅうり等の鮮度は96時間以上保持できるため遅効的な薬剤の評価も可...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発(118)
摘要 近年寒冷地を中心に問題となっているスルホニルウレア系除草剤抵抗性雑草について、その迅速検定法の開発と抵抗性機構の解明を行った。スルホニルウレア系除草剤はアセト乳酸合成酵素をターゲットとする除草...
摘要 穂いもちに対する強圃場抵抗性品種の育成を容易にするために、切り穂を用いた簡易なイネ品種の穂いもち圃場抵抗性検定法を開発した。すなわち、穂揃い期に穂を止葉を付けて第1節目で切り取り、この切り穂に...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発(129)
摘要 スルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性の発現機構を解明するために、抵抗性の簡易検定方法を開発し、抵抗性遺伝子の解析を行った。タケトアゼナでは、若い葉を使用すること、葉を反応液に浸して静置する...
摘要 穂いもちに対するイネ品種の圃場抵抗性の検定は気象条件や分布するいもち病菌レースの影響を受ける本田で行われているため、効率的に進んでいない。 また、簡易で精度の高い本抵抗性検定法の欠如は、抵抗性...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(178)
摘要 ダイズ黒根腐病について、幼植物段階で判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、既知の品種より高度の抵抗性を有する品種や系統の選抜を試みた。その結果、播種後約3週間で抵抗性程度が...
水稲の耐虫性利用によるツマグロヨコバイ制御技術の開発(80)
摘要 水稲の耐虫性を利用したツマグロヨコバイの効率的な制御技術を開発し、農薬の使用量を軽減するなど環境保全型稲作技術の確立を図ろうとした。耐虫性品種・中間母本・育成系統の導入ならびに評価を行い、耐虫...
いもち病菌の病原性分化の解明と抵抗性の効果的利用法の開発(113)
摘要 抵抗性品種によるイネいもち病の防除法確立のため、イネ品種・系統のいもち病圃場抵抗性の変動、穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法およびイネ「中部32号」の有する葉いもち強圃場抵抗性の遺伝様式を検討した...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発
摘要 近年寒地・寒冷地を中心にミズアオイやアゼナ類でスルホニルウレア系除草剤(SU剤)に抵抗性を示す水田雑草が出現しており、それらの動向解析が求められている。9年度はSU剤抵抗性型を簡易に検定する手...
摘要 コナジラミ類の栄養生理解明のため、各種温度条件下での絶食耐性、蒸留水および各種糖類水溶液での生存期間を調べるとともに、摂食阻害活性の簡易検定法を開発する。シルバーリーフコナジラミは、スクロース...
摘要 コナジラミの栄養生理の解明に基づき耐虫性物質の簡易検定法を開発する。7年度には、栄養及び摂食を刺激あるいは抑制する物質として重要である糖の種類と濃度を変えて、シルバーリーフコナジラミ雌成虫に吸...
摘要 雑草の薬剤抵抗性は除草剤による水田雑草の効率的防除を進める上で障害となる。この性質は出芽などに関わる生態的特性と、代謝などの生理的特性の遺伝的変異に起因する。多様な農業生態系に適応した雑草の薬...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用
摘要 土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっているダイズ黒根腐病について、幼植物段階で個体別に判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、現在までに認めら...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(156)
摘要 6年度は農研センター、東北農試、北陸農試、中国農試、九州農試で育成した新形質米の14育成系統について、隔離温室内で、葉節接種検定法により葉、穂いもちに対する圃場抵抗性の評価を行った。供試系統で...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(138)
摘要 農研センター、東北農試、北陸農試、中国農試、九州農試で育成した新形質米の21育成系統について、隔離温室内で、細管を用いた分生胞子懸濁液の葉節接種検定法でいもち病に対する圃場抵抗性程度の評価を行...
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国で発生し、ダイズの安定生産を阻害する重要要因となっている。本病に対して有効な防除法としては、熱水土壌消毒法、田畑輪換等による生態的制御技術が...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(156)
摘要 農研センター、東北農試、北陸農試、九州農試で育成した新形質米の13新育成系統を用い、隔離温室内で、いもち病抵抗性の簡易検定法の開発、各系統の圃場抵抗性程度の評価を行った。葉いもちに対しては毛細...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(116)
摘要 新しく開発した葉節接種圃場抵抗性簡易検定法により、農研センター、東北農試、北陸農試、九州農試で育成された16品種・系統について葉・穂いもちの圃場抵抗性検定を行なった。検定系統の内3菌株は供試1...
摘要 イネカラバエは北日本では年2世代,その他の地域では年3世代を経過する。2化系統は自然条件下での幼虫期間が50日以上と長く,また,幼虫の発育のためにはイネの幼穂の摂食が不可欠と考えられていた。2...