リンゴわい化栽培向け優良大苗の生産・規格検定・流通技術の開発 2.大苗の規格基準と規格検定技術の開発
摘要 これまでに開発された栄養診断技術を用いて、サイズばかりでなく内部品質も含めた規格基準の策定と簡易な検定技術の開発及びその実証を行う。 ・でんぷん簡易測定法は定法と相関は高いが、高い値(1.5倍...
摘要 CCDラインカメラのシステムの実証試験を行い画像のぶれを大幅に改善した。また、空洞化したコンクリート供試体を対象に電磁気を用いた非破壊調査を適用し、その検出精度を確認するとともに凍害を受けた農業...
摘要 国及び育種指定試験地で育成中のチャの栄養系について裂傷型凍害の抵抗性を検定している。系統第10群、系統第11群について本年度は検定した。10群におけるほ場での自然発生は、認められなかった。人為低温...
摘要 国及び育種指定試験地で育成中のチャの栄養系について裂傷型凍害の抵抗性を検定している。系統第9群、系統第10群について本年度は検定した。ほ場における自然発生は10群において2月中旬で、枕崎28・30号...
大規模経営による低コスト生産技術開発試験 1 高品位・安定多収・低コスト生産技術の開発 (3)浜通りにおける乾田直播栽培技術の確立 エ 乾田直播における生育目標および診断技術の開発
摘要 乾田直播栽培に適した「あきたこまち」の生育相、生育診断指標作成の基礎データを得る。本年は冷害年であったため苗立ち数が少なかった。m2籾数と幼穂形成期の生育量は比例し、さらに玄米タンパク含有率と...
6 ITを活用した生育診断・予測モデルの高度化による良質米生産支援システムの構築 (1) 気象情報を利用した水稲生育予測モデルの構築
摘要 (i) 生育ステージ・冷害危険期予測式の作成 「つがるロマン」、「ゆめあかり」の生育ステージ(穂首分化期、幼穂形成期、出穂期)及び冷害危険期の予測式を作成した。 予測手法として、中央農研で開発され...
摘要 冷害回避の基本・応用技術の選定手順を解明することを目的とし、次の成果を得た。■ 葉齢進度、幼穂発育と玄米発育の予測モデルを用いて、71アメダス監視地点の冷害回避のための安全作期情報を作成してホーム...
摘要 いもち病の総合防除意思決定支援システムならびに広域的監視技術を開発することを目的とし、次の成果が得られた。■穂いもちの感染源となる上位3葉の葉いもちに対するイネの感受性は、20℃以下で大きくなる。...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(57)
摘要 水稲生育状態や各種障害の計測と広域診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■ 水稲群落の分光反射スペクトルは、茎葉が増加する栄養生長期間と生殖生長期間、穂による反射が加わる出...
摘要 水稲の収量成立を物質生産と形態形成の両面からモデル化し、新しい生育予測・作柄診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■活着後最初の葉齢調査データと最寄りのアメダス地点の日平...
摘要 アメダス気象データを用いた作柄診断モデルと類似年検索手法を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■ 冷害危険度、稲作の重要度などを考慮して71アメダス監視地点を設定して、時別・日別の気...
摘要 冷害時におけるいもち病発生の予測精度を高めるために、2つの基幹技術を開発する。■いもち病の総合防除意思決定支援システムの開発:12年度には低温状態における水稲のいもち病菌に対する感受性の変動を...
低温ストレス下におけるイネのいもち病多発要因の量的評価(302)
摘要 冷害時にはイネの体質が変化し、いもち病に罹りやすくなる現象は古くから知られているが、その定量的解析や感受性が変化する機構は解っていない。このため、冷害年の発生予察等に問題を残している。本研究で...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(56)
摘要 地上における近接リモートセンシングにより葉いもちおよび穂いもちの感染によって反射率が特異的に変化する波長域を明らかにし、被害度を判別するためのスペクトル指標を作成した。また、人工衛星や航空機多...
摘要 東北の基幹品種の生育監視に適用する止葉展開期までの発育ステージを主稈葉齢で予測するモデルを作成した。本モデルでは、主稈葉齢が1進むに必要な10~24度の有効積算気温を出葉速度とし、生育時期別に3分...
摘要 アメダス1キロメッシュ気象情報を用いて葉いもち予察情報による広域監視システムを開発し、その有効性を検討した。今期は高温多照でいもち病の発生が少なかったために有効性の検討はできなかった。またアメ...
摘要 東北太平洋側10カ所にポット栽培した3品種を配置し、生育、気温、水温を測定し、そのデータに基づいて水田と最寄りのアメダス地点の気温差異、気温と水温の相関、水温が発育速度に及ぼす影響等を検討した...
リモートセンシングによる稲作環境と水稲生育情報の収集と広域診断技術(71)
摘要 登熟の進展に伴う稲群落の分光反射率の変化について、穂と茎葉のそれぞれと群落・個体の分光特性を精査した。穂では黄熟期からクロロフィルa,bが崩壊するため、600nm-700nm付近の反射率が高く...
摘要 同伸葉・同伸分げつ理論に基づく穂数の決定過程の診断手法を検討した。それによると有効穂数を予測するためには、最高分げつ期から出穂期までの日射量と気温が有効茎歩合に及ぼす影響を数量的に評価する必要...
摘要 気温1キロメッシュデータ利用システムは、生育各時期の冷温障害発生危険地帯を特定や成熟期の推定などに有効に活用できた。また、有効積算気温法による障害型冷害危険期と被害程度は、幼穂形成期を基点とし...