生物的防除資材として有望な土着天敵オオメカメムシの餌探索・捕食能力評価
摘要 i)天敵の実験でモデル害虫としてよく用いられるスジコナマダラメイガ卵を餌とし、4種作物(イチゴ、トマト、ピーマン、インゲン)上でオオメカメムシの捕食量を調査した結果、イチゴとピーマン上では捕食...
摘要 目的:臭化メチル代替薬剤を用いた効果的な土壌消毒技術を開発し、土壌消毒後の防除効果の持続性を明らかにする。また、有用微生物等によって誘導される抵抗性を活用して土壌病害に対する防除効果の向上、安...
摘要 水稲作における除草剤使用量の低減をはかるために、水田雑草の耕種的・生物的防除法の開発が求められている。本研究では、耐雑草性水稲品種の育成のために、抑草力の強い水稲品種の評価法を検討した。その結...
温州萎縮ウイルス弱毒系統の探索・作出と弱毒性早期判定法の開発(207)
摘要 自然発生圃場より探索した温州萎縮ウイルス弱毒候補株、並びに熱処理によって作出した弱毒ウイルス候補株のラフレモン台上野早生上における発現病徴を観察したところ、各候補株により病徴の発現程度に差が認...
昆虫表皮への組織特異的複合標識法の開発と昆虫病原菌の病原力評価への応用
摘要 天敵微生物などの生物的防除素材を用いた害虫防除技術開発のためには、有望な微生物の探索とその有用性の簡易評価法の開発が急務である。本標識法は昆虫病原菌の感染力を、煩雑な生物検定以外の簡便な手法で...
摘要 ナシ園におけるハダニ類とその捕食者(ケシハネカクシ類、ケナガカブリダニ、キアシクロヒメテントウ等)の競合関係を被害程度との関連で解析した。ミカンハダニの卵は殻が固く、葉の上に固着しているため各...
摘要 昆虫の卵に寄生する天敵タマゴコバチ科Trichogrammatidaeは昆虫の個体群動態に及ぼす主要な環境抵抗因子であり、7年までの別枠研究でアワノメイガタマゴバチの生物的防除への導入法を確立...