水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未侵入病害虫の経済的影響評価方法に関しては、国内未発生病害虫の経済的被害に基づく危険度評価モデルの基本モデルを構築し、鹿児島県指宿市におけるイモゾウムシの根絶事業を事例として、費用便益分析...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未侵入病害虫の経済的影響評価方法に関しては病害虫による被害拡大に関する疫学モデルの基本モデルとして被害拡大のフェーズご との基本モデルを作成した。また、経済的リスク評価手法の枠組みとして、...
肥培管理・病虫害管理技術を組み合わせた有機栽培技術の確立と経営的評価
摘要 鶏糞の窒素肥効評価法に基づいた有機施肥体系は慣行施肥体系とほぼ同等の生育、収量、果実品質が得られること、ハウス開口部を防虫ネット(目合0.4mm)で被覆した条件下ではアカメガシワクダアザミウマとタイ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未発生の代表的な病害虫の経済的リスク評価の確立については、病害虫の経済的リスク評価の枠組における侵入・定着のリスク評価の位置付けを明確にし、疫学モデルの考え方に基づく評価項目の類型化を行っ...
摘要 当該委託研究では、関東の水田域における指標生物を選抜することを目的として、栃木県の環境保全型農業地区と慣行農業地区において指標生物候補を対象に調査を行った。その結果、アシナガグモ類、コモリグモ...
摘要 1)ハダニに対する土着天敵カブリダニ類の密度抑制効果は、ハダニが防衛のため糸を吐いて造る立体網に対抗できる糸切断能力に依存することを解明し、カブリダニ類の評価法開発を可能とした。2)土着の寄生...
摘要 i)50%蜂蜜入りのガラス容器を黄色アクリル板にセットした給餌装置を開発し、寄生蜂の寿命を無給餌に比べ2.5倍以上にのばすことを可能にした。ii)国内で分離された核多角体病ウイルス10株のゲノム塩基配列を...
生物的防除資材として有望な土着天敵オオメカメムシの餌探索・捕食能力評価
摘要 i)天敵の実験でモデル害虫としてよく用いられるスジコナマダラメイガ卵を餌とし、4種作物(イチゴ、トマト、ピーマン、インゲン)上でオオメカメムシの捕食量を調査した結果、イチゴとピーマン上では捕食...
農林水産研究高度化事業(土着天敵を温存した有機JAS規格に合う害虫防除体系の確立)
摘要 有機JAS規格に適合したナスの害虫防除技術を確立するために、土着天敵の温存手法や害虫制御能力の評価法、天然系殺虫剤の利用技術、ナスの有機栽培技術と土着天敵利用技術を組み合わせた栽培技術を開発す...
摘要 化学農薬のズイムシアカタマゴバチに対する影響を試験した。ズイムシアカタマゴバチをヨトウガ卵に寄生させ、蜂の卵期や幼虫期、蛹期に各被寄生卵を薬液に5秒間浸漬し、蜂の各発育態への影響を調査した。成...