トマト、さやえんどう、スイートピーの初期生育に影響する土壌中クロピラリド濃度
要約 供試した作物の中でトマト(ミニトマト)はクロピラリドに対する感受性が最も高く、土壌中クロピラリド濃度が1 μg/kg乾土以上で初期生育に影響が現れる。また、土壌中クロピラリド濃度が高いほど早くかつ複...
アシュラム剤散布でワラビが枯れるとイノシシの掘り起こしが発生する
要約 放牧地内のワラビを防除するために、7月にアシュラム剤を散布すると、その効果でワラビの地上部が枯死する9月にイノシシが草地を掘り起こす。また、イノシシは、ワラビの根茎を選択的に掘り起こす。 キーワ...
要約 放牧牛が採食できない雑草等が優占した急傾斜の放牧地において、無線草刈機は、100m程度離れた所からでも安全、快適、かつ高能率に遠隔作業ができ、年1~2回の作業の繰返しと放牧により、牧草の再生もみら...
要約 西南暖地の里山におけるシバ草地造成期において、ワラビ優占状態からシバ優占状態へと遅滞なく誘導するためには、年3回程度の強度の刈払い処理を2年程度繰り返すのが効果的である。 キーワード シバ草地、ワ...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
要約 放牧利用に伴い乾物生産量の低下した放牧地を対象に、放牧しながら暖地型牧草地を造成する方法を開発した。裸地率が70%以上の放牧地では不耕起造成法で、裸地率は低いが機械作業が可能な場合は耕起造成法...
要約 5月中・下旬におけるジュンサイやスイタグワイの展開葉の奇形は,水田で使用されるスルホニルウレア系除草剤が低濃度でかんがい水に混入することによって生じる。これら水生野菜の奇形葉の特徴と出現時期は...
要約 遊休棚田に10アールあたり7~8頭の山羊を放牧することにより,繁茂したススキ,イタドリ,クズ等の雑草を,約1ヶ月で抑制することができる。その後は,1~2頭で放牧を継続すると,約50㎝以下の低草高の...
要約 遊休棚田に繁茂したススキ,イタドリ,クズ等の強勢雑草は,10アールあたり7~8頭の山羊を放牧することにより,約1か月で抑制することができる。その後,1~2頭で放牧を継続すると,約50㎝以下の低草高...
要約 タラノキ立枯疫病耐病性系統「蔵王2号」を導入し、防除対策を行うことで立枯疫病の被害回避が可能になった。その結果、植え付け2年目から4年間での10a当たり収量は170kg、農業所得は208千円に向上するものと...
要約 耐病性系統の蔵王2号を用い、植え付け時の種根選別および種根消毒、栽培圃場でのメタラキシル剤の予防散布を組み合わせた総合防除は、慣行栽培と比較して高い防除効果が認められた。無病地での栽培では、植...
タラノキ立枯疫病耐病性系統「蔵王2号」の原木生産と促成栽培の温床管理法
要約 タラノキ「蔵王2号」の原木生産ほ場は、畦上を稲わらでマルチする。植え付けと同時に、補植用小苗を15cmポットで35日ほど育苗する。植え付け2年目以降の、株の仕立て本数は2本とする。促成栽培の温床は、平...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 カラマツ林床へ牧草を導入する際に林床のリター層を撹乱することによって,牧草の初期定着が向上し,かつ,牧草の速やかな定着・成長は,タラノキ・クマイチゴ等の灌木類の出現を抑制する。 背景・ねらい ...
要約 ギョウジャニンニクの実生栽培では、種子を8月中に播種し、定植時期は翌年以降の10月とし、定植時に基肥として窒素成分を1kg/a程度施用し、6~9月の期間は遮光をする。 背景・ねらい ギョウジャニンニ...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地ともシバ移植当年からのべ200頭・...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地とのシバ移植当年からのべ200頭・...
要約 ワラビの生育時期に雑草が優占するほ場において、初夏(6月下旬~7月上旬)vにワラビと一緒に雑草を1回全面刈りすることにより、再生力に優れるワラビの生育が優先し、雑草の発生が抑制され、翌年のワラビ...
要約 水田畦畔、農道および排水路周辺に生息する雑草からイネ苗立枯細菌病の病原細菌を分離したところ、コウヤワラビなど4種からPseudomonas plantariiが分離された。コウヤワラビでは明らかな病徴を示し、また病...