水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
要約 シンテッポウユリにオリエンタルハイブリッドを交雑して育成された‘みやぎFL5号’と‘みやぎFL6号’は上向き咲きの新品種であり、自然開花期は7月上旬である。花色は‘みやぎFL5号’が鮮紫ピンク、‘み...
要約 花ユリ「Li-26」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した黄金色の小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 花ユリ「Li-27」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した澄んだレモン色の小輪性品種である。花弁があまり開かないカップ状の花形で、一年球を切花...
花色がピンクと黄色の二色咲きする小輪性スカシユリ新品種「Li-30」
要約 花ユリ「Li-30」はスカシユリ「紅胡蝶」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した2色咲きの小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 食用ユリの黒腐症状は、Sclerotium cepivorum var. tulipae Desm.によるユリ類黒腐菌核病で、健全種球の使用と長期間ユリの植え付けを行わないことで被害を回避できる。 キーワード Sclerotium cepivorum va...
小球開花性の高いユリ品種「95−64」、「94−17」、「97−4」
要約 多花性で、小球開花性が高く、花色の異なるユリ種間雑種「95-64」、「94-17」、「97-4」を胚培養により育成した。花色は淡い桃色、鮮明な黄色、濃い赤色である。3品種とも草丈の伸びが良好で...
要約 シンテッポウユリにカサブランカを交配して胚培養により「カリステ」を育成した。「カリステ」の花は大輪の純白で、りん片挿し苗や小球でも1年で開花する。 キーワード ユリ、シンテッポウユリ、カサブラン...
要約 ユリにおいて主要な病原ウイルスであるキュウリモザイクウイルス,ユリモットルウイルス,ユリ潜在ウイルスを高感度かつウイルス種を識別して同時に検出できるRT-PCRによる遺伝子診断技術を確立した。 キー...
要約 作業者の農薬被曝低減と能率向上を目的に開発した防除機は、リモコン式の無人走行可能防除機であり、多畦(2畦・3畦)同時防除により、慣行(動噴)作業の4~5倍の能率向上が図られ、作業者の軽作業化と安全性が...
要約 花ユリ「Li-19」はシンテッポウユリ「ホワイトランサー」と小輪の野生種チョウセンヒメユリを交配し、胚珠培養技術を利用して育成した明鮮橙色の小輪性品種である。 球周8~10cmの球根で4~7輪咲きの切花とな...
要約 花ゆり「Li-9」はアジアティック系品種「モナ」と小輪の野生種「チョウセンヒメユリ」を交配し、胚培養技術を利用した鮮橙色の小輪性品種である。多芽性を有するため1球あたりの採花本数が多く収量性が...
要約 シンテッポウユリにル・レーブを交配し、子房培養及び胚培養して育成した品種であり、花色は白地に紅色の筋が入る。 キーワード シンテッポウユリ、ル・レーブ、子房培養、胚培養、アルテミス 背景・ねらい ...
要約 沖縄県下で栽培されているユーチャリスでは、オモトアザミウマによる被害が著しい。本種による被害は花、蕾、苞、茎、葉に見られ、花と蕾では加害部が褐変し、著しい場合には奇形花となる。苞は開花前に黄変...
要約 シンテッポウユリ新品種「阿波の白雪」は、「新雪」から選抜・育成した品種であり、生育開花そろいが良好で、花がやや上向きに咲き、葉枯病にも市販品種と同等の強さを示す早生の品種である。 背景・ねらい ...
要約 ユリ類葉枯病菌の分生子形成は近紫外光に強く依存している。このため、近紫外線除去フィルムを用いて、育苗期の葉枯病が防除できる。 背景・ねらい 葉枯病はユリ類の重要病害で、育苗期から発生する。本病...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 胚培養手法を用いて、種間雑種のユリ新品種‘マース’を育成した。本品種は、紫紅色のテッポウユリ型で、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は季咲き栽培及び抑制栽培である。 背景・...
切り花用アジアティック系ユリ新品種「S91-384」、「S91-424」、「S91-432」、「S91-471」
要約 増殖率が高く、切り花用のアジアティック系のユリで、中輪の「S91-384」並びに胚培養を利用した小輪の「S91-424」、「S91-432」、「S91-471」の計4品種を育成した。 背景・ね...