夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善
要約 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンで...
八重咲きトルコギキョウの出蕾期以降の遮光はブラスチング小花率を高くする
要約
八重咲きトルコギキョウは、夏秋季に出蕾期以降を遮光率27%以上で栽培するとブラスチング小花数が増加するとともに、2~5次の総小花数が減少するため、ブラスチング小花率が高く...
要約 パンジーの10月上中旬の出荷を想定した作型において、本葉2~4枚のセル成型苗を2±2℃の暗黒条件下で1~4週間冷蔵すると、高温期の耐暑性が向上し、鉢上げ後の製品化率と開花時の外的品質を高めることが...
要約 平張施設を利用したキク周年生産モデルを作成した。夏季は夏秋ギクを使用し、頭上散水、遮熱マルチ等の高温対策により8月出荷ができる。また、12月出荷後、伸長性に優れる秋ギク品種を用い、穂冷蔵、無摘心...
背景・ねらい 低温処理を利用するフリージアの冷蔵促成栽培では、低温処理後に高温に遭遇することにより様々な形態の奇形花序が現れることが知られているが、高温障害の程度に応じた形態的な変化を分類するまでに...
要約 夏秋ギク型小ギク「夏風」は高温期に遮光することにより切り花品質が向上し、遮光率は40%程度が有効であった。また、秋ギク型小ギクの「秋芳」も高温期に遮光することにより切り花品質が向上し、遮光率は30%...
要約 夏秋ギク「精雲」の貫生花の発生を防止するには、消灯1週間目から2週間目までの昼夜間の急激な温度変化を押さえ、追肥は消灯前に終了するか消灯後4週目以降に行うのが望ましい。また、遮光と細霧処理の組合...
要約 岩手県北沿岸地域でのトルコギキョウの作型は、1月~3月播種、8月~9月出荷が中心であるが、単価は安い。そこで、やませ地帯の夏期の冷涼な気象条件を活かし、5月上・中旬播き、10月~11月出荷の抑制作型を...
要約 ユリ葉焼け症の誘発環境と推察される夏季高温対策としては、10~15℃の地中冷却処理に効果が認められ、発生率の低下とその進行を遅らせる。冷房処理は切り花品質の向上をもたらすが、発生率への影響は少ない...
要約 バラのロックウール栽培では、夏期高温対策として、培養液の濃度を下げ、低EC管理する場合ホウ素等の微量要素不足を招かないよう、濃厚原液作成時に微量要素の量を設定EC値に応じて増やすことにより生育障害...
秋出しスターチス・シヌアータの抽苔茎除去及び遮光による品質向上
要約 スターチスの秋出し栽培において、定植後4週間までの早期抽苔茎の除去により、良品比率が向上する。また、遮光率30%程度の資材で定植後4週間まで遮光することにより、上位規格品比率が向上する。 背景・ねら...
成果の内容・特徴