要約 赤土流出防止に有望な緑肥は、春播き緑肥で富貴豆やピジョンピー及びクロタラリア、秋播き緑肥でヘアリーベッチやエン麦である。 キーワード 赤土流出防止、春播き緑肥、秋播き緑肥 背景・ねらい 陸地より流...
要約 エラータム系デルフィニウムの播種を3月上~下旬に行い、72穴あるいは50穴セルトレイで根域制限して長期育苗を行うと、育苗中の抽苔を抑制できる。また、その苗を7月中旬~8月上旬に定植した場合、9月中...
要約 イヌドウナ(ホンナ)の促成栽培は、養成2年株を用い、12月下旬に伏せ込むことで、2月初旬から収穫ができる。用いる根株は、株重20~100gが適する。トンネル内を空中加温方式とすると、地中加温に比べ収穫...
要約 LEDを光源としてトルコギキョウの育苗を行うことができ、光色は白色、赤色が適する。光合成有効光量子束密度は100μmol・m-2・s-1、24時間照明、20℃管理とすることで、播種後40日で定植適期苗を育苗すること...
要約 優良なパンジーが生産できた用土の三相分布は、pF1.5で固相:液相:気相=20:35:45であった。気相率が低い場合には、もみ殻の5%加用で気相率を5~10%高めることができる。肥料混和後、30℃以上の高温下で...
牛ふん堆肥に残留するクロピラリド等ホルモン型除草剤の生物検定法
要約 牛ふん堆肥に植物に対して有害なレベルで残留したホルモン型除草剤を検出するには、堆肥を混合した土壌でさやえんどうを3週間程度栽培する生物検定法が簡易な手法として有効である。 キーワード 牛ふん堆肥...
要約 ナタネ跡ヒマワリでは初期生育が抑制され、その程度は、収穫残さのすき込みによって助長される。また、開花期頃の養分吸収量が減少し、その影響は収穫期まで持続する。この生育抑制は、既知の現象である窒素...
要約 切り花用スプレーバラ「マリアージュ」は、花色が鮮紫ピンクで花形は高芯咲き、花弁のタイプは半剣弁で縁部に波打ちがみられ、スプレータイプとしては中程度の花径である。切り花用品種として安定した収量が...
キーワード 小輪系アスター、電照、半促成栽培 背景・ねらい アスターの半促成栽培では、最低15℃に加温することにより6月に出荷できるとされている。しかし、北陸のような冬季の日射量が少ない地域では、加温にか...
背景・ねらい シクラメンでは、簡易栄養診断を活用した施肥管理技術が普及してきたが、より省力化を図るため、肥効調節型肥料を用いた施肥管理技術を確立する。そのため、基礎データとして、生育ステージ別養分吸...
要約 キク科のチトニアは、代替餌にナミハダニを利用することでチャのカンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニを効率的に増殖でき、バンカー植物に適している。 キーワード チャ、カンザワハダニ、土着天...
要約 矮性のトルコギキョウを用い、播種から4週間後に通気を開始し、播種から1回目の移植まではMS培地、2回目の移植をショ糖濃度40g/lのハイポネックス培地で培養することにより、小瓶の中に草丈約8cmでトルコギ...
要約 リンドウにおいて、発芽条件、育苗培土および灌水条件について育苗指針を示す。採花後の分施を基肥にふりかえ、採花期が遅い品種では6月に分施を増やす施肥法が有効である。また、半促成栽培は生育・開花お...
要約 2段重ねに傾斜させた穴径の異なるベルトを同調回転させて種子を受け渡し、長細い開口板で切った溝に低い位置から播種する簡単な機構の播種機である。アップダウンベルト式播種機より正確な間隔に播種できる...
要約 パンジーの鉢上げ適期に達したセル成型苗は5~10度C、暗黒条件下で2週間の貯蔵が可能で、苗質を落とすことなく鉢上げ期間を拡大することができる。 キーワード 花壇苗、セル成型苗、低温貯蔵 背景・ねらい ...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...
被害粒の発生が少なく醸造品質の優れるビール大麦新品種「しゅんれい」
要約 ビール大麦新品種「しゅんれい」は、側面裂皮粒と凸腹粒の発生が少なく、多収で早播適応性を有する。オオムギ縞萎縮ウイルスI型系統とうどんこ病に抵抗性で外観品質とビール醸造品質が優れる。福岡県で準奨...
要約 トルコギキョウの育苗培地1Lに窒素成分を0.4g~0.6g添加すると育苗中に追肥を行わなくても30~40日で定植可能な苗に生育する。また、育苗容器を2cm角のペーパーポットにすると定植時間が200穴セル成型トレイ...
中山間地域におけるトルコギキョウの10月及び5月の二度切り栽培技術
要約 トルコギキョウの10月切りでは、種子冷蔵と寒天ブロック育苗及び短日処理により、ロゼットは回避でき切り花品質が向上する。また、この切り下株を2月中旬から加温・電照すると2番花を5月に採花できる。...
要約 花色が紫白色覆輪で開花揃い優れるデルフィニウムF1品種「アリエス」を育成した。 キーワード デルフィニウム、紫白色、F1品種 背景・ねらい 花色および生育の揃いの良い新品種の育成に取り組みこれまで5品...