要約 「小春二条」は、二条大麦としては耐寒雪性が強く、東北・北陸地域の既存の六条大麦品種と比べ、麦芽エキスやジアスターゼ力などのビール醸造に関連する特性が優れている。穂発芽しにくく、赤かび病に強く、...
要約 バラ品種「エクラン(仮称)」は、既存品種の中では数少ない鮮紅色の花色を有する。切花長は70cm以上、花弁数は40枚以上で、生産性や日持ち性、うどんこ病抵抗性についても対照品種と同等であり、産地オリジ...
要約 二条大麦「小春二条」は播性がIIの寒冷地向け中生種で、耐雪性は「シュンライ」と同等である。穂発芽性がやや難で粒の外観品質が優れる。「ミノリムギ」より麦芽エキスやジアスターゼ力が高い。小規模ビール...
要約 カーネーションうどんこ病は、花蕾がく筒への接種試験により抵抗性の品種間差異を検定でき、調査した41品種の中には抵抗性品種が複数存在する。抵抗性品種では病原菌侵入に対してパピラ形成等の抵抗反応が見...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
大粒で収量が多く醸造適性の優れる二条大麦新品種「サチホゴールデン」
要約 二条大麦新品種「サチホゴールデン」は、早生で千粒重が大きく整粒歩合が高く多収である。オオムギ縞萎縮病ウイルス系統Ⅰ~Ⅲ型及びうどんこ病に抵抗性である。麦芽エキス及びジアスターゼ力が高く麦芽品質は...
被害粒の発生が少なく醸造品質の優れるビール大麦新品種「しゅんれい」
要約 ビール大麦新品種「しゅんれい」は、側面裂皮粒と凸腹粒の発生が少なく、多収で早播適応性を有する。オオムギ縞萎縮ウイルスⅠ型系統とうどんこ病に抵抗性で外観品質とビール醸造品質が優れる。福岡県で準奨...
被害粒の発生が少なく醸造品質の優れるビール大麦新品種「しゅんれい」
要約 ビール大麦新品種「しゅんれい」は、側面裂皮粒と凸腹粒の発生が少なく、多収で早播適応性を有する。オオムギ縞萎縮ウイルスI型系統とうどんこ病に抵抗性で外観品質とビール醸造品質が優れる。福岡県で準奨...
要約 新しい切り花用バラの有望品種として「99-186-1」を交雑育種により育成した。花色は弁縁が明るく濃いピンクで、弁の中央部より下が薄いピンクとなるぼかし。花形は剣弁高芯の整形咲き、花弁数は30枚...
宿根アスター新品種「シルキースターパール」 「シルキースタースノー」
要約 宿根アスター新品種「シルキースターパール」は9月上中旬咲き、「シルキースタースノー」は9月中下旬咲きの早生白色品種である。両品種を組み合わせて栽培することにより、需要の高まる秋の彼岸向けに継続し...
要約 新しい切り花用バラ品種「ハイネス愛」を交雑育種により育成した。花色は浅緑黄、花形は剣弁高芯咲き、花弁数は比較的多く、花弁も厚くて硬いことから、日持ち性に優れ、比較的強い芳香を持つ。淡い黄色であ...
麦芽品質の優れるビール大麦「ほうしゅん」を佐賀県で奨励品種に採用
要約 ビール大麦「ほうしゅん」は、「あまぎ二条」より3日早い早生で、収量、品質は同程度である。うどんこ病、大麦縞萎縮病に抵抗性で、「ニシノゴールド」以上の麦芽品質を持っている。 キーワード 早生、うど...
要約 国内では発生が認められていなかったカーネーションうどんこ病が、高知、長野、宮城県で発生した。本病害の発生には品種間差異が認められ、また、セキチク等、他のナデシコ属植物にも感染が確認された。 キ...
早生系宿根アスター新品種「シルキースターパープル」「シルキースターバイオレット」「シルキースターパープルレッド」
要約 宿根アスターの交雑育種により、花色が明青味紫、一重咲き、9月上中旬咲きの「シルキースターパープル」、花色が明紫、一重咲き、9月中旬咲きの「シルキースターバイオレット」、花色が鮮赤紫、一重咲き、...
大麦縞萎縮病ウイルス3型系統抵抗性で麦芽品質の優れた二条大麦新品種「スカイゴールデン」
要約 ビール醸造用二条大麦「スカイゴールデン」は大麦縞萎縮病ウイルス1・2・3型系統及びうどんこ病に抵抗性をもつ。千粒重、整粒歩合が高く、整粒重が高く、可溶性窒素が高くなり易いものの総じて麦芽品質に優...
大麦縞萎縮病ウイルス3型系統抵抗性で麦芽品質の優れた二条大麦新品種「スカイゴールデン」
要約 ビール醸造用二条大麦「スカイゴールデン」は大麦縞萎縮病ウイルス1・2・3型系統及びうどんこ病に抵抗性をもつ。千粒重、整粒歩合が高く、整粒重が高く、可溶性窒素が高くなり易いものの総じて麦芽品質に優...
要約 大麦縞萎縮病I・II・III型、うどんこ病に強く、麦芽品質の優れるビール大麦「スカイゴールデン」を奨励(認定)品種として採用する。 背景・ねらい 大粒で整粒歩合が高く、大麦縞萎縮病I・II・III型およびう...
要約 1998年以降、奄美群島のハウス栽培宿根アスターに発生したうどんこ病の病原菌はErysiphe cichoracearum型のOidium sp.で、防除薬剤としてはBDEDC乳剤、イミノクタジン酢酸塩・ポリオキシ...
要約 北海道で発生している病害はきくで15種、ばらで10種、ストックで5種、きんぎょそうで4種、アルストロメリアで3種、サンダーソニアで2種である。また、害虫はきくで22種、ばらで24種、ストックで15種、きんぎ...
Erysiphepolygoni型のOidium sp.によるトルコギキョウうどんこ病(新称)
要約 1999年3月に、大分県三光村でトルコギキョウにうどんこ病が発生した。その病原菌の形態的特徴を観察した結果、閉子のう殻は観察されず、Erysiphe polygoni型のOidium sp.であることが判明した。大分県温泉熱...