要約 チューリップの香気成分はモノテルペン、セスキテルペン、脂肪族化合物、および鎮静効果があるとされる3,5-ジメトキシトルエンを含む芳香族化合物である。主要香気成分の割合と生花の官能評価から、チューリ...
要約 炭素イオンビームを照射し突然変異を誘発することで、アジアティックハイブリッドユリにおいて、花被片の斑点が減少した変異株や花色が変化した変異株を作出できる。シンテッポウユリでは無花粉の変異株を作...
雄性不稔性ユリ品種‘秋田プチホワイト’は高温感応により稔性が回復する
要約 葯を形成しないユリ品種‘秋田プチホワイト’は、栽培期間に連続して32/25℃(昼温/夜温)の高温処理すると、葯の分化と花粉の形成が促され、稔性が回復する温度感応性雄性不稔品種である。 キーワード ユリ、温...
黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交2号」を育成した。花色は黄ピンク、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄ピンク、フリンジ 背...
黄八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交3号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交3号」を育成した。花色は黄、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄、フリンジ 背景・ねらい ...
要約 コムギの越冬能力に関わるフルクタンの合成に関わる酵素遺伝子を2種類単離した。それらはsucrose:fructan 6-fructosyltransferaseとsucrose:sucrose 1-fructosyltransferaseをコードする。両遺伝子はコムギ...
要約 スカシユリとヒメユリの雑種胚を胚珠培養により育成した品種である。スカシユリに比べて花径が小さく、花色は鮮橙である。季咲き栽培では5月上中旬に開花する。低温処理した球根を9月上旬に定植すると11月...
要約 〔要約〕シャロットの第1染色体をもつネギの単一異種染色体添加系統は、高度のさび病抵抗性を示す。本添加系統はシャロットのもつさび病抵抗性をネギに導入するための有望な育種素材である。 キーワード シ...
要約 各地から採取したササユリの葉からDNAを抽出し、RAPD分析により比較すると、島根県内のササユリは自生地による遺伝的差異は認められず、また、これらと愛媛県産との間には差は認められなかったが、葉身長と...
要約 パーティクルガン法を用いてユリ類へ遺伝子を導入する際、無菌培養したリン片の切り口を上にして同心円状に列べて固定し、近距離・高圧で処理することで、子球発生部位である2~3層目の細胞への遺伝子導入が...
要約 胚培養手法を用いて、種間雑種のユリ新品種‘マース’を育成した。本品種は、紫紅色のテッポウユリ型で、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は季咲き栽培及び抑制栽培である。 背景・...
要約 胚培養手法を用いて種間雑種のユリ新品種‘アフロディーテ’を育成した。本品種は、ヤマユリ型の桃色巨大輪で、2季咲き性がある。また、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は促成栽培...
要約 花ユリの胚培養での胚の発芽率は、置床胚が大きくなるに従って高まる。花ユリの遠縁種間雑種作出には、1~2ヶ月間の胚珠培養後に胚培養を行う方法(胚珠-胚培養法)が、高率で発芽個体・健全個体が得られ、...
要約 幼苗の葉柄への接種法によるメロンつる枯病に対する抵抗性の安定的な検定法を確立した。本法により、幅広い抵抗性の品種間差異が認められ、抵抗性素材の検索、抵抗性の系統選抜、遺伝様式の解析が可能にな...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...