要約 カイコと並び主要なモデル生物であるショウジョウバエの初期胚から始原生殖細胞を単離し、ガラス化し超低温下にて保存後、別のハエに移植することで元の系統を再現できる手法を開発した。本法は昆虫始原生殖...
要約 全国の主要なサクラ集植機関が保有する主要な伝統的栽培品種を、DNA 解析等により正確に識別分類することにより、全国的なサクラ遺伝資源の管理体制をつくることができました。 背景・ねらい 全国の主要なサ...
クライオプレートを用いた栄養繁殖性植物遺伝資源の超低温保存法
要約 アルミニウム製のクライオプレートを用いた超低温保存法は、茎頂をプレート上に固着して脱水処理等を行うため、作業効率の向上、茎頂の損傷の最小化や冷却・加温速度の急速化による高い再生育率を得ることが...
要約 「きたほなみ」と「チクゴイズミ」の交配後代から製粉性で選抜した小麦系統は、軟質で「きたほなみ」並に製粉歩留が高く、アラビノキシラン含量は「きたほなみ」と同様に低く、暖地においても飛躍的に製粉性...
要約 種子親の早晩性が同じで、花粉親の早晩性を変えた場合、花粉親の開花が早いほど、F1系統の開花は前進する。また、花粉親の早晩性が同じで、種子親の早晩性を変えた場合も、種子親の開花が早いほど、F1系統の...
トルコギキョウの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子の単離とRNAiベクターの構築
要約 トルコギキョウの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子(EgFAD7:Eustoma grandiflorum Fatty acid desaturase) をcDNAライブラリー等より単離してその構造及び塩基配列を明らかにした。単離したEgFAD7全長(開始~終始コ...
要約 麦芽α-アミラーゼ活性には大きな品種間差異があり、低蛋白質系統「大系HL138-8-5」やその後代系統のα-アミラーゼは高活性である。高α-アミラーゼ特性は、高ジアスターゼ力、低麦汁β-グルカンなどの好ましい...
要約 小輪多花性を特徴とする「大分6号」(桃覆輪)、「大分7号」(白)及び「大分8号」(紫覆輪)を育成した。この3品種は7月出荷作型と10月出荷作型(種子冷蔵育苗)で優良な切り花を生産できる。 キーワード ...
要約 麦芽α-アミラーゼ活性には大きな品種間差異があり、低蛋白質系統「大系HL138-8-5」やその後代系統のα-アミラーゼは高活性である。高α-アミラーゼ特性は、高ジアスターゼ力、低麦汁β-グルカンなどの好ましい...
宿根アスター新品種「シルキースターパール」 「シルキースタースノー」
要約 宿根アスター新品種「シルキースターパール」は9月上中旬咲き、「シルキースタースノー」は9月中下旬咲きの早生白色品種である。両品種を組み合わせて栽培することにより、需要の高まる秋の彼岸向けに継続し...
青色で芳香性を有するアリウム新品種「札幌1号」、「札幌2号」
要約 種間交雑により育成した「アリウム札幌1号」、「アリウム札幌2号」は、それぞれ濃青色、淡青色の花色で、ともにバニラエッセンスに似た甘い香りを有する。小球開花性があり、球根の増殖も容易である。 キ...
青色で芳香性を有するアリウム新品種「アリウム札幌1号」、「同2号」(仮称)
要約 種間交雑により育成した「アリウム札幌1号」、「アリウム札幌2号」は、それぞれ濃青色、淡青色の花色で、ともにバニラエッセンスに似た甘い香りを有する。小球開花性があり、球根の増殖も容易である。 キ...
ビトリフィケイション法を用いたキク等の植物の培養茎頂の液体窒素保存
要約 キク、オウトウ等の培養シュートの茎頂あるいは側芽をビトリフィケイション法で処理することにより、コンパクトで安全な液体窒素保存が可能である。 背景・ねらい 栄養繁殖性遺伝資源は、現在圃場で保存され...
要約 ビーズガラス化法により、ばれいしょ、いちご、ゆり、やまのいもの培養茎頂の超低温保存法を確立した。超低温保存後の植物の外観や生育量とそのばらつき及びRAPD分析の結果は液体窒素処理していない植物体と...
要約 パーティクルガン法を用いてユリ類へ遺伝子を導入する際、無菌培養したリン片の切り口を上にして同心円状に列べて固定し、近距離・高圧で処理することで、子球発生部位である2~3層目の細胞への遺伝子導入が...
要約 秋季に定植したエレムルスを、2月上旬から換気温度を20℃に設定した無加温ハウスで栽培することにより、切り花品質が低下することなく露地より約1か月早い収穫が可能である。 背景・ねらい エレムルス(Eremur...
要約 ユリ属の系統解析を、リボソームDNAのITS領域の塩基配列を用いて行い、属、節、ほとんどの亜節について系統関係を明らかにした。特に、テッポウユリの分類群がリーガルリリーの分類群やヤマユリの分類群より...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...
背景・ねらい 多摩森林科学園には約250種類(品種及び種)2,000本のサクラを植栽したサクラ保存林がある。奈良・平安時代の名花や天然記念物指定のサクラ、また新しく作られた品種などを全国から収集したものであ...