オオムギ完全長cDNA 24,783配列をデータベースから公開
要約 全ゲノム情報が解読されていないオオムギから大規模な完全長cDNAライブラリーを構築し、このうち代表的な24,783のcDNAの全長配列を解読した。本配列は各遺伝子の機能情報と共に生物研のウエブサイトから公開...
二毛作で収量の安定確保と作業時間・コスト削減が可能なトウモロコシ簡易耕播種
要約 夏作トウモロコシの播種においてディスクハロによる簡易耕とトリプルディスク方式の不耕起播種機を組み合わせることで、冬作ライムギの収穫跡地における作業でも軽労化の達成と耕起播種と同程度の収量確保が...
Bacillus amyloliquefaciensを用いたα-グルコシダーゼ阻害活性を有する機能性食品素材の製造方法
要約 Bacillus amyloliquefaciensを用いることにより、α-グルコシダーゼ阻害活性を有する納豆様の機能性食品素材の製造が可能である。 キーワード Bacillus amyloliquefaciens、α-グルコシダーゼ阻...
要約 小麦加工食品の使用品種表示の確認を目的として開発したSSRマーカー10組を利用して、小麦58品種(国内41、国外17)の遺伝子型カタログから、国内品種と国外品種を判別できる。国内品種間では26品種を判別し...
要約 生ニンニクから抽出したニンニクオイルを配合した混合飼料を、成鶏用配合飼料に0.2%添加給与することで、鶏体の自然免疫や獲得免疫が活性化する。 キーワード 採卵鶏、ニンニク、自然免疫、獲得免疫 背景・...
要約 「東山42号」は製パン性が優れる中生の硬質小麦で、縞萎縮病・赤さび病に強く、耐穂発芽性が優れる。平成20年度栃木県で認定品種に採用された。 キーワード コムギ、硬質、製パン性、耐病性、穂発芽性、半数...
アルファルファ跡地のトウモロコシ栽培では窒素施肥量を節減できる
要約 アルファルファ草地のすきこみ後に初めて栽培するトウモロコシでは窒素肥料を節減できる。アルファルファの利用期間を2年、トウモロコシ栽培時のスラリー施用量を5t/10aとした場合では、窒素肥料を無施用...
生ビートパルプ、スイートコーンパルプ、規格外ニンジンの飼料価値
要約
要約 本州中低標高地帯において夏作後の飼料畑等の冬季放牧利用に適した草種は、立毛備蓄量、利用率および再生量からライムギ、イタリアンライグラスの順で有望である。 キーワード イタリアンライグラス、再生量...
小麦アレルゲン・リピドトランスファープロテインを検出できる抗ペプチド抗体
要約 小麦の水溶性アレルゲンタンパク質であるリピドトランスファープロテイン(LTP)の部分ペプチドを抗原とする抗体は、小麦とライ麦のLTPと特異的に結合し、2ng以上の精製小麦LTPを検出できる。 キーワード 小麦...
飼料中の第一胃バイパス蛋白質割合が交雑種去勢牛の枝肉成績に与える影響
要約 交雑種去勢肥育牛の肥育中期以降に第一胃バイパス蛋白質割合の高い飼料を給与する場合、枝肉重量が増加し、枝肉販売額および収益性が向上する。 キーワード 交雑種去勢肥育牛、蛋白質、第一胃バイパス、枝肉...
要約 黒毛和種去勢牛に米ぬかを濃厚飼料中8%添加した飼料を給与すると、飼料摂取量、日増体量および格付成績に差はないが、筋肉内脂肪のオレイン酸割合は高まり、脂肪酸組成の制御に有効である。 キーワード 米...
ルーメン微生物の増殖効率を高める低蛋白TMRで優れた泌乳成績が得られる
要約 泌乳最盛期に給与する混合飼料中の粗蛋白質含量を14%程度する場合、ルーメン非分解性蛋白質の割合を高めるよりも、ルーメン微生物の増殖効率を高める飼料構成にすることで、優れた泌乳成績が得られる。 キ...
硬質小麦における実肥施用は赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない
要約 暖地・温暖地向け硬質小麦「ニシノカオリ」および「ミナミノカオリ」において、蛋白質含有率向上を目的とした開花期の実肥施用は、赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない。 キーワード 赤かび病、硬質小麦...
要約 泌乳牛において夏期高温環境下では体温が上昇し、また血漿中の還元因子であるSH基、ビタミンC濃度の低下と、酸化生成物であるチオバルビツール酸反応物(TBARS)の増加がみられ、酸化ストレスが亢進している...
要約 セミソリッドふん尿処理農家の既存施設に後付けで設置可能な固液分離装置として、マニュアスプレッダをふん尿供給機に改造して固液分離機の上部に配置した装置を開発した。装置の利用費用は経産牛80頭および...
食品残さを活用した安価な乳酸発酵飼料による肉用牛の低コスト肥育
要約 水分含量を45%程度に調整した食品残さを主体とする混合飼料を密閉貯蔵して調製した乳酸発酵飼料は、黒毛和種去勢牛の嗜好性が高く、増体成績は配合飼料給与と比べて劣ったが、肉質が優れ枝肉単価は向上した...
要約 黒毛和種去勢牛に給与する濃厚飼料中の分解性蛋白質割合を前期70%程度、後期60%程度とすることにより、ばらの厚さ、締まり、締まり・きめ等級および肉質等級等が良好で、経済性も向上する。 背景・ねらい ...
要約 牧草サイレージに、道産農業副産物を第一胃内pHの顕著な低下を起こさない割合で混合したTMRにより7,300kgの、また、放牧草に道産農業副産物を併給することにより8,000kgの乳生産が得られる。 キーワード 乳...
要約 気温と降水量の変化に対応するように改良した世界食料モデルによるシミュレーション計算では、気温上昇が、アメリカのトウモロコシ、コメ、大豆、EUと旧ソ連地域の小麦の単収を大きく引き下げ、世界全体の...