小麦「ニシノカオリ」における赤かび病防除同時尿素葉面散布による開花期追肥
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、開花盛期及びその7~10日後頃の赤かび病防除時期に 2%程度の尿素液を乗用管理機で葉面散布することにより、土壌表面への開花期追肥と同等に 子実タンパク質含有...
高消化性ソルガム「葉月」の不耕起密植栽培のための省力・安定播種法
要約 ライムギ跡地で、高消化性ソルガム「葉月」を不耕起のまま散播・密植栽培する時、播種後に「ロータリで表層撹拌」、もしくは「ディスクハローで表土切削」してパッカで鎮圧すると、ロータリ耕起後に播種、表...
食品残さを活用した安価な乳酸発酵飼料による肉用牛の低コスト肥育
要約 水分含量を45%程度に調整した食品残さを主体とする混合飼料を密閉貯蔵して調製した乳酸発酵飼料は、黒毛和種去勢牛の嗜好性が高く、増体成績は配合飼料給与と比べて劣ったが、肉質が優れ枝肉単価は向上した...
要約 自脱コンバインの収穫作業時において、脱穀処理物が急増し、送塵弁にある一定以上の力が作用した場合、脱穀こぎ室より一時的に処理物を逃がすことによって詰まりの発生を抑制し、脱穀所要動力を低減させる...
要約 交配当年度に葯培養再生個体を温室において養成し、これを次年度圃場に移植して栽培すると、従来の葯培養と比較して育種年限を1年短縮可能で、温室栽培の労力の軽減、種子の大量増殖、併せて圃場における予...
要約 尿素3%溶液を穂揃期と穂揃期後7日の2回、または6%溶液を穂揃期に1回葉面散布することで子実のタンパク質含有率が13%以上となり、赤かび病防除作業と同時に行える省力施肥法として有望である。 キーワード ニ...
早播に適した小麦に対する子実タンパク質増加のための被覆尿素の施用法
要約 灰色低地土で早播に適した小麦「イワイノダイチ」に対し、溶出期間が30日のリニア型とシグモイド型の被覆尿素を速効性肥料と組み合わせて全量基肥施用すると、収量は慣行と同等以上となり、子実タンパク質は...
一工程混播播種機を使った飼料麦とイタリアンライグラスの混播栽培
要約 麦条播播種機の後部にイタリアンライグラス散播播種機を取り付けて、飼料麦とイタリアンライグラスを混播栽培すると、従来の方法と比べ、乾物収量は同等以上で播種作業時間を1/2~1/4に短縮できる。 キーワ...
秋まき性が高い小麦を用いた大豆リビングマルチ栽培の雑草抑制効果
要約 大豆の播種適期に秋まき性の高い小麦を大豆と一緒に播種すると、小麦はリビングマルチとして地表面の被覆を早め、雑草を抑制したのち自然に枯死する。リビングマルチ栽培に加えて大豆播種後に除草剤を土壌処...
秋まき性が高い小麦を用いた大豆リビングマルチ栽培の雑草抑制 効果
要約 大豆の播種適期に秋まき性の高い小麦を大豆と一緒に播種すると、小麦はリビングマルチとして地表面の被覆を早め、雑草を抑制したのち自然に枯死する。リビングマルチ栽培に加えて大豆播種後に除草剤を土壌処...
肥効調節型肥料を用いた六条オオムギの環境にやさしい全量基肥施肥法
要約 速効性肥料と被覆尿素を組み合わせた全量基肥施肥法により、慣行施肥並みの収量と品質が得られ、施肥作業の省力化と硝酸性窒素の排出量削減が可能となる。 キーワード 六条オオムギ、全量基肥施肥、肥効調節...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
要約 菜豆収穫時の収穫総損失 5%以下を目標に、コンバインおよびピックアップスレ ッシャを開発改良した。収穫総損失は「大正金時」で 2~5%、「福勝」のコンバイン収 穫で 3~6%、スレッシャ収穫で 4~6%、「雪手亡...
要約 愛知県農業総合試験場等で開発された、小麦用全量基肥肥料は、播種前浅耕処理後、当場開発の不耕起播種機で播種する小麦「農林61号」の栽培にも適用可能で、収量品質の安定化に有効である。 キーワード 小麦...
要約 耕耘幅20cm、深さ10cmの条を、条間60cmで3条を同時に耕耘しながら施肥・播種・覆土・鎮圧ができる部分耕型の省力的播種機を用いて、冬作の飼料用麦類と夏作のスーダングラスの年2作の栽培ができる。 背景...
要約 イタリアンライグラス等の牧草による浄化システムは家畜尿汚水の高次処理に適応でき、牧草種をいくつか組み合わせることで年間窒素平均302mg/d/m2、りん平均167mg/d/m2の汚水浄化が期待できることが判った。...
ロールベールサイレージ調製に適した牧草類の高TDN収量作付け体系
要約 イタリアンライグラス2回刈+スーダングラス3回刈体系及びイタリアンライグラス・大麦混播3回刈+スーダングラス2回刈体系は、イタリアンライグラス1回刈+スーダングラス3回刈体系より年間総TDN収量が多い。福...
要約 金時は混合地帯で作付面積の減少が小さい。金時の作付の安定化のためには、1)収穫作業の機械化による少人数化・軽労働化、2)収穫時期における金時と食用・加工ばれいしょとの作業競合の緩和、3)金時の価格の...
要約 オオムギ斑葉病菌(Pyrenophora graminea)に対して、二条大麦の品種間で抵抗性に大きな差が認められ、「きぬゆたか」は抵抗性が高く、「にらさき二条」は低い。福岡県農業総合試験場・病害虫部・普通作病害...
要約 ヘアリーベッチを10月中~下旬に、桑園畦間の1/3程度を播種幅として10a当たり4kg播種すると、春から夏にかけてアレロパシー効果により雑草の発生を抑制し、管理作業が省力化できる。また、有機物源...