要約 コムギの高分子量グルテニンサブユニットの異なる準同質遺伝子系統を育成した.Glu-A1サブユニット1と2*は製パン性に差はなく,Glu-B1サブユニットの製パン性への効果は17+18>7+9=7+8=6+8>2...
要約 小麦「ネバリゴシ」は早生で、収量性、耐倒伏性、耐寒雪性、難穂発芽性に優れる。また、高蛋白、低アミロースで、製めん適性が高いことから、青森県産小麦の安定生産が期待できる。 背景・ねらい 青森県の小...
要約 パン用小麦「東北205号」の蛋白含量適正化のためには穂揃期追肥が必要であり、追肥は消雪後、減数分裂期及び穂揃期の3回を基本とする。外観品質及び加工品質の低下を防止するために成熟期に達したら早めに収...
要約 「きぬあずま」は低アミロース系統で、「トヨホコムギ」に比べ製めん適性が高く、めんの粘弾性、滑らかさが優れる。「トヨホコムギ」とほぼ同熟期の中生で、耐倒伏性が強く、安定多収である。平成12年度福島...
要約 大粒大麦の加工適性を決定する白度と搗精時間(硬度)は、出穂後一定期間は日数の経過と共に向上する。横断面の硬質部(ガラス質部)割合が少なく、粒厚が大きく、窒素施肥量が少ないと加工適性は優れる傾向...
要約 早生で製粉適性に優れ、めんの食感は粘弾性に優れることが、埼玉県で確認された低アミロース小麦「チクゴイズミ」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦...
要約 α-アミラーゼ活性自動分析装置により受け入れ・乾燥施設で小麦子実中のα-アミラーゼ活性を簡易迅速に分析することが可能である。測定された活性値とアミロ値およびフォーリング・ナンバーとの相関が高いので...
要約 「チクゴイズミ」は「ダイチノミノリ」に比べて出穂期は1日程度早く、成熟期が1日程度遅い早生種である。稈長はやや長く、穂長は同程度、穂数は多い。子実重は「ダイチノミノリ」より多収で、千粒重は同程度...
精麦加工適性に優れた二条大麦「ニシノホシ」を佐賀県で奨励品種に採用
要約 「ニシノホシ」は精麦加工適性に優れ、「ニシノチカラ」よりやや早生で収量、品質も同程度であり、うどんこ病に強く、栽培適性も「ニシノチカラ」並に優れている。「ニシノチカラ」の一部に替えて普及する。...
要約 「チクゴイズミ」は穂発芽性が難で、製めん適性は農林61号並に優れ、外観品質が良く、早生、多収であり、県内平坦部の小麦栽培地帯に普及できるので、奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の小麦奨励品...
早生、製粉性が高く、めんの粘弾性が優れる小麦新品種「群馬W2号」
要約 群馬県で育成した小麦新品種「群馬W2号」は早生、耐倒伏性が強く製粉適性に優れ、低アミロース含量でめんの食感は粘弾性に優れることから、バンドウワセに代えて準奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の...
要約 「アサカゴールド」は大麦縞萎縮病に対して極強の抵抗性をもち、良質、多収であり、県下一円の二条大麦栽培地帯の大麦縞萎縮病の汚染地域に普及できるとして、奨励品種に採用した。 背景・ねらい 県下では...
要約 「シュンライ」は早生強稈で、耐倒伏性・品質・加工適性に優れ、収量性も安定した品種である。本県の平坦地から準高冷地帯(標高800mまで)を対象に奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 県内の六条...
要約 小麦「ニシホナミ」は、農林61号に比べやや早生で耐倒伏性が優れる。穂発芽性は同程度の難である。製粉特性が農林61号よりやや優り、製めん適性は高く、特にめんの食感に優れる。福岡県で準奨励品種に採用。...
要約 小麦品種「しゅんよう」は、「ワカマツコムギ」より早熟で、収量性・外観品質が優れる。また、難穂発芽性で、安定した加工適性を有することから、福島県会津地域を中心とした小麦作の安定化が期待できる。 ...
要約 はとむぎ「奥羽3号」は粒が大きく多収で、外観品質、加工適性ともに優れる。成熟期は中生の早に属し中国地方山間部では安定して成熟期に達する。短稈で着粒層が狭いので機械収穫に適する。 背景・ねらい ...
要約 はとむぎ「はとひかり」は粒が大きく多収で、外観品質、加工適性ともに優れる。成熟期は中生の早に属し中国地方山間部では安定して成熟期に達する。短稈で着粒層が狭いので機械収穫に適す。 背景・ねらい 中...
要約 はとむぎ「はとじろう」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械化収穫に適...
要約 はとむぎ「東北2号」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械収穫に適す...
要約 小麦の穂発芽により増加するα-アミラーゼ活性を測定して低アミロ小麦を簡易・迅速に検出する手分析条件を確立するとともに、測定の多点迅速化・自動化のためのオートアナライザーを用いた測定方法を開発...