要約 そばの安定多収には、リン酸と窒素に重点をおいた施肥や、輪作体系に組み入れた栽培が有効である。施肥量の多い野菜後の1作目は無施肥でも良いが、養分吸収量の多い飼料作物の後作や、そばを連作する場合に...
温度、土壌水分、耕耘がイチビの出芽に与える影響と発生パターン
要約 イチビは温度で15℃以上、土壌水分で25~55%の水分域で発芽勢が高い。自然条件では降雨の2~3日後に発生が増加し、その傾向は約1ヶ月間続く。また、その後の耕耘の刺激により再度、出芽のピークが訪れ、10月...
要約 ワルナスビの栄養繁殖器官(根)は埋没深5cmの位置では、冬季の寒波と乾燥による影響を受けない。また地表面から50cmの埋没位置からも出芽が可能なことから、プラウ耕による反転、深耕ではワルナスビの蔓延...
転換畑でのトウモロコシサイレージ生産における実態調査と作業時間の推定
要約 転換畑でのトウモロコシサイレージ生産の現地実態調査から、畦畔を有することや圃場区画の違いと作業時間、圃場の分散による生産物の運搬と機械移動時間等を推定し、転換畑におけるトウモロコシサイレージ生...
イタリアンライグラスおよびヘアリーベッチによるワルナスビの生育抑制
要約 トウモロコシ播種時にイタリアンライグラスまたはヘアリーベッチを播種した場合、除草剤処理に比べて同等のトウモロコシ乾物収量を得ながら、優れたワルナスビの発生抑制効果がある。 背景・ねらい 近年、農...
要約 地下水中の硝酸性窒素濃度は生産性を維持した草地緩衝帯を通過すると、急速に減少する。草地緩衝帯の浄化能は植生の有無や地下水位の高低により異なる。地下水中硝酸性窒素負荷量が17gN/日・㎡通水断面程度...
トウモロコシ圃場における土壌中のイチビ種子の垂直分布と実生の発生
要約 飼料用トウモロコシ圃場におけるイチビの出芽数と土壌中のイチビ種子密度は比例する。土中種子の垂直分布は作土層の範囲で均等であるが、出芽した実生の大部分は浅い土層の種子から発生し、発芽しなかった種...
要約 地下水中の硝酸性窒素濃度は生産性を維持した草地緩衝帯を通過すると,急速に減少する。草地緩衝帯の浄化能は植生の有無や地下水位の高低により異なる。地下水中硝酸性窒素負荷量が17gN/日・㎡ 通水断面程...
要約 地下水中の硝酸性窒素濃度は生産性を維持した草地を通過すると、急速に減少する。草地の浄化能は植生の有無や地下水位の高低により異なる。硝酸性窒素負荷量が1.7kgN/日・100m長通水断面程度までであれば、...
トウモロコシ圃場における土壌中のイチビ種子の垂直分布と実生の発生
要約 飼料用トウモロコシ圃場におけるイチビの出芽数と土壌中のイチビ種子密度は比例する。土中種子の垂直分布は作土層の範囲で均等であるが、出芽した実生の大部分は浅い土層の種子から発生し、発芽しなかった種...
ミニマムティレッジによるイタリアンライグラス・トウモロコシの省力多収栽培法
要約 部分耕と浅耕によるイタリアンライグラス・トウモロコシのミニマムティレッジ栽培は、全面ロータリ耕耘を行う慣行栽培法に比べ省力的であり乾物収量も同等以上である。ミニマムティレッジ栽培では、慣行耕耘...
要約 三重県内のトウモロコシ栽培において、イチビ群落とトウモロコシの光競合条件下では雑草害を回避し、埋土種子量を増加させないための除草必要期間はトウモロコシ播種後約25日間である。 背景・ねらい トウモ...
要約 イチビを原物重量比20%混合したトウモロコシサイレージを搾乳牛に1日当たり16kg給与し生産され生乳では、イチビ特有の異臭を官能検査によって有意に識別できない。 背景・ねらい 飼料用トウモロコシは畜産農...
西南暖地における部分耕播種、表面播種撹拌によるス−ダングラスの3作型生産技術
要約 西南暖地において、エンバク、イタリアンライグラス及びトウモロコシを収穫し、部分耕播種あるいは表面播種撹拌、土中注入によるスラリーの追肥とロールベール収穫調製を取り入れるス-ダングラスの3作型省...
要約 多年生外来雑草ワルナスビが種子及び根片繁殖した場合、その根部は水平方向にはあまり伸長しないものの地中深くまで伸長し、作土層の根群がロータリ耕耘により切断、攪乱されることにより地上茎の分布域も圃...
西南暖地における部分耕播種、表面播種撹拌によるスーダングラスの3作型生産技術
要約 西南暖地において、エンバク、イタリアンライグラス及びトウモロコシを収穫し、部分耕播種あるいは表面播種撹拌、土中注入によるスラリーの追肥とロールベール収穫調製を取り入れるスーダングラスの3作型省...
要約 トウモロコシ南方さび病は西日本地域に広く発生し、その発生程度は初発時期の早晩、夏期の気温と降雨、秋期の気温、栽培品種の抵抗性などとの関わりが深い。第一次伝染源は海外から飛来する夏胞子と考えられ...
トウモロコシ栽培におけるイチビに対する除草剤施用の意志決定支援システム
要約 三重県内のトウモロコシ畑に発生したイチビのライフサイクルをシステムダイナミックス手法によりモデル化し、特に土壌処理剤施用後の残存個体の本数により茎葉処理剤施用の有無を決定するシミュレーションモ...
要約 外来雑草のガガイモは生活環が2年以上にわたる多年生雑草であり、栄養繁殖器官である横走根はロータリ耕耘により約10cmに切断される。この切断された根片は1年間で10m以上に伸長し、次年度の耕耘により圃場...
要約 飼料畑の多年生雑草ガガイモを防除するには、作物を播種後にアトラジン・メトラクロール水和剤を散布し、さらに残存するガガイモにアイオキシニル乳剤で茎葉処理する体系処理が効果的である。 背景・ねらい ...