要約 いちご「エッチエス-138」は多収で果実の外観、硬度、日持ち性が優れ、業務用に適する四季成り性品種である。 背景・ねらい 「エッチエス-138」は北海三共株式会社において、夏秋どり作型において多収性であ...
要約 〔要約〕イチゴ果実は着果節の果梗が太くて長いほど大果であり、太さと長さが揃っているほど果実の揃いが優れる傾向にあり、それらの形質は高い遺伝力を示す。揃いの良い大果品種の育成には‘Pajaro’に代表さ...
要約 〔要約〕イチゴの高設ベンチにおいて、水の気化潜熱を利用した培地冷却法を用いると、晴天の最高気温時に培地温度が5℃~10℃低下する。高温時に定植したイチゴの生育が促進され、頂花房の分化・出蕾時期が早...
要約 〔要約〕‘いちご中間母本農1号’は商品果平均果重が25~30gの極大果性で交配親として高い能力を有する。本中間母本は早生で休眠が浅く、厳冬期の生育や食味が安定し、収量性も高く、促成栽培用極大果イチゴ...
要約 こんにゃく精粉を糖液により限定膨潤させると、つぶつぶ感のあるこんにゃく食品ができる。また、精粉のりを酵素剤処理して調製したこんにゃくの物性は、精粉量を減らして柔らかくしたこんにゃくとは明らかに...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
イチゴ新品種「さちのか」・「さがほのか」の促成栽培における花芽分化特性
要約 イチゴの短日夜冷処理によって新品種「さがほのか」は「とよのか」より花芽分化が早く、安定しており、「さちのか」は「とよのか」より花芽分化が遅い。また、普通育苗における花芽分化期は、「さがほのか」...
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」(研究)
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
イチゴ新品種「さちのか」、「さがほのか」の促成栽培における果実品質特性
要約 イチゴ果実の果皮色は「さちのか」が濃く、「さがほのか」は「とよのか」と同程度である。糖度は「さちのか」と「さがほのか」は収穫初期に高いが、「さがほのか」は2月に低下し、春期に高くなる。果実硬度...
イチゴ新品種「さちのか」・「さがほのか」の促成栽培における収量特性
要約 イチゴの促成栽培において、新品種「さがほのか」は「とよのか」よりも、上物率が高く、1果重も重く、2月以降の収量が多い。また、「さちのか」の収量は「とよのか」よりもやや少ないが、果形の乱れは少ない...
要約 70kg/cm2の高圧ポンプと特殊ノズルで噴出した人工霧は、直径10ミクロン以下の微細粒子が多い。この霧を夏季の茶園上空に漂わせると、昼間の葉温は低下し、新芽の生育は促進させる。 背景・ねらい 防霜用人工...
要約 促成栽培用イチゴ品種‘さちのか’は、着色促進のための栽培管理を必要とせず、また果実硬度と秀品果率が高いため収穫後の作業性と流通適性に優れる。果実糖度とビタミンC含量が安定して高く、肉質が緻密で...
Fragaria x ananassaとF.nilgerrensisとの複倍数性種間雑種と特性
要約 8倍性栽培イチゴ(F.× ananassa)と2倍性野生種(F. nilgerrensis)との種間雑種から試験管内倍化法により、着果性に優れ、果重、果形、糖度、ビタミンC含量などは栽培イチゴと同程度で、かつ野生種の...
要約 中間性イチゴ品種の‘Aiko’、‘Pajaro’は、一季成り性品種に比べ、花芽分化に対する温度・日長の許容範囲は広く、休眠覚醒後の花芽分化感受性獲得時期も早く、これらの特性は夏秋どり作型開発に利用できる。...
要約 イチゴの休眠覚醒のための低温要求量を判定する指標として、「ランナー発生の有無」が有効である。また、本指標を用いた低温要求量についての遺伝解析では低温要求量の多い品種と少ない品種とのF1は少な...
要約 四季成り性実生個体は、光中断・中温条件下で頂花房の出現葉位が低く、頂花房出現葉位と四季成り性強弱との相関が高いので、頂花房の出現葉位を指標として四季成り性個体の早期選抜が可能である。 キーワ...
要約 ‘北の輝’は寒冷地並びに温暖地の露地栽培及び寒冷地の半促成栽培に適する晩生で休眠が深く、多収、大果で日持ち性に優れ、うどんこ病に強く、萎黄病にも比較的強い品種である。 キーワード 寒冷地、露地栽...
要約 促成イチゴ完熟果実の常温保存では、外観劣化からみた日持ち性には主として光沢低下と着色進化が関与する。光沢低下の原因となる果肉軟化の指標には、収穫時の果肉硬度及び果皮貫入までの変形量の保存過程に...
受粉用昆虫マルハナバチは近紫外線除去フィルム被覆下でも利用できる
要約 近紫外線を全く透過させないハウス内でも、一般農ビフィルム下と同様に受粉用昆虫のマルハナバチは受粉活動をする。 背景・ねらい 平成3年12月に試験用として導入されたマルハナバチ(Bombus terrestris)は...