要約 形質転換体由来の蛍光タンパク質をマーカーとして用い、キク植物体の培養葉切片の癒合と癒合部分からの植物体再分化を介して、キク周縁キメラ植物を作出できる。 キーワード 周縁キメラ、キク、組織培養、蛍...
要約 花きの新たな菌類病であるアサガオ黒斑病、インパチェンス類立枯病、スカビオサべと病、ルドベキア黒斑病、ベゴニア根腐病および茎腐病を命名・記録したことにより、各病害を情報に基づいて的確に診断できる...
要約 世界各地で重要害虫として問題になっているタバココナジラミバイオタイプQは、日本国内で少なくとも30科64種類の植物を寄主として利用する。このうち、バイオタイプBと共通するものは少なくとも19科40種類に...
要約 タバコのアルコールデヒドロゲナーゼ遺伝子の5’非翻訳領域配列(94bp; NtADH-5'UTR翻訳エンハンサー)は、キク及びトレニアの外来遺伝子の翻訳効率を飛躍的に向上させる。 キーワード 遺伝子組換え、キク...
バンカー植物で増えたケナガカブリダニがカンザワハダニの密度を抑制する
要約 キク科のチトニアをバンカー植物に利用することで、チトニアで増殖したケナガカブリダニが茶園へ移動し、チトニアから8.5m離れた5畝目までチャのカンザワハダニの密度を抑制する。 キーワード チャ、カンザ...
要約 キク科のチトニアは、代替餌にナミハダニを利用することでチャのカンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニを効率的に増殖でき、バンカー植物に適している。 キーワード チャ、カンザワハダニ、土着天...
改変エチレン受容体遺伝子(Cm-ETR1/H69A)導入による雄性不稔キクの作出
要約 69番目のヒスチジンをアラニンに置換したメロン由来改変エチレン受容体遺伝子を遺伝子組換え技術によってキクに導入することで、花粉が全く形成されない雄性不稔キクの作出が可能になる。 キーワード キク、...
要約 点滴灌水施肥栽培(養液土耕)におけるスプレーギクの養水分管理プログラムは、作当たり施肥量を、窒素およびりん酸23g/m2とし、花芽分化期に施肥を抑える。灌水量は日射量で制御し、葉数20枚を目安に灌水量...
要約 嵯峨ギク‘小倉錦’にrolC遺伝子を導入することにより、側枝数が増加するとともに節間伸長が抑制される。 キーワード キク、形質転換、rolC 背景・ねらい タバコやカーネーションなど多くの植物種...
EF1αプロモーターの利用によるキク形質転換体での遺伝子発現
要約 タバコから単離したエロンゲーションファクター1α遺伝子のプロモーターが、キク形質転換体において導入遺伝子を安定的に発現させる。 キーワード キク、形質転換、プロモーター、外来遺伝子発現 背景・ねら...
要約 奄美群島のサトウキビ栽培地帯では、ラセンセンチュウ類の発生が多く、次いでイシュクセンチュウ類、ネグサレセンチュウ類が多い。 キーワード サトウキビ栽培地帯、植物寄生性線虫類、ラセンセンチュウ、イ...
要約 タバコ・アルコールデヒドロゲナーゼ遺伝子のプロモーター領域214bpのDNA断片(ADH200)を35Sプロモーターに連結すると、キク形質転換体における導入遺伝子の発現が安定化すると同時に根において高い発現を...
要約 〔要約〕キク科の根菜ヤーコン‘サラダオトメ’は、北海道等の寒地・寒冷地では安定して多収で、塊根の裂開が少なく外観の品質が優れ、塊根の貯蔵性が優れている。 キーワード ヤーコン、‘サラダオトメ’、品質...
要約 〔要約〕茶園からは地温の低い冬期を除いて多量の亜酸化窒素が発生する。亜酸化窒素発生量は窒素施肥量が30 kgN/10aを越えると増加するが、石灰窒素の併用により低く抑えることが出来る。 キーワード 茶園、...
要約 1998年以降、奄美群島のハウス栽培宿根アスターに発生したうどんこ病の病原菌はErysiphe cichoracearum型のOidium sp.で、防除薬剤としてはBDEDC乳剤、イミノクタジン酢酸塩・ポリオキシ...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
キク属植物の葉緑体DNA遺伝子領域のPCRーRFLPによる多型
要約 〔要約〕キク属野生種および栽培種を材料とし、葉緑体DNA遺伝子領域についてPCR-RFLP法で分析を行ったところ、遺伝子領域3種類と制限酵素9種類の10組み合わせについて多型が認められた。 キーワード キク...
要約 露地の春植え夏秋コギクの窒素吸収は、生育初期は緩やかであるが、花芽分化期から発蕾期にかけて旺盛となる。生育中期に窒素供給がピ-クとなる緩効性肥料を施用すると、窒素吸収量が増加して、切り花の品質...
通気や液温制御が不要な保水シート耕方式の養液栽培装置(指導)
要約 不織布を培養液保持材として用い、作物の水消費量に応じた給液管理ができる簡易な養液栽培装置(保水シート耕)を開発した。本方式では、根系の一部が空気中に露出しているため、通気が不要である。また、液...
要約 食用ギク花弁からの抽出物は、抗酸化性、ラジカル消去活性を有する。その主たる成分は、クロロゲン酸と2種のイソクロロゲン酸(3,5-ジカフェオイルキナ酸 4,5-ジカフェオイルキナ酸)である。 背景・ねらい 食...