要約 竹炭を100kg/a全層施用することにより、ホウレンソウの収量が増加し水溶性シュウ酸が減少する。また、有機質肥料を用いると、アスコルビン酸が増加し硝酸態窒素は低下する。 キーワード ホウレンソウ、竹炭...
要約 放射暖房であるハロゲンヒータおよび遠赤外線ヒータによって園芸施設を暖房すると、気温は温風ヒータよりも低くなるが地温は高くなる。ハロゲンヒータで暖房したホウレンソウ、遠赤外線ヒータで暖房したシソ...
腐植と無機態窒素の量に応じたハウスホウレンソウの堆肥・肥料適正施用技術
要約 籾殻牛糞堆肥を連用するハウスホウレンソウ栽培では、腐植と無機態窒素の量に応じた堆肥・肥料の削減で、収量を低下させずにホウレンソウの硝酸を低減できる。収穫後土壌の無機態窒素を10mg/100g以下にする...
要約 ホウレンソウの抗酸化活性は収穫物の周辺温度が高い場合に低下率が大きく、小売店もしくは消費者到着まで2日を要する流通形態においては、数時間以上持続する15℃以上の温度条件により3∼4割低下する事例があ...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
作期、栽植密度、遮光処理がホウレンソウ抗酸化活性に及ぼす影響
要約 ホウレンソウの抗酸化活性は作期や栽植密度により異なり、夏季に低く、密植によっても低下する。夏季の遮光も抗酸化活性を低下させるが、収穫数日前に二重遮光の片方を取り除き遮光率を減少させることで改善...
要約 ハウス内温度を低く保つ寒締め栽培は、ホウレンソウの糖度を上げるとともに硝酸含量を低下させるのに有効である。収穫前の地温とホウレンソウの硝酸含量は正の相関を示す。一方、地温とシュウ酸含量には明確...
乳酸菌Pediococcus pentosaceusによるホウレンソウの病害抑制効果と発芽率向上効果
要約 漬物から分離した乳酸菌Pediococcus pentosaceus(ペディオコッカス・ペントサセウス)KMC05株は、ホウレンソウ萎凋病及び立枯病に対する発病抑制効果を示し、土壌水分過剰条件でのホウレンソウ種子の発芽率...
要約 2段重ねに傾斜させた穴径の異なるベルトを同調回転させて種子を受け渡し、長細い開口板で切った溝に低い位置から播種する簡単な機構の播種機である。アップダウンベルト式播種機より正確な間隔に播種できる...
要約 農産物購入に関する価値意識によって消費者を3つの意識タイプに分類する。「品質・伝統」型は県内特定地域産の農産物を、「無関心」型は特売の農産物を、「バランス」型は付加価値のある農産物をよく購入す...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
要約 土壌還元消毒により土壌のアンモニア態窒素が増加し、無機態窒素量は太陽熱消毒に比較し約3倍増加するが、可給態窒素量は処理により減少する。コマツナ等の栽培では、土壌還元消毒後は作付け前に土壌診断を...
窒素施肥深度の違いがホウレンソウとダイコンの生育・窒素吸収に及ぼす影響
要約 ホウレンソウの生育と窒素吸収は、0~15cmの土壌中窒素濃度に依存する。 ダイコンは、0~60cmの施肥窒素を吸収でき、窒素吸収量は土壌への投入量に応じて増加する。 キーワード 窒素吸収、施肥深度、施肥濃...
要約 有機資材から発生するガス成分量と根の生長を簡易に検定できるカップを考案した。牛糞、魚粕及び鶏糞からはエチレンが発生し、ホウレンソウの地下部及び地上部の初期生育は促進される。 キーワード 有機資材...
要約 豚ぷんを乾燥し、化学肥料を添加混合した後、成型・乾燥してペレット肥料を作ることができる。成分調整材として尿素、塩化加里を混合した同肥料は、原料豚ぷんの窒素肥効率を50%として施肥量を設定すること...
葉根菜類の生育に対する生分解性プラスチックマルチの連用すき込みの影響
要約 ポリブチレンサクシネートやポリ乳酸などを原料にした生分解性プラスチックは、葉根菜類のマルチ資材として4年間以上連用してほ場にすき込みを行っても、ミズナやダイコンの生育には影響がなく、慣行のポリ...
被覆尿素と畦内施肥を組合せたコマツナ・ホウレンソウの3作1回施肥による窒素減肥
要約 コマツナ及びホウレンソウの3作栽培において、溶出日数の異なる被覆尿素を組み合わせて用いることにより、3作1回の施肥で栽培が可能である。また、畦内施肥を組み合わせることにより窒素施肥量を3割削減する...
要約 ホウレンソウの硝酸イオン濃度を生産現場などで簡易に測定する場合、最内葉と最外葉をそれぞれ圧搾搾汁し、希釈後、簡易測定器で測定する。この平均値は、株全体の値と同等の値となる。 キーワード ホウレン...
要約 ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの残留農薬を市販ELISAキットで分析した。イミダクロプリド、フェニトロチオン、クロルフェナピル、及びクロロタロニルの各キットは、実用上十分な測定感度と操作性を有するこ...