要約 傾斜畑の表土を山側に飛ばす片排土仕様の一輪歩行型土揚げ機である。本機は、スイッチバック・ハンドルターン方式で方向転換するため、片排土での往復作業が可能で、傾斜畑でも安全に作業できる。また、1行...
要約 アレロパシー活性をプラントボックス法で検定するとソバ属植物に強い阻害作用がある。ソバには,他感物質として没食子酸,ファゴミン,および数種のピペリジンアルカロイドが含まれている。雑草が発生する前...
要約 アルファルファペレット、米ぬか、あるいは菜種油粕ペレットの各々20kg/aを普通期栽培の水稲移植3日後に湛水条件で散布すると雑草抑制効果が高く、これらを混合して用いることによりさらに効果が高まる。こ...
早春まき栽培または防虫ネットでキャベツの殺虫剤散布を省略できる
要約 キャベツ栽培において、4月上旬までの定植(早春まき栽培)ではべたがけとペーパーポット育苗による生育期間の短縮によって、また通常の初夏~夏秋採り栽培では1×1mmの防虫ネットの利用によって、殺虫剤の使...
要約 グラウンドカバープランツ37種を導入して越冬性、被覆の早さなど生育特性を 調査し、畦畔用として「ポテンティラ」、「クリーピングタイム」が有望。現地畦畔にミ ントを植栽したところ、2年目では畦畔全体...
要約 竹炭原姿を条状に埋設、かん水チューブを敷設後、マルチを張った圃場に、セル成型苗を順次定植するホウレンソウの不耕起連続栽培システムを開発した。このシステムにより、ホウレンソウは連作障害の発生もな...
要約 クリーン農業によるたまねぎ生産の費用は、化学資材の削減に伴い、これを補完 するために新たなコストが生じており割高である。そのため、経済的な成立には、生産段 階における費用の増加分を流通段階で補填...
要約 長期抑制ミニトマト栽培のマメハモグリバエとコナジラミ類に対して、天敵寄生蜂およびピリプロキシフェンテープ剤と他の害虫防除法を組み合わせたIPM体系は、有効性と経済性が慣行防除に勝る。 キーワード ...
要約 ペパーミント、オレガノ、レモングラスを3年間連続栽培した。収量は施肥量による差がみられるが、いずれも2年目が最高で、3年目は大きく低下するため株の更新が必要である。収量・栄養価から、飼料作物と...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
要約 品種‘グリーンボール’、‘楽園’、‘YR家康’は直播栽培が可能である。施肥播種機を用いて施肥と播種を1工程で行なう。施肥は、速効性の化成肥料と被覆肥料を種子直下に帯状に施用する。播種は、小粒を除いたペ...
要約 畑雑草の多くはキタネグサレセンチュウの好適寄主であるため、対抗植物栽培時の雑草は線虫密度の低減効果を阻害する。すき込み後も線虫密度が減少するマリーゴールドに比べ、殺線虫作用が劣る野生エンバクで...
西ジャワ高原野菜地帯における1年3作の短期輪作によるキャベツ根こぶ病の抑制〔国際〕
要約 西ジャワ高原野菜地帯の主要作物であるキャベツに多発する根こぶ病被害は、ニンジン、ジャガイモを組み込んだ1年3作の輪作により、初期生育が順調に保たれ、実用的に被害の無い程度の収量が得られるまで制...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
要約 三重県における水田雑草の残草実態を調査した。ノビエの大部分がイヌビエである。ミゾハコベ、アゼナ類はスルホニルウレア系除草剤抵抗性生物型の残草が確認される。セリの残草水田は30%と多く、その他の多...
トマト黄化葉巻病の発生の有無に応じた抑制トマト栽培のIPMモデル
要約 抑制栽培トマトの主要害虫に対して、トマト黄化葉巻病(TYLCV)の未発生地域では天敵寄生蜂を、発生地域では選択性殺虫剤を主体としたIPMモデルを策定した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、天敵寄生...
被覆シートと有用植物等の植栽を組み合わせた畦畔、法面管理法の経済性
要約 耐久性の高いシートとハーブ類や地被植物を組み合わせた畦畔、法面の管理法は、初年度の労働時間が約77時間/100m2 、コストは約10万円/100m2 である。植栽後は長期間にわたる防草効果と景観の向上が期待で...
無農薬米栽培に取り組む大規模水田作経営への稲麦大豆2年3作導入効果
要約 米価下落への対応策として無農薬米栽培に取り組む大規模水田作経営に立毛間播種技術を導入することにより、稲麦大豆2年3作の作付拡大と無農薬米の作付維持が可能となり、一層の所得向上がはかられる。 キ...
要約 休耕水田や遊休農地の植生・雑草管理に導入が推奨されているヘアリーベッチには,植物生育阻害作用の本体としてシアナミドが含まれている。シアナミドは窒素肥料である石灰窒素の成分として,殺虫・殺菌・除...
要約 法面植栽のハーブとして比較的生育のよいタイム類、オレガノおよび安定した生育を示すクリーピングローズマリーを選定した。現地圃場での生育から、補完資材として防草シートを組み合わせた植栽が好ましい。...