要約 これまで漁業現場での収集が困難であった漁獲情報等を、漁業者の作業を軽減し効率良く収集できるアプリケーション(以後、「アプリ」)を開発する。下関では、沖合底びき網漁船全船(5か統10隻)が本アプリ...
要約 薬用作物トウキの収穫適期推定プログラムは、メッシュ農業気象データ日平均気温を使用し、下限・上限温度間の生育好適温度日数をパラメータとする根の生育計算を行い、収穫適期を推定する。本州・四国の寒冷...
検疫有害植物Candidatus Liberibacter solanacearumを検出できる新規プライマーセット
要約 新規に開発したPCRプライマーにより検疫有害植物Candidatus Liberibacter solanacearum(Lso)を特異的かつ高感度に検出できる。本プライマーは、コンベンショナルPCRおよびリアルタイムPCRのいずれ...
要約 2003年ごろから日本で栽培が始まった中国の栽培きのこバイリングは、生物学的種の概念ではエリンギと同種であり、分子系統学的には中国で独自に進化した変種であることを明らかにして、種苗登録で想定される...
背景・ねらい
漁業就業者の減少,年齢構成の高齢化や後継者不足が深刻化している。高齢者でも無理なく働けて,さらに若者が魅力を感じるような,安全で快適な労働環境を実現するための研究が必要である。そ...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
要約 ホルモン型の除草剤であるクロピラリドが牛ふん堆肥中に残留している場合、トマト栽培における生育障害の原因となることがある。トマト以外でもナス科、マメ科、キク科、セリ科に属する作物はクロピラリドに...
要約 アシタバの未記録病害9種について、防除の基礎とするため、病原菌を同定し、病名を付した。また、葉枯病に対してイプロジオン水和剤が有効である。 キーワード アシタバ、新病害、薬剤防除、野菜
背景・...
要約 フランネルフラワーはオーストラリア原産のセリ科の植物で、日本へ自生種が切花として輸入されているものの、鉢花用の矮性種は原産国でも育成されていない。オーストラリアから導入した矮性の系統から、選抜...
イチゴ高設栽培における排液中の硝酸性窒素を除去する装置の特性比較
要約 イチゴ高設栽培10aの排液中の硝酸性窒素を除去するためには、1日の硝酸性窒素排出量を20gとすると、硫黄酸化菌を利用した除去装置は脱窒資材量が105kg以上、セリおよび水田表層土を利用した装置は20m2以...
要約 三重県における水田雑草の残草実態を調査した。ノビエの大部分がイヌビエである。ミゾハコベ、アゼナ類はスルホニルウレア系除草剤抵抗性生物型の残草が確認される。セリの残草水田は30%と多く、その他の多...
中南部九州では耕地近隣の林野にもネコブセンチュウ類が広く分布する
要約 熊本県、宮崎県および鹿児島県の耕地近隣の林野にはネコブセンチュウ類が広く分布し、しかも北方系のキタネコブセンチュウが優先的に分布している(検出頻度81.5%)。耕地の優占種であるサツマイモネコブセ...
要約 全国の青果物卸売業者を対象に青果物直接入荷割合、地元産青果物割合、実質セリ取引割合によって順位付けし、全国的位置が把握できる行政指導参考図表を作成した。また、卸売市場の形態別に卸売業者のクラス...
要約 農業用水路に21種類の水生植物などを植栽し、収穫期まで栽培できた9種類の植物体の窒素をケルダール法により分析した結果、シュロガヤツリ、パピルスが用水中の窒素を多量に吸収していて、これらの植物体は...
要約 黒毛和種肥育素牛の育成期(12~40週齢)において、濃厚飼料の給与割合を体重比1.5%とした場合は、2.5%とした区に比べて、ロース芯面積、皮下脂肪厚等の枝肉成績で有意に優れており、脂肪交雑及び肉色につい...
要約 産地家畜市場では去勢和子牛価格形成に対して出荷体重とともに血統が重要な要因となっている。しかも、種雄牛以上に2代祖までの血統が影響力を持っている。さらに、和子牛相場が相対的に低いときに血統の影...
要約 アンケート調査によると、県内水田に発生する主要雑草はノビエ、ホタルイ等である。これらの除草剤処理後の残存率は1990年調査と比べて多くの草種で上昇している。除草剤の1回処理や残草放置の増加が雑草の...
要約 イチゴ大果系品種「さちのか」について、品種及び平詰めパックの市場性を調査した結果、「さちのか」は卸売市場セリ人、生産農家、消費者の評価はおおむね良好で市場出荷、直売、宅配便産直のいずれにも適す...
要約 薬草センキュウの種いもに関して、着生数の少ない20~30gの中いもを利用する慣行法に加え、着生数の多い10~20gの小いもを効率的に利用しうる技術を確立した。 背景・ねらい 薬草センキュウの種いもに用いら...
第一胃内消化速度の異なる飼料給与時の消化可能な乾物排泄量の比較
要約 泌乳牛は維持の3~4倍もの飼料を摂取するので、第一胃での飼料の滞留時間が短くなって消化率が低下する。しかし、第一胃内消化速度の速い飼料を給与すると、消化速度の遅い飼料に比べて飼料摂取量増加に伴う...