要約 紫カンショ塊根に含まれるアントシアニン色素及びポリフェノール類には抗変異原活性がある。これらの成分は活性化された変異原の作用を直接消去する。 背景・ねらい 農産物の輸入自由化に対応して、南九州の...
要約 ミナミネグサレセンチュウ系統間のカンショ親和性の差異とrDNAのPCR-RFLPパターンの差異は符合する。 PCR-RFLPに基づく3類型間には不完全な生殖的隔離があり、半種レベル以上の相違を示す。カンショ親和性は...
線虫寄生性細菌Pasteuria penetransによるカンショのネコブセンチュウの生物的防除
要約 線虫寄生性細菌Pasteuria penetransを土壌に施用し,カンショを連作すると,5作目においてサツマイモネコブセンチュウによる塊根の収量および品質の低下を,D-D剤処理と同等に抑制することができる。 背景・ね...
要約 ギ酸を抽出溶媒とした紫カンショからのアントシアニン色素抽出法は、従来の硫酸法に比べて抽出液の色価が高く、抽出残渣は家畜飼料として再利用できるので、色素生産コストが低減される。 背景・ねらい 現在...
紫色のカンショジュース飲料による肝機能要注意者のγ−GTP・GOT・GPT値の低下
要約 肝機能要注意者の中には、食品である紫色のカンショジュース120mlを毎日連続44日間飲用することにより血清のγ-GTP・GOT・GPTの値が低下する者がいる。そのグループに属する者は肝機能要注意と指摘されてから...
外観が良く食味の優れる青果用かんしょ新品種候補系統「関東108号」
背景・ねらい 青果用かんしょとして広く栽培されている「ベニアズマ」は収量が高く、肉色が黄色で、食味も極めて良いという長所をもつ反面、いもが大きくなりやすい、あるいはいもの形状が乱れるという欠点を有し...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
要約 農産物を恒温器中で加熱し、表面色、肉色などの変化を測色値とカラー画像で解析するシステムを開発した。省電力型の恒温器、色彩色差計、ノートパソコンの組み合わせにより、一般車両を利用して試験圃場でカ...
要約 わが国に発生するアレナリアネコブセンチュウは、アイソザイムおよびミトコンドリアDNAの塩基配列の差異によって3系統に分けられ、それぞれの系統は分布域およびかんしょの品種に対する寄生性が互いに異なっ...
要約 連作障害が発生した時の作物の根圏土壌細菌群集の多様さを、BIOLOG細菌同定システムで評価することができる。連作障害が発生した場合は、根圏土壌細菌群集の多様性は低くなるが、障害が顕在化しない場合には...
要約 畑地からの窒素溶脱を低減するために土壌下層に埋設する資材の候補として複数年または単年の効果を期待する場合はカンショ澱粉滓、杉おがくず、木炭が優れ、単年の効果でもよい場合は藁稈類が有望である。 ...
背景・ねらい 畦の表面を硬化し,地下への水の浸透量を制限することで,畑地からの窒素溶脱に起因する地下水汚染の防止を図る栽培法を開発し,その効果の高いことを明らかにした(肥料溶脱を低減するかんしょの耕う...
要約 カンショ「九州114号」は塊根中にβ-カロテンを多量に含み、高カロテン系統としては乾物率が高く、パウダー用加工原料に適する。南九州のカンショ作地域に適する。 背景・ねらい 南九州では、でん粉原料用カ...
紫色のカンショジュース飲用による肝機能要注意者のγ-GTP・GOT・GPT値の低下
要約 肝機能要注意者の中には、食品である紫色のカンショジュース120mlを毎日連続44日間飲用することにより血清のγ-GTP・GOT・GPTの値が低下する者がいる。そのグループに属する者は肝機能要注意と指摘されてから...
紫色のカンショジュース飲用ラットにおける四塩化炭素誘起肝障害の軽減
要約 四塩化炭素(CCl4)で引き起こされるラットの肝障害に対する紫色のカンショジュースの軽減効果を調べた。CCl4投与前に紫色のカンショジュースを飲ませておくと、血清中のGOT、GPT値の上昇を抑えることができ...
要約 リノール酸の自動酸化反応を利用した農産物の抗酸化能評価法を開発した。本法は、自動酸化反応で微量に生じた過酸化脂質を高感度なジエチルチオバルビツール酸法にて検出する。簡易、迅速で、かつ多数の検体...
要約 挿苗期、収穫期の異なるカンショの澱粉特性は、挿苗期、収穫期が遅くなると、糊化開始温度は低く、糊化熱も小さくなる。 背景・ねらい カロテンやアントシアンを含む有色カンショ粉末はすでに実用化されてい...
要約 アブシジン酸(ABA)添加培地で誘導した「高系14号」の胚様体を相対湿度60%で約2週間乾燥すると、液体窒素中で凍結保存できる。保存した胚様体は発芽し、植物体に成長する。 背景・ねらい 現在実用化されて...
要約 カンショ「九州120号」は極多収で乾物率が低く、β-カロテンを多量に含み、搾汁液の褐変が少ない。ジュース用加工原料に適する。全国のカンショ作地域に適する。 背景・ねらい 南九州では、でん粉原料用カン...
要約 アブシジン酸(ABA)添加培地で誘導した「高系14号」の胚様体を相対湿度60%で約2週間乾燥すると、液体窒素中で凍結保存できる。保存した胚様体は発芽し、植物体に成長する。 背景・ねらい 現在実用化されて...