要約 「あきづき」「王秋」は、3~5番果で、側枝1mあたりに、5~6果の果実を着果させることにより 品質のよい果実を得ることができる。 キーワード ニホンナシ、着果番果、着果密度 背景・ねらい 「あきづ...
要約 ニホンナシ「あきづき」において短果枝の着生した結果枝を育成するには、主枝・亜主枝から発生した新梢を7月に夏季誘引して予備枝候補とし、翌年、100cm以上の予備枝には切り返しを加えて誘引し6~7月に摘...
要約 日本ナシ「幸水」のハウスおよび露地栽培で寒天0.1%添加した10%ショ糖溶液を用いた人工受粉では、花粉希釈倍率が250倍で慣行の梵天受粉と同等の結実が確保でき、果実品質もほぼ同程度であるが完全種子数は少...
要約 ニホンナシ「あきづき」では、夏期に新梢誘引を行って長果枝を育成し、葉数確保に有利なえき花芽を 積極的に利用する。えき花芽のない枝は長い予備枝とすることで十分な短果枝が確保できる。平均果重500gを ...
黒ボク土におけるニホンナシ新品種「あきづき」の収穫始期判定法
要約 満開後33日間の平均気温と満開日から収穫始期までの日数の間には、相関関係が認められ、収穫始期は満開後33日間の平均気温から予測できる。予測日を基に澱粉反応値2.0以下、糖度12%以上、地色4.0を目安に収...
ニホンナシ「新生(しんせい)」と「秋麗(しゅうれい)」の受粉樹としての利用方法
背景・ねらい 現在のニホンナシ主要品種は自家不和合性であるため、結実確保のための人工受粉とそれに用いる花粉採取は重要な作業である。花粉採取用の受粉樹は「新興」、「二十世紀」、「長十郎」等が用いられて...
要約 花芽の着生が少ないニホンナシ「あきづき」では、長さ 150cm程度の1年枝の先端を切り返さずに予備枝として利用し、先端部以外の新梢を摘心処理することにより、発育枝数を減少させ、短果枝及び先端新梢にえ...
要約 キクイムシ類の食入前から食入初期(4月~5月)にかけてニホンナシの主幹部にマラソン・MEP乳剤(200倍、400倍)を2回散布することで、食入の予防と加害の進行防止に高い効果が期待できる。 キーワード 日本ナ...
要約 ニホンナシ「あきづき」は満開後20日に早期摘果することによって果実重が重く、バラツキが少ない。また、果実糖度は摘果時期による差は見られないが、短果枝着生果実が腋花芽着生果実より高い。 キーワード ...
要約 国育成のニホンナシ「あきづき」の着果量は、10a当たり8000果程度が適当である。その場合の着果基準は、花芽3.0~3.5芽に1果、葉果比で55程度である。 キーワード ニホンナシ、「あきづき」、適正着果量 背...
要約 日本ナシ「豊水」は有機配合肥料区に比べ肥効調節型肥料区は収量が多く、果実品質も優れ、年1回施肥や年間窒素投入量を削減するなど、施肥作業の省力化が可能となり、環境への負荷も軽減できる。 キーワード...
要約 日本ナシ「晩三吉」の果実の黒あざ症は、収穫後30~40日間の貯蔵中のCO2、低温及び果実袋の濡れが発生要因になるので、CO2が貯蔵環境に充満しないようにすること、貯蔵温度は15℃程度とすること、果実袋が降...
要約 日本ナシ「筑水」の自然条件下での自発休眠覚醒に必要な7.2℃以下の低温要求量は700~750時間である。 キーワード 日本ナシ、筑水、自発休眠覚醒、低温要求量 背景・ねらい 日本ナシ「筑水」は、成熟期が早く...
要約 日本ナシ「新高」では、果実袋による果実品質への影響が認められており、みつ症の発生が多い条件下では、外袋が薄茶原紙新聞印刷油加工紙で内袋が赤色原紙油加工紙、または外袋が外白内黒原紙で内袋が赤色原...
要約 日本なし「愛甘水」の低糖度果実を防止するには、本摘果時(満開40日後)に長果枝で新梢が発生している果台において、比較的小さい幼果を摘果する。また、着果量が十分に確保できない場合は、発生した新梢を摘...
要約 「興津2号」を母親に、「花御所」を父親とする完全甘がき新品種「53-1」を育成した。「伊豆」に続いて収穫できる早生の甘がき品種で、果皮色が赤く、果実重も250g前後となり、直売に適する。 キーワー...
要約 「新高」に「新星」を交雑し、日本なし新品種「歓月」を育成した。「新高」に続いて「愛宕」より10日程度早く収穫できる晩生の赤なし品種で、果重は700g程度の大果となり、果肉質が優れている。氷温でおよそ...
要約 気象情報にもとづくナシ「幸水」とブドウ「巨峰」の県内産地4か所における開花予測情報を、インターネットからリアルタイムで入手でき、開花期前後のより適切な管理作業が可能となる。 キーワード ナシ「幸...
要約 日本なし「幸水」成木樹へ施肥した重窒素の吸収率は、11月基肥よりも6月追肥が高い。従って、春~初夏にかけて窒素を分施することで、現在の基肥主体の施肥法よりも効率的な施肥ができる。 キーワード 日本...
要約 日本ナシ「新高」のていあ部の亀裂は、摘果時に着果番位の高い果実または有てい果を選定すること、小袋を交配後20日目の早期にかけること、カルシウム剤を満開後10日目から10日間隔で5回散布することで軽減...