緑肥景観作物による北日本夏季のセイヨウミツバチ殺虫剤曝露被害低減技術
要約 養蜂場近くに緑肥景観作物の花畑を用意することで、セイヨウミツバチが餌の少なくなる夏季に作物や農地周辺の雑草に訪花して起こる殺虫剤使用に伴う被害を低減できる。 キーワード セイヨウミツバチ、殺虫剤...
植物の防御機構を応用した貯蔵病害菌の増殖を抑制するフィルムの開発
要約 植物は病原菌の感染を抑制するために抗菌物質を生産する。高い抗菌活性を指標に選抜された植物由来の化合物を徐放するフィルムで果物を覆うと、カビ増殖を抑制できる。本成果は果物等の貯蔵病害防除のための...
ブドウの輸出に向けた機能性資材及び穂軸給水処理による鮮度保持技術の開発
要約 ブドウ「巨峰」をMAフィルムで包装し10℃で貯蔵する場合、酸素透過度11,100㏄/㎡・24h・atmが適している。船舶でシンガポールへ輸出する場合、穂軸給水処理し防湿段ボールに入れた果実は、穂軸の褐変が抑制され...
要約 広食性土着天敵であるオオメカメムシの幼虫齢期は頭幅長を指標にして推定することができる。野外採集個体の発育段階別構成比の推移調査結果から、本種は成虫越冬で、千葉県ならびに茨城県では主に年1化し、...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津18号」は「ピオーネ」に「レッドパール」を交雑して育成した4倍体の早生系統である。安定した結実と収量及び平均5gの無核の果粒を得るために2回のジベレリン処理を行う必...
高速液体クロマトグラフィーによる糖含量測定における前処理の簡素化
要約 日本ナシの糖組成を測定する場合、搾汁液を用いても、従来法の熱アルコール抽出と同等の精度が得られる。また、いちご、ぶどう及び日本ナシにおいて、試料液をマイクロ波で加熱するか、除タンパク能を有する...
要約 果実と野菜について、家庭内需要および需要の世帯間格差 *の変化は総需要の変化を予知する先行指標として活用し得る。ニンジン、レタス、ホウレンソウ、カボチャは今後とも需要が伸び、イチゴ、タマネギは飽...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...
要約 イチゴの促成栽培において高冷地で朝夕または午後短日処理をすることによって花芽分化が促進され10月上旬から収穫が開始され、成り休みもない。 背景・ねらい イチゴの促成栽培では、年内の価格が高いことか...