要約 高周波パルス加熱(HFP)により、果実や野菜のペーストを連続、迅速、均一に加熱殺菌する技術である。農産物素材の色や風味を保持したペーストを長期間保存可能とし、フードロスの低減、食材としての付加価値...
要約 携帯型分光計を用い、リンゴの果皮表面から波長域650~740 nmの散乱光の反射率を測定することで、果皮のクロロフィル含量を迅速かつ高精度に測定できる。収穫適期の指標となる地色やデンプン指数を評価でき...
要約 異なる径の貫通穴を有する緩衝材シートを層状に積み重ね、形成された空間にブドウの果房を収納することによって、輸送中の脱粒発生を大幅に軽減可能な新規包装方法を開発する。ブドウの国内における長距離輸...
輸出促進のための輸出対象国における国産農産物の嗜好性データベースの活用
要約 国産農産物の輸出促進のためには、輸出対象国の消費者の嗜好性を把握したうえで、好みに応じた品種を輸出する必要がある。そこで、機器分析などを活用した効果的な嗜好性調査プロセスを明らかにし、調査結果...
要約 小規模酒造業者は輸出拡大を目的に、新規顧客開拓がのぞめるワイン販売会社等の販社と取引する。ただ、それらの販社は清酒の理解度が低く、業者には販社の理解醸成を図る現地営業活動が負担になるため、これ...
要約 個人携行輸出のためのリンゴ容器を開発する。リンゴが底付きしないサイズのパルプモールドに二酸化炭素吸着剤を同封し、40 μmポリエチレンフィルムでリンゴを脱気包装すると、輸送中のリンゴの回転や損傷...
要約 高アミロース米を粒のまま水を加えて炊飯・糊化させ、高速せん断撹拌をする「ダイレクトGel転換」により、ゲル状の食品素材が調製できる。米粉に加工する必要がないため、低コスト化が可能で、洋菓子やパン...
要約 開発した包装容器は伸縮性フィルムを展張した合成樹脂製の外装と汎用ホールトレーからなり、イチゴ等の軟弱果実の輸送に適する。従来の包装容器に比べ、果実の物理的傷害を1/4以下に軽減でき、簡易な包装形...
要約 輸出用果実の上下2ヶ所のくぼみに水滴を含んだ圧縮空気の旋回流を同時噴射してハダニ類成虫を果実から除去する連続搬送式果実洗浄機である。バッチ式の揺動噴射式果実洗浄機や慣行作業と同等にハダニ類成虫...
リンゴ「ふじ」の果梗および種子中元素組成に基づく日本産と外国産の判別
要約 果梗および種子中の元素組成を用いる多変量解析から、日本産と外国産のリンゴ「ふじ」を高い的中率で判別することが期待できる。同様に国内の主要産地の判別も可能である。 キーワード 産地判別、元素組成、...
台湾における果実の購買・消費行動と日本産果実に対する消費者評価
要約 台湾の消費者は果実の購買・消費において、「伝統市場での購買の多さ」、「周年購買・消費的傾向の強さ」、「酸味の弱い果実志向」、「日本産果実の品質に対する高い評価と価格に対する低い評価」等の特性を...
要約
市販のバイアル容器を利用して収穫後のブドウ穂軸に水分を補給することにより、果実重の減耗および穂軸の褐変が抑制でき鮮度保持に有効である。
キーワード ブ...
リンゴ「ふじ」輸出の際に問題となる果肉褐変の消石灰による抑制
要約 リンゴ「ふじ」の輸出に発泡スチロールボックスを用いる場合、10kgボックス当たり消石灰を50g入れることにより、炭酸ガスによる果肉褐変障害を抑制できる。 キーワード リンゴ輸出、発泡スチロールボックス...
水産発酵食品から分離された好塩性ヒスタミン生成乳酸菌のヒスチジン脱炭酸酵素遺伝子の解析
背景・ねらい
食の安全・安心への志向の高まり,嗜好の多様化,加工残滓の有効利用等により,魚介類を原料とした天然発酵調味料の製造量が急増している。しかし,発酵調味料の製造過程で,アレルギー様食中...
ブドウの輸出に向けた機能性資材及び穂軸給水処理による鮮度保持技術の開発
要約 ブドウ「巨峰」をMAフィルムで包装し10℃で貯蔵する場合、酸素透過度11,100㏄/㎡・24h・atmが適している。船舶でシンガポールへ輸出する場合、穂軸給水処理し防湿段ボールに入れた果実は、穂軸の褐変が抑制され...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
FTA交渉戦略に関する研究――米豪自由貿易協定交渉の事例――
背景・ねらい 自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)が急速に注目を集めるようになったが,FTA交渉では相手国の輸出攻勢にさらされる国内の産業がしばしば懸案となる。そのような産業の利害関係者が結束して...
背景・ねらい 経済のグローバル化が進展する中,二国間で自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)を結ぶ動きが活発となっており,わが国でもすでにシンガポール・メキシコとの協定を締結・発効させているほか,...
要約 豚肉の部位別国内自給率は、1988年から2000年にかけて、「ひれ」が63.1%から32.2%へ、「ロース」が56.2%から26.1%へ顕著に低下した。豚肉の国内生産は、テーブルミートとしての消費ニーズに応じ、部位別需給...