要約 飼料用米「みつひかり」の飼料成分は、日本標準飼料成分表に示されている籾および玄米と比べて、大きな差は見られない。飼料用米はトウモコロシ圧ペンの代替飼料として、乳牛では乾物で7%給与可能である。 ...
アントシアニン高含有トウモロコシサイレージの発酵品質とアントシアニンの安定性
要約 アントシアニン高含有トウモロコシ系統は通常型品種と同様にpHが低い良質なサイレージが調製できる。また、長期間貯蔵しても、品質の変化は小さい。トウモロコシのアントシアニン含量はサイレージ貯蔵中に減...
自給飼料や食品製造副産物多給TMRは、泌乳牛用飼料として有用である
要約 飼料価格の高騰対策として、泌乳中期の乳牛にトウモロコシサイレージと食品製造副産物の給与割合を高めたTMRを給与しても、乳生産に影響を及ぼさず、かつ飼料コストの低減が可能である。 キーワード トウ...
食品製造副産物を活用した発酵飼料は黒毛和種去勢牛肥育に有効である
要約 食品製造副産物を活用した乳酸発酵飼料は嗜好性が良好で、肥育牛の発育や枝肉成績・枝肉販売金額等は市販配合飼料を給与した牛と同等である。発酵飼料は高水分の食品製造副産物を低コストで飼料利用する方法...
畑地型酪農経営におけるトウモロコシサイレージ多給技術の経営的効果
要約 中規模畑地型酪農経営でトウモロコシサイレージを多給すると、配合飼料価格が48.0円/kg以上で所得は慣行を上回る。収穫労働の制約で経産牛77頭、所得20,094千円が上限となるが、飼料生産の外部化で106頭、2...
根釧・道北地域向きの耐倒伏性サイレージ用トウモロコシ新品種「北交66号」
要約 「北交66号」は、熟期が“早生の早”に属し、同熟期の品種「ぱぴりか」と比べ、乾物収量やTDN収量は同程度であるが、雌穂収量が同等以上で雌穂中の子実割合が高い。また、耐倒伏性が強く、極強レベルのすす紋...
要約
生ビートパルプ、スイートコーンパルプ、規格外ニンジンの飼料価値
要約
地域集団型の自給飼料主体TMR供給システムの設立運営方法と評価
要約 地域集団型の自給飼料主体TMR供給システムの設立検討時には、利用組合等との調整や農家の経営改善を支援する技術指導体制の整備に配慮する。運営時は特定の農家に負担がかからない体制、技術指導を取り入...
飼料用トウモロコシと濃厚飼料を混合調製した細断ロールベールサイレージの特性
要約
とうもろこしサイレージ多給時に適した併給飼料のタンパク質分解性
要約
要約 ため池を利用して複合経営を実践するには、数か月先を見越した水利用計画を立てる必要がある。経験のない農家が各自のため池の水量、乾季中の水の蒸発量、経営規模に応じた野菜や家畜の水消費量を簡単に読み...
黒ボク土畑における牛ふん堆肥由来窒素の作物による吸収と土壌残存
要約 重窒素で標識した牛ふん堆肥窒素のトウモロコシ-コムギ体系による吸収率は7作合計で14%であり、作土への残存率は67%と高い。硫安併用が残存率に与える影響は小さい。内田のモデル式により標識堆肥窒素...
要約 飼料中へタンニンを添加することでメタン産生は抑制されるが、縮合型タンニンでその効果は大きい。また、飼料への添加により反すう家畜からのメタン産生量の抑制が可能である。 キーワード メタン、タンニン...
アルファルファ跡地のトウモロコシ栽培では窒素施肥量を節減できる
要約 アルファルファ草地のすきこみ後に初めて栽培するトウモロコシでは窒素肥料を節減できる。アルファルファの利用期間を2年、トウモロコシ栽培時のスラリー施用量を5t/10aとした場合では、窒素肥料を無施用...
細断型ロールベーラを活用した自給粗飼料主体発酵TMRの調製給与
要約 トウモロコシサイレージを主たる粗飼料源とし、細断型ロールベーラを活用して調製したロール発酵TMRは、安定した良好な発酵品質を長期間保持することができる。泌乳牛における飼料の消化性、乳生産性は当日...
要約 泌乳最盛期の乳牛に給与する低蛋白TMRの分解性蛋白質含量を8%程度まで低くすると、乳生産に顕著な差はないものの、乾物摂取量が低下する。また、粗蛋白質含量を13%台まで低くしても、乳生産に差は見られ...
要約 初産牛において体温が上昇し、血漿中の還元因子であるビタミンC濃度が低下する夏季高温環境下では、泌乳量と乳タンパク質、乳糖、無脂固形分分泌量は血漿中ビタミンC濃度と正の相関関係がある。 キーワード ...
要約 乳牛のふん尿の堆肥化時にバイオディーゼル燃料(以下BDFとする)製造副生成物を5%程度添加することにより、堆肥化初期温度の立ち上がりが早くかつ高くなり発酵期間が短縮される。また、連続的に添加す...
要約 泌乳牛において夏期高温環境下では体温が上昇し、また血漿中の還元因子であるSH基、ビタミンC濃度の低下と、酸化生成物であるチオバルビツール酸反応物(TBARS)の増加がみられ、酸化ストレスが亢進している...