水稲不耕起直播栽培における肥効調節型肥料の側条施肥による生産安定効果
要約 水稲の不耕起直播栽培において肥効調節型肥料の全量基肥側条施用は施肥窒素利用率が向上し、窒素吸収量が増加した。側条施肥は初期生育の促進による穂数及び籾数の確保、増収効果が高く、さらに下層の根量が...
水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」の麦あと栽培における施肥法と収穫適期
要約 水稲新品種「玉系88号」の麦あと栽培において安定多収を得るための施肥法は、基肥量を全層施肥では0.5kg/a、側条施肥では0.4kg/a(N,P,K)とし、穂肥を出穂前25~20日に0.3kg/a(N,K)程度施用する。収穫適...
要約 発育指数を用いた水稲コシヒカリの出穂期予測モデルにおいて、深層追肥や大豆油粕などの穂肥の施用適期とされる出穂前35日に対応するDVIは、概ね0.55である。 背景・ねらい 発育ステージの概念を用いた、推...
要約 近赤外分光法による水稲葉中の簡易窒素定量法を検討した結果、立毛中の水稲生葉の両面にセロハンテープを貼付するテープ処理採葉法によって、安定したスペクトルが得られた。また、同法を用いた推定値と実測...
肥料の連用にともなう南九州各種火山性土壌浸透水中の硫酸イオン濃度の推移
要約 施用した硫酸イオンが南九州各種火山性土壌地下1mの土壌浸透水中に急増する までの年数は土壌の種類によって異なり、土壌の硫酸イオン保持能に依存する。その後の 硫酸イオン溶脱量は土壌の種類をとわず、降...
要約 酸素供給剤で種子を被覆しなくても、催芽種子の代掻きをした土壌中への散播により良好な苗立ちが得られるので、生産費の大幅な削減ができる。嫌気土壌中における苗立ちは低温下で低下し、また品種間の差は大...
要約 1977年から現在に至るまでの全国の国公立研究機関で実施された、飼料作物の草種選定、栽培技術に関する試験成績を概要集から収集し、その所在情報データベースを構築した。また、概要集そのものを画像データ...
要約 スイカの子葉展開期に3~6mMのSTS(チオ硫酸銀)を散布すると多雌花性系統ほど第1雌花着生節位が低くなる。この性質を利用すると定植期(5~6葉期)までに実生集団から多雌花性系統を効率よく選抜することが...
要約 トマト青枯病抵抗性の発現には、植物体内のカルシウム栄養条件が関与し、低カルシウム条件下では抵抗性は低下するが、高カルシウム条件においては抵抗性が高度に発現する。 背景・ねらい トマト青枯病は...
要約 砂地野菜栽培において、溶脱しやすいイオウの施用は効果的で、タマネギ、ダイコンの収量は1.8 kgS/a、辛味は0.5 kgS/aのイオウ(硫酸カルシウム)施用により高まる。 背景・ねらい 砂地土壌は養分の保持...
要約 「リュウホウ」の標準播種期の子実重は、ライデンに比べ 6%程度多収である。播種密度は、平方メートル当たり 13.7から 18.3本程度の標準からやや密植がよい。密植に伴う耐倒伏性はライデンより強く、機械化...
要約 根釧地域をモデル地域とし、約1km四方のメッシュ単位でチモシーにおける1番草の出穂期をノンパラメトリックDVR法によって予測するシステムを作成し1番草の全生育期間における気象データを用いて出穂期予測を...
要約 窒素施用量が増すほど、また施用時期が遅いほど、水稲米粒中のスクロース含有率は低下し、全窒素(タンパク質)含有率は上昇した。しかし、全タンパク質中に占めるプロラミンの割合は窒素栄養条件によって...
要約 1977年から現在に至るまでの全国の国公立研究機関で実施された、飼料作物の草種選定、栽培技術に関する試験成績を概要集から収集し、その所在情報データベースを構築した。また、概要集そのものを画像デー...
要約 窒素施用量が増すほど、また施用時期が遅いほど、水稲米粒中のスクロース含有率は低下し、全窒素(タンパク質)含有率は上昇した。しかし、全タンパク質中に占めるプロラミンの割合は窒素栄養条件によって...
要約 被覆尿素肥料を施用し再生紙マルチ栽培した水田では,水稲による窒素吸収量が増加し,施肥効率も高まる。また窒素の有機化量が増加し,脱窒量が減少するので,本栽培体系は省肥料とともに環境への窒素負荷の...
要約 遺伝資源の利用と栽培技術の改良により、催芽種子を直接嫌気的な湛水土壌中に播種する技術を創出し、苗立ちを安定化させると同時に倒伏と雑草害を軽減させる技術を熱帯において開発した。 背景・ねらい 熱帯...
要約 無エルシン酸「キザキノナタネ」のドリル播きにおける播種適期は 9月上旬、播種量は10a当たり250gで多収が得られる。窒素施用量は 10a当たり基肥8kg、抽台期追肥4kgで最も多収である。 背景・ねらい なたね...
乾燥牛糞によるダイズシストセンチュウの孵化促進と密度制御効果
要約 乾燥牛糞は、ダイズシストセンチュウに対する孵化促進効果を有し、汚染土壌への施用後ただちにだいずを播種すると、だいずへの雌成虫の着生は顕著に増大する。しかし、乾燥牛糞の施用後一定の期間をあけてだ...
要約 トマト青枯病抵抗性の発現には、植物体内のカルシウム栄養条件が関与し、低カルシウム条件下では抵抗性は低下するが、高カルシウム条件においては抵抗性が高度に発現する。 背景・ねらい トマト青枯病は...