要約 イチゴ収穫ロボットは、つり下げ式高設栽培ベッドの通路を走行し、果実の着色度を基に収穫適期の果実を判別する。そして果柄を把持切断することにより果実に接触せず採果を行い、トレイに収容する。収穫率は...
寒冷地での短日処理による一季成り性イチゴ秋どり栽培における適品種
要約 寒冷地での短日処理による一季成り性品種を用いたイチゴ秋どり栽培では、「紅ほっぺ」が栽培年次や栽培方式(土耕、高設栽培)にかかわらず安定して多収であり、大果であることから適品種である。 キーワード ...
要約 イチゴの栽培品種における種子親の同定や育成系譜の検証には、葉緑体DNAの2つの遺伝子間領域trnL-trnFおよびtrnR-rrn5における塩基配列多型が指標となる。 キーワード イチゴ、葉緑体DNA、母...
要約 「おいCベリー」は、ビタミンC含量が「さちのか」の約1.3倍と高く、高糖度で食味に優れ、収量性が高く、促成栽培に適する。 キーワード イチゴ、ビタミンC、良食味、促成栽培 背景・ねらい 野菜類の健康維持...
要約 損傷や質量減少率を抑える品質保持効果があるイチゴ用果柄把持パックである。個別容器は収穫した果柄付イチゴを1果ずつ収容して損傷なく取り扱うことができ、自動パック詰装置は個別容器から果柄把持パック...
要約 イチゴ10倍体種間雑種品種「桃薫」の果実はモモ様の強い芳香を有する。果肉は柔らかいものの、淡黄橙で色の淡い果実は光沢があり外観が良好で、収量性にも優れる。新規の需要開発・拡大のためのイチゴ品種と...
台湾における果実の購買・消費行動と日本産果実に対する消費者評価
要約 台湾の消費者は果実の購買・消費において、「伝統市場での購買の多さ」、「周年購買・消費的傾向の強さ」、「酸味の弱い果実志向」、「日本産果実の品質に対する高い評価と価格に対する低い評価」等の特性を...
要約
イチゴのランナーを採苗後、ただちにポリ袋に入れ、-2~0℃の冷蔵庫に入庫すると、約1か月貯蔵可能である。また、出庫後はセルトレイに挿し苗し、温室に遮光資材や冷房機を設置し...
要約
「まりひめ」は「章姫」と「さちのか」の交配実生から選抜・育成した促成栽培向けの新品種で、上物率が高く、糖度(Brix)9以上で安定して高い。また、「さちのか」と比較して、収...
要約
イチゴの着色改善のため、高設栽培で果実の支持角度を任意に調整できる可動式果実架台を開発した。可動式果実架台の利用で、着色の改善が図られるとともに、栽培管理時には架台を下...
要約 ヤガ類防除を目的とする緑色蛍光灯の終夜照明は、従来の黄色蛍光灯に比較してイチゴの花房出蕾への悪影響が同等または小さい。品種ごとに緑色蛍光灯の光強度に対する感受性が異なり、「さがほのか」、「とち...
夏秋どり栽培に適する四季成り性イチゴ新品種「サマーティアラ」
要約 四季成り性イチゴ新品種「サマーティアラ」は、果実が大きく、6~11月まで収穫が可能であり、夏秋どり栽培に適する。果形は円錐形、果皮色は鮮赤色で光沢があり、果実外観も良好である。糖度や糖酸比が高く...
DNAマーカーによるイチゴの連鎖地図作製とイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析
要約 イチゴ(Fragaria × ananassa)品種「さちのか」とFragaria virginiana交配集団を供試材料としたイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析(量的形質遺伝子座解析)の結果、量的形質遺伝子座は連鎖地図上の3...
四季成り性イチゴ「エッチエス-138」と「サマールビー」の摘果・摘花房処理の効果
要約 イチゴ四季成り性品種「エッチエス-138」では、摘果処理により上物収量が増加し品質が向上するが、「サマールビー」では摘果、摘花房処理による増収効果は認められない。また、両品種とも摘果、摘花房処理に...
ブドウの輸出に向けた機能性資材及び穂軸給水処理による鮮度保持技術の開発
要約 ブドウ「巨峰」をMAフィルムで包装し10℃で貯蔵する場合、酸素透過度11,100㏄/㎡・24h・atmが適している。船舶でシンガポールへ輸出する場合、穂軸給水処理し防湿段ボールに入れた果実は、穂軸の褐変が抑制され...
要約 ハウス内最低夜温を5℃に下げ早朝から13℃とし、根域温度も夜間10℃に下げ早朝から15℃とする変温管理を行う。日中の換気温度を28℃に、電照時間を延長することで、イチゴ高設栽培において、品質、収量が劣るこ...
Pythium spinosum および P. sylvaticum によるイチゴピシウム根腐病の発生(病原菌追加)
要約 栃木県の土耕栽培イチゴで新たに発生した立枯性の土壌病害は、 Pythium spinosum および P.sylvaticum によるイチゴピシウム根腐病(病原菌追加)で、下位の葉柄が小豆色に変色し、罹病株の根は黒色~暗褐...
要約 「おおきみ」は、平均果重が20g以上の極大果で日持ち性と食味に優れ、摘果作業が不要な促成栽培用イチゴ品種で、萎黄病、炭疽病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。 キーワード イチゴ、極大果、日持...
要約 「こいのか」は、早生で連続出蕾性に優れ、年内収量の多い促成栽培用イチゴ品種である。果実の硬度は高く日持ち性に優れ、糖度が高く、食味は極めて良い。 キーワード イチゴ、早生、日持ち性、良食味、連続...
要約 イチゴの高設栽培による普通促成作型において、クラウン部加温を行うことにより、ハウス内最低温度4℃管理でも厳寒期の生育が促進され、ハウス内最低温度10℃管理と同等以上の商品果収量が得られるとともに、...