ピーマンにおけるPMMoV抵抗性遺伝子(L4)に連鎖したSCARマーカー
要約 トウガラシDNAを20merのプライマーセット(AP-7/8)でPCRをすると、PMMoV抵抗性のL4遺伝子と密に連鎖したDNA断片(WA31-1500S)が増幅される。このDNA断片はL4遺伝子を有するPMMoV抵抗性個体選抜のDNAマーカー...
ハクサイ根こぶ病抵抗性個体を選抜可能なマイクロサテライトマ−カ−
要約 開発したハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座に連鎖したマイクロサテライトマーカー2種類は異なる病原菌レースに対応しており、抵抗性個体を効率的に選抜することに利用できる。 キーワード マイクロサテライト...
良質・良食味で病害虫複合抵抗性の水稲新品種「むさしの1号」、「むさしの2号」
要約 水稲「むさしの1号」、「むさしの2号」は「コシヒカリ」並の良食味で縞葉枯病、ツマグロヨコバイ抵抗性をもち、いもち病にも強い病害虫複合抵抗性を兼ね備えた品種である。外観品質も優れ、また、耐倒伏性は...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性遺伝子(L4)に連鎖したDNAマーカー
要約 塩基配列が5'-AAGGCGCGAACG-3'のプライマーを用いてトウガラシDNAをPCRすると、PMMoV抵抗性のL4遺伝子と連鎖したDNA断片(WA31-1500)が増幅される。このDNA断片はL4遺伝子を有するPMMoV抵抗性個体選抜のDNA...
ダイズモザイクウイルスの外被タンパク質遺伝子を導入した形質転換体の作出法
要約 大豆の不定胚培養系を用いて、パーティクルガン法によりダイズモザイクウイルス外被タンパク質遺伝子を導入した形質転換体を作出することができる。 キーワード ダイズ、パーティクルガン法、ダイズモザイク...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性(L3)DNAマーカーの開発
要約 PMMoV抵抗性遺伝子座(L3)から4.0cMに位置すると思われるPMMoV抵抗性RAPDマーカー(rRAE618A)を開発し、さらにSTS化を行い、抵抗性個体に特異的にバンドがみられる優性PCRマーカー(dsPMFR21)、及び抵抗性とり...
要約 穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の穂いもち防除効果を準同質遺伝子系統を用いて検定した。穂いもち多発条件下でのPb1の発病もみ率低減効果は、防除価で表した場合、93.1と高い。Pb1をもつ系統は、もたない系統...
イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の菌系特異性と葉いもち抵抗性
要約 いもち病抵抗性遺伝子Pb1による葉いもち抵抗性発現と穂いもち抵抗性の菌系特異性について、Pb1準同質遺伝子系統を用いて検定した結果、葉いもち抵抗性は11葉期以降高まり、穂いもち抵抗性に菌系特異性はみら...
大麦縞萎縮病ウイルス3型系統抵抗性で麦芽品質の優れた二条大麦新品種「スカイゴールデン」
要約 ビール醸造用二条大麦「スカイゴールデン」は大麦縞萎縮病ウイルス1・2・3型系統及びうどんこ病に抵抗性をもつ。千粒重、整粒歩合が高く、整粒重が高く、可溶性窒素が高くなり易いものの総じて麦芽品質に優...
要約 イチゴの炭そ病抵抗性は主として相加的効果の高い複数の遺伝子に支配されている。また、炭そ病抵抗性と果実品質との間に重大な連鎖はない。そのため、単純に栄養系選抜を行うよりも、淘汰圧を加えながら種子...
大麦縞萎縮病ウイルス3型系統抵抗性で麦芽品質の優れた二条大麦新品種「スカイゴールデン」
要約 ビール醸造用二条大麦「スカイゴールデン」は大麦縞萎縮病ウイルス1・2・3型系統及びうどんこ病に抵抗性をもつ。千粒重、整粒歩合が高く、整粒重が高く、可溶性窒素が高くなり易いものの総じて麦芽品質に優...
RFLPマーカーによる新しいトビイロウンカ抵抗性遺伝子座の同定
要約 RFLPマーカーを用いた連鎖解析の結果、イネトビイロウンカ抵抗性に関する異種ゲノム種由来の新しい劣性遺伝子bph11(t)、bph12(t)をそれぞれ第3染色体、および第4染色体上に同定した。九州農業試験場・水田利...
従来のホウレンソウべと病菌とは病原性の異なる菌株に抵抗性を持つ晩秋まき用品種
要約 ホウレンソウのべと病菌レース1,2,3,4抵抗性品種に発生する菌株に対して抵抗性を有する品種のうち、「C9-013」「C7-008」「99SP44」の生育が早く、晩秋まき栽培に有望である。 背景・ねらい ホウレンソウは...
要約 〔要約〕F1抵抗性品種‘うたげ70’、‘隆徳’及び罹病性品種を判別品種に用いることにより、既存のWilliams法およびECD法では判別できなかったハクサイ根こぶ病菌の病原性差異を明らかにできる。 キーワード ...
要約 〔要約〕シャロットの第1染色体をもつネギの単一異種染色体添加系統は、高度のさび病抵抗性を示す。本添加系統はシャロットのもつさび病抵抗性をネギに導入するための有望な育種素材である。 キーワード シ...
要約 日本に飛来するトビイロウンカ個体群は、抵抗性遺伝子bph 2を持つイネ品種に対して、1997年以降加害性を示すように変化した。九州農業試験場・地域基盤研究部・害虫管理システム研究室 背景・ねらい 害虫に...
要約 ピーマンの新品種「鹿島みどり」は、TMV-p(PMMoV-J)抵抗性を有した青果栽培用F1品種で、L3抵抗性遺伝子をホモに持ちその抵抗性は極めて強い。果実は中長形で、果色の緑が濃く、果肉が薄く軟らかい。高温期...
要約 日本に飛来するトビイロウンカ個体群は,抵抗性遺伝子Bph-1 を持つイネ品種に対しては1990年以来継続的に加害性を増し,bph-2 を持つ品種に対しては1997年以降急激に加害性を増している。 背景・ねらい ...
要約 イネ系統「中部32号」の葉いもち圃場抵抗性には、作用力の強い1個の優性遺伝子が関与している。その遺伝子は第11染色体のDNAマーカーC1172近傍に座乗している。 背景・ねらい 農薬使用量軽減のため、イネの...
要約 第2染色体上に存在するイネのいもち病抵抗性遺伝子Pib を遺伝地図情報を利用して単離した。Pib 遺伝子は1251アミノ酸からなる蛋白質をコードし、その蛋白質はヌクレオチド結合部位とロイシンに富む反復配列...