要約 CMVの弱毒株「SH208」は、アールス系メロンの他に露地メロンにも適用可能である。また、弱毒ウイルス接種による苗質、果実品質の低下は認められない。 背景・ねらい メロンでは、CMV(キュウリモザイクウイ...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
良食味カボチャの新系統「88A-3-53-1-7-6-3-8」
要約 カボチャ選抜系統「88A-3-53-1-7-6-3-8]は、栃木県在来の良食味系統「中山カボチャ」の特性を具備し、低節位から安定して着果する。果形は紡錘形、果肉は粉質で食味が優れる。 背景・ねらい 栃木県在来系統...
要約 ‘毛馬’キュウリをカボチャに接ぎ木栽培した結果、果実品質に差が生じ、自根に比較し、果実の果肉部および胎座部の歯切れ(脆軟性)が低下する傾向が認められる。 背景・ねらい ‘毛馬’は大阪市都島区の毛馬...
要約 かぼちゃの低品質果(乾物率25%以下)発生には、土壌および作物体の石灰栄養条件が関与しており、発生軽減対策として土壌の石灰飽和度50~60%を目途に石灰資材の施用が有効である。 背景・ねらい 北海道の主要...
要約 DBNを処理したほ場にかぼちゃを栽培すると異常果が発生する。異常果発生生ほ場土壌のDBN残留分析による発生予測は困難であるが、異常果の非破壊判定法として水浸漬法は有効である。 背景・ねらい DBN剤処理...
要約 ダイコン栽培で、最も労力を要する洗浄・選別作業の省力・軽労化を図るため、家族労力で使いやすい小型の洗浄・選別機を開発した。本機により、手作業で行っている重労働な仕上げ洗浄が省略でき、箱詰めが迅...
要約 トウガンの台木にカボチャ(品種:新土佐)を利用することにより、1月~4月の冬春期の増収が期待できる。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜育種研究室 背景・ねらい 本県のトウガンは、1月~4月の冬春期に本...
背景・ねらい ウリ科野菜の育苗では、発芽後の子葉の重なりを避けるために整列播種が推奨されている。さらに、セル成型トレイを利用して居接ぎを行う作業や全自動接ぎ木装置による接ぎ木作業では、子葉展開方向が...
ジベレリン20位酸化酵素遺伝子の導入によるわい性植物の作出(研究)
要約 アグロバクテリウム法を用いてカボチャ由来のジベレリン20位酸化酵素遺伝子をレタスに導入し、わい化個体を得た。導入遺伝子の発現により、ジベレリンの不活性化が促進され、わい性が現われた。 キーワー...
要約 ブドウの房の比重と糖度との間には高い相関関係があることを明らかにした。音響式体積計を利用した比重測定に基づくブドウの非破壊糖度推定装置を開発した。これまで困難だったブドウの糖度推定が、低コスト...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 消費者の高級品指向に応えるため果実糖度の非破壊推定法が実用化されているが、装置が高価であるなどの問題点がある。音響式体積計と天秤により測定した果実比重から糖度を推定する、格段に低コストなモモ糖...
要約 わが国のウリ科作物に広く発生して被害を与えているカボチャモザイクウイルスの複製酵素遺伝子の塩基配列を解析し、そのウイルス複製酵素の517アミノ酸残基からなる一次構造を推定した。 背景・ねらい カ...
要約 きゅうりに被害を及ぼすキュウリモザイクウイルス(CMV),ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)及びカボチャモザイクウイルス(WMV-2)に対して混合弱毒ウイルスを接種することによりモザイク病の防除が...
「宮内伊予柑」「セミノール」及び「ネーブルオレンジ」に適したCTV弱毒ウイルス
要約 カンキツトリステザウイルス(CTV)の弱毒系統M-23A接種「宮内伊予柑」、M-15A接種「森田ネーブル」及びM-10接種「セミノール」樹では、強毒ウイルス保毒樹と比べ樹体生育、果実肥大が良好になり収量が多く...
要約 果実と野菜について、家庭内需要および需要の世帯間格差 *の変化は総需要の変化を予知する先行指標として活用し得る。ニンジン、レタス、ホウレンソウ、カボチャは今後とも需要が伸び、イチゴ、タマネギは飽...
成果の内容・特徴