南方さび病抵抗性で晩播できる早生の飼料用トウモロコシ新品種「さとみどり」
要約 飼料用トウモロコシの新品種「さとみどり」は、九州での早晩性が"早生"で、南方さび病抵抗性が強く晩播栽培ができる。晩播栽培では晩生品種と同程度のTDN収量、春播き栽培では中生品種以上の収量で耐倒伏性...
要約 「ナツサカエ」は早生のスーダン型ソルガムで紫斑点病抵抗性である。暖地では4月下旬から5月中旬播種で「峰風」より年間乾物収量が高く、また、イタリアンライグラスの9月下旬播種前に2番草を収穫ができる。...
要約 「JNK-2」は中生のスーダングラスの自殖系統である。高消化性(bmr-6)および紫斑点病抵抗性遺伝子(ds1)を持ち、一代雑種品種「ナツサカエ」の花粉親系統として利用できる。 キーワード 自...
紫斑点病抵抗性のソルガム細胞質雄性不稔系統「JNK-MS-7A」および維持系統「JNK-MS-7B」
要約 「JNK-MS-7A」および「JNK-MS-7B」は、それぞれ、早生の細胞質雄性不稔系統および維持系統である。紫斑点病抵抗性遺伝子(ds1)を持ち、一代雑種品種「ナツサカエ」の種子親系統として利用できる。 ...
南方さび病に強い飼料用トウモロコシ一代雑種の新親品種「Mi29SRR」
要約 飼料用トウモロコシの親品種「Mi29SRR」(エムアイニジュウキュウエスアールアール)は、九州での早晩性が"中生の早"の自殖系統で、南方さび病抵抗性が強く、採種性に優れる。南方さび病抵抗性の一代雑種(F
ソルガム新品種「涼風」及び「峰風」を活用した飼料作物作付体系の乾物収量
要約 ソルガム「涼風」とイタリアンライグラスを組み合わせた年3回刈り栽培は獣害回避型の慣行栽培よりも約3割乾物収量が高く、ソルガム「峰風」とトウモロコシを組み合わせた省力的混播2回刈り栽培は、慣行二毛...
3つの冠さび病抵抗性遺伝子を持つイタリアンライグラス新品種「那系33号」
要約 イタリアンライグラス「那系33号」は収量性と耐倒伏性に優れる品種「はたあおば」に3つの冠さび病抵抗性主働遺伝子を集積した品種である。約7割の個体が冠さび病抵抗性を示し、「はたあおば」より収量はやや...
暖地・温暖地向きの高消化性で紫斑点病に強いソルガム新品種「SUX109-1」
要約 「SUX109-1」は中生のソルゴー型ソルガムで高消化性(bmr-18)および紫斑点病抵抗性遺伝子(ds-1)を持っている。高消化性品種「秋立」に比べて紫斑点病が発生しやすい暖地・温暖地での適応性...
倒伏に強く極多収の稲発酵粗飼料用・飼料用米兼用水稲品種「モグモグあおば」
要約 「モグモグあおば」は暖地では中生の晩に属する粳種である。地上部乾物重収量が多く、耐倒伏性が強いため稲発酵粗飼料用品種として暖地平坦部に適し、粗玄米重も多いため、飼料用米としても利用でき、九州各...
要約 水稲「うしゆたか」は、青森県で熟期が“中生の早”の粳種である。耐倒伏性が強く直播適性があり、黄熟期の全重収量が高く稲発酵粗飼料としての特性も優れていることから、青森県の飼料作物奨励品種に指定され...
冠さび病抵抗性遺伝子をホモに持つイタリアンライグラス中間母本候補「Hm3Pc」
要約 イタリアンライグラス「Hm3Pc」は、DNAマーカーを用いて特定された冠さび病抵抗性主働遺伝子LmPc3をホモに持つ。冠さび病抵抗性が極強であり、遺伝子頻度が100%であるため、交雑次代が全て抵抗性になり、抵...
ALS阻害型除草剤抵抗性を付与した組換え芝草用トールフェスク
要約 イネ由来変異型アセト乳酸合成酵素(ALS)遺伝子を導入した組換え芝草用トールフェスクは、高濃度のALS阻害型除草剤に対して抵抗性を示す。 キーワード トールフェスク、遺伝子組換え、除草剤抵抗性、アセト...
組換えトウモロコシ圃場の隣接圃場のトウモロコシの結実種子への組換え遺伝子の拡散
要約 トウモロコシの除草剤グリホサート耐性遺伝子組換え品種と非組換え品種を隣接栽培した場合、非組換え品種に結実した後代のグリホサート抵抗性個体割合は組換え体から1.5mでは平均29.1%、組換体から30mで...
日本在来フリント種が持つトウモロコシ黒穂病抵抗性に関与するQTL
要約 日本在来フリント種由来自殖系統を用いた遺伝解析集団において、第1染色体短碗上に自然発病下と接種検定下に共通するQTLが存在する。近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード ト...
極強稈・多収の極晩生飼料用水稲新品種「タチアオバ」(旧系統名「西海飼253号」)
要約 水稲「タチアオバ」は、耐倒伏性が極めて強く,地上部全重が極多収でホールクロップサイレージ用に適した極晩生種で,極長稈で主食用水稲品種との草姿による識別が容易である。 キーワード 飼料イネ、ホール...
九州で発生するトウモロコシ南方さび病の抵抗性に関与する遺伝子座
要約 九州で発生するトウモロコシ南方さび病に対して抵抗性極強の自殖系統IM-150は、優性の抵抗性遺伝子を持つ。この遺伝子は第10染色体のSSRマーカーphi052 とphi063間に位置する。 キーワード トウモロコシ、南...
要約 トウモロコシごま葉枯病の圃場抵抗性には少なくとも2つのQTLが関与しており、第10染色体のQTLが最も効果が大きい。QTL近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード トウモロコシ、ごま...
要約 イタリアンライグラスにおいて、3つの冠さび病抵抗性主働遺伝子の座乗位置を明らかにした。これらの抵抗性遺伝子は、抵抗性品種育成のために利用できる。 キーワード イタリアンライグラス、冠さび病抵抗性...
要約 トウモロコシごま葉枯病の圃場抵抗性には少なくとも2つのQTLが関与しており、第10染色体のQTLが最も効果が大きい。QTL近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード トウモロコシ、ごま...
要約 水稲「ニシアオバ」は、地上部全重が重く、難脱粒性で、ホールクロップサイレージとしての発酵品質や嗜好性も良好である。玄米は極大粒で、主食用水稲品種との識別が容易である。 キーワード 飼料イネ、ホー...