すす紋病抵抗性の強いサイレージ用トウモロコシ新品種「きよら」
要約 「きよら」は、熟期が“中生の早”に属し、すす紋病抵抗性が極強で、初期生育に優れる。収量性や耐倒伏性は、同熟期の普及品種「ブリザック」と同程度である。 キーワード トウモロコシ、サイレージ、品種、す...
飼料作物病害標本データベースの作成と飼料作物病害図鑑による公開
要約 畜産草地研究所で保管する飼料作物病害さく葉標本の病名、採集地等の情報をデータベース化し、これをインターネット版飼料作物病害図鑑で公開する。この図鑑には主要病害の病徴、病原菌、生理・生態および防...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho112」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho112」(エイチオーヒャクジュウニ)は、中生のデント種で、すす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる。 キー...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho100」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho100」(エイチオーヒャク)は、中生のフリント種で、耐倒伏性が強く、組合せ能力が高い。一代雑種品種の親系統として利用できる。 キーワード トウモロコシ、自殖系...
TMRセンターの収穫委託コスト低減のための飼料作物立地配置モデル
要約 TMRセンターの牧草1番草、2番草、飼料用トウモロコシ生産を対象としたモデルである。圃場の分布状況や収穫期間、収穫作業の委託状況に応じて、収穫委託費用を最小化する牧草採草圃場と飼料用トウモロコシ栽...
サイレージ用トウモロコシ一代雑種の新親品種自殖系統「Ho103」
要約 サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho103」(エイチオーヒャクサン)は、晩生のデント種で、耐倒伏性とすす紋病抵抗性が強く、組合せ能力が高く、採種性に優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる...
要約 飼料作物を収穫後、サイレージ発酵している間に、糖化とエタノール発酵を同時に行う今までにないバイオエタノール「固体発酵法」を開発しました。原料となる飼料作物からエタノールと飼料を作り、ゴミが出ま...
プロファイリングによる暖地・温暖地向きトウモロコシ親系統の系列分け
要約 プロファイリングによる系列分けは暖地・温暖地向きトウモロコシ親系統にも有効で、親系統間の近縁関係を正確に把握できる。この方法で、晩播用デント種と春播き用デント種は別系列となり、両系列間の交配に...
要約 「イカロス」は、北東北の中標高地など冬季の連続積雪日数120日以下の地域で、採草および放牧利用に向くフェストロリウム品種である。寒冷地での採草利用において「バーフェスト」に比べ9%多収で、採種性に...
乳牛におけるイネホールクロップサイレージの可消化養分総量と粗飼料価指数
要約 各種イネホールクロップサイレージを乳牛に給与した場合の可消化養分総量は47~55%、粗飼料価指数は56~95(分/kg乾物)である。これらは代表的な輸入粗飼料であるチモシー乾草と同程度である。 キーワード...
エンバクではフタテンチビヨコバイの加害によってワラビー萎縮症が発症する
要約 フタテンチビヨコバイに加害されたエンバクはワラビー萎縮症を発症し、草丈の伸長が著しく抑制される。オーチャドグラス、ソルガム、ローズグラス、ギニアグラス、スーダングラスではワラビー萎縮症は発症し...
農耕地での窒素・リン酸収支を都道府県単位で算出したデータベース
要約 1985年から2005年の5年ごとに、肥培管理に関する調査結果などから、都道府県における作目別窒素・リン酸収支を算出してデータベースを作成し、解析を行いました。日本全体では収支は逓減していました。この...
要約 ライグラスいもち病は温暖な気候で発生が増加し、気温25~31℃で病斑拡大速度および胞子形成数が最大となり、発生北限は9月の日平均気温22℃境界線とほぼ一致する。オリサストロビン剤などの種子粉衣により、...
要約 飼料用トウモロコシ畑において雑草防除を適切に行うための、主要外来雑草6種の同定、生態特性・防除法を閲覧でき、イチビ、ショクヨウガヤツリ、オオブタクサの3種については、茎葉処理剤施用の経済性評価が...
イタリアンライグラスのエンドファイトは切り穂交配でも種子親から後代に伝染する
要約 イタリアンライグラスに共生するNeotyphodium属の糸状菌エンドファイトは、茎葉から切断した切り穂を液耕状態で交配した場合でも種子親から後代種子に種子伝染するため、感染植物の育種や関連研究に切...
宿主由来の遺伝子による除草剤耐性組換えトウモロコシ自殖系統「mALSMi29」
要約 トウモロコシからクローニングしたALS遺伝子に2点変異を施すことにより、ALS型除草剤に対して耐性となる。「mALSMi29」は、この遺伝子を国産自殖系統Mi29へアグロバクテリウム法により導入した遺伝子組換え...
花粉を飛散させないペレニアルライグラス系統「エムエスピーエイワン」
要約 2倍体ペレニアルライグラス系統「エムエスピーエイワン(MSPA1)」は雄性不稔であるため、花粉を飛散させない。道路法面や公園緑地での緑化用に用いた場合に、花粉症の原因とならない。 キーワード ペレニ...
硝酸態窒素濃度が低いイタリアンライグラス中間母本候補系統「LNG5」
要約 イタリアンライグラス中間母本候補系統「LNG5」(エルエヌジーファイブ)は硝酸態窒素濃度が市販品種中で最も低い「優春」よりも34%低い。また市販品種と単交配させた後代の硝酸態窒素濃度は両親のおよそ中...
要約 サイレージ用トウモロコシの一代雑種親自殖系統「Na71」(エヌエイナナジュウイチ)は中生の晩のデント種で、組合せ能力に優れる。 キーワード トウモロコシ、親自殖系統、組合せ能力、飼料作物育種 背景・...
サトウキビは窒素多施用条件で栽培しても硝酸態窒素が蓄積されにくい
要約 サトウキビを窒素多施用条件で栽培すると、多くの窒素を蓄積する系統があるが、飼料作物の安全性の観点から設定された許容限界値(0.2%)を越える硝酸態窒素が蓄積する品種・系統はない。 キーワード サト...