要約 クワ縮葉細菌病(Pseudomonas syringae pv. mori)の抵抗性は、古条挿し木葉では温度25℃、湿度95%RH条件で接種7日目、新梢水挿し葉では温度20℃、湿度90%RH条件で接種5日目で判定が可能であり、抵抗性検定方...
インド蚕品種の核多角体病ウイルス及び濃核病ウイルスに対する抵抗性
要約 インド蚕品種のSarupat, NistariおよびMoriaは核多角体病ウイルス(以下、NPV。)に抵抗性が高かった。Sarupat, Nistari, Moria, C. NichiおよびPure Mysoreの5品種は濃核病ウイルス(以下、DNV。)Ⅰ型に抵...
要約 RFLP連関検索に必要な個体別のDNA簡易調製法を確立し、これを用いたノンアイソトープ系でのサザーン法による評価法を確立した。 背景・ねらい バイテク等の新育種法による有用形質の付与技術の開発や、昆虫...
要約 だいず幼苗に白絹病菌を接種し、立枯症状および茎に発生する病斑の程度を指標として白絹病抵抗性が簡便かつ短期間で判定できる。 背景・ねらい ダイズ白絹病防除に最も有効かつ要請の多い抵抗性品種の育成を...
要約 四国裸95号は裸麦の新規用途の開拓、食味の向上を目的に育成したモチ性の裸麦で紫色粒である。早生・短稈・強稈の穂数型の系統であり、子実収量は多肥で高く、精麦適性はやや低い。縞萎縮病に強く、うどんこ...
要約 いもち病圃場抵抗性の強い品種は、圃場抵抗性の弱い品種に比べて数回の薬剤散布を行った効果に匹敵し、薬剤散布回数の削減が可能である。圃場抵抗性の強い品種の発病抑制効果は、いもち病多発生年ほど大きい...
要約 四国裸94号はセンボンハダカと同程度の早生で、穂数型の裸麦である。子実収量は多収で粒大は中程度である。粒形は円粒で外観品質が高く、精麦適性はイチバンボシにほぼ匹敵する。縞萎縮病に強く、うどんこ...
要約 水稲の国内遺伝資源の耐冷性集積の手法により、従来の極強を超す高度耐冷性系統の育成が可能である。集積した高度耐冷性は交配母本として実用品種の育種に利用できる。これら高度耐冷性の集積により耐冷性は...
要約 開花期の低温処理による受精率及び結実性の低下度を検討し、品種特性分類審査基準における低温抵抗性区分への当てはめを試みた結果、抵抗性強の標準品種「キタムスメ」が指数79であったのに対し、「ワセスズ...
要約 ノイエバエやノサシバエ等の食糞性家畜害虫に対する防除法として、競合現象を利用した生物的防除が有望な手法であることを明らかにした。また、導入および放飼すべき有力競合種の発育生態を提示した。 背景...
要約 中国・亜熱帯地域の夏野菜の不足を解消するために、当地域に適する多収・高品質 キュウリ品種の育種を行い、既存の「夏青2号」よりも耐暑性・耐病性に優れ多収で品質の良い「雑交1号」、「雑交2号」及び「雑交3号」...
要約 クワ縮葉細菌病(Pseudomonas syringae pv. mori)の抵抗性は、古条挿し木葉では温度25度C、湿度95%RH条件で接種7日目、新梢水挿し葉では温度20度C、湿度90%RH条件で接種5日目で判定が可能であり、抵抗性検定...
背景・ねらい 北海道では広葉樹木材工業は基幹的な産業の一つであるが,優良広葉樹資源は減少しており,新品種や新施業法を導入した資源の造成,従来あまり利用されていなかった資源の利用法の開発が求められてい...
背景・ねらい 連鎖地図は遺伝育種研究の基礎となる垂要なものである。永年性の林木では早期検定に利用できるためその重要性は特に大きい。連鎖地図作製には多数の遺伝マーカーが必要である。従来,形態形質やアイ...
要約 ヤーコンをヒマワリに接ぎ木し短日処理を行うことにより、開花が促進され交配育種の遂行に必要な開花数がえられる。 背景・ねらい 南米アンデス原産のキク科植物であるヤーコンは塊根に多量のフラクトオリゴ...
背景・ねらい 多くの動植物の品種改良は,集団の中から優れた個体を選抜し,その個体群の相互交配で遺伝的に優れた集団をつくる。この操作の繰り返しで,さらに優良な集団がつくられる。林木でも同様に,選抜した...
DNA制限酵素断片長多型(RFLP)によるスギのクローン識別
背景・ねらい スギはわが国で最も重要な樹種の一つであり,精英樹をはじめ多くの育種母材が収集されている。また,アイソザイム分析などを用いて遺伝マーカーが多数探索されている。しかし,品種識別や連鎖解析な...
要約 5倍性系統Aは飼料価値はやや劣るものの、飼料効率は改良鼠返と大差なく、系統Bではいずれも劣るものと判断された。飼料効率からみた5倍性桑給与に対する適合性について、普通蚕品種と広食性蚕品種を比較した...
要約 1)近似を用い制限最尤法(REML)の推定値を得る方法を示した。2)育種価及び母性効果の推定誤差分散を近似的に求める方法を明らかにした。 背景・ねらい 家畜育種においては、誤差分散の育種価分散に対する比を...
要約 胚移植による双子生産を促進するため移植操作の簡易な2連式移植器を開発した。本器は一回の頸管通過操作で両側子宮角へ移植でき、従来の2胚移植方法に比べ移植器の交換がなく、頸管通過操作の省力化と膣内細...