関東地域におけるトウモロコシ二期作栽培に適した品種の早晩性及び栽培適地
要約 関東地域では関東中部(栃木県南部)を北限として飼料用トウモロコシの二期作が可能であり、4月上旬~7月下旬の1作目には極早生~早生品種が、8月上旬~11月あるいは12月までの2作目に中生から晩生品種が適す...
大豆後作における焼酎用二条大麦「はるしずく」の高品質安定栽培法
要約 大豆後作における焼酎用二条大麦「はるしずく」の収量性、外観品質および精麦特性からみた安定栽培法は、苗立本数100本/㎡、施肥量(窒素成分量/10a)は基肥0kg、第1回追肥4kg、第2回追肥2kgである。 キーワ...
要約 短節間かぼちゃ「TC2A」は、育苗に深型セルトレイを用い、施肥窒素量の30%程度を緩効性肥料(40日タイプ)とし、2条千鳥植えとすることで収量・品質の安定化と省力・低コスト化が可能である。また、機械定...
フクユタカの浅耕密播無中耕無培土栽培における適正播種時期・播種量
要約 ロール式播種機を使用して、麦跡の畝に条間30cmで大豆を浅耕密播(耕深5cm程度)することで、収量は慣行栽培と同等以上になる。浅耕密播栽培におけるフクユタカの播種適期は、7月中旬から8月上旬である。...
要約 短葉性ネギは、平植え栽培が可能である。育苗はセル育苗とし、1穴当たりの播種粒数を1粒に、定植は2条にすることで、生育が促進され揃いが向上する。また、土寄せは2回でよく、1回目は定植後20日頃、2回目は...
不耕起一工程播種法によるイタリアンライグラス後作ダイズの苗立ち安定性
要約 イタリアンライグラス後作では、土壌の気相の割合が増加し、稲麦用乾田不耕起播種機による不耕起一工程播種法を用いれば、大豆の出芽・苗立ちは安定して初期生育が旺盛になる。また、多湿土壌条件下でも適期...
要約 イワイノダイチの播種適期は、農林61号と同様標準播の時期である。播種量は標準量の200粒/m2で差がなく、基肥窒素施肥量は農林61号より6~7割程度の増肥がよい。 キーワード イワイノダイチ、窒素施肥量、...
要約 上耕起乾田直播栽培は耕起、代かき、播種時の過酸化石灰粉粒剤(カルパー)のコー ティングが上要で省力低コスト技術である。生産費から求めた均衡収量水準から目標収量は 420 kg/10a以上である。...
茨城県における打込式代かき同時施肥播種機によるコシヒカリの湛水土中点播栽培技術
要約 種子肥料繰出ロールを装着した打込式代かき同時施肥播種機は,代かきと同時に施肥播種作業が行え,省力かつ安定したコシヒカリの湛水土中点播栽培を行うことができる。 キーワード 点播栽培,打込式,代かき...
代かき同時播種機を用いたコシヒカリの湛水土中点播による安定栽培技術
要約 適正播種深度を確保するのには、ゴルフボールの露出高5~20mm程度の播代硬度とし、ひたひた水状態で30×20cmに播種する。基肥窒素量は慣行施肥が移植の40%減肥、全量基肥ではLP40とLPS120のブレンド肥料で...
要約 平坦地域における水稲湛水土中点播直播では、安定して55~60kg/aの収量を得るには28,000~30,000粒/平方メートルの籾数が必要である。籾数を確保するには、基肥を半減し分げつ肥を施用することが有効である...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の 省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 「ゆめおうみ」は、「日本晴」と同じ施肥体系で安定多収栽培が可能である。白米蛋白含有率6.5%以下とするためには、穂肥を出穂前25日に10a当たり窒素成分3㎏以下とする。穂肥増施は、良質粒率とHON値が低下...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により、気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 水稲品種「みえのえみ」の収量を54kg/a以上、玄米粗タンパク含量を7.5%以下とするための出穂前25日頃「草丈×m2茎数」値は3.2万~3.5万で、この生育量を確保するための基肥窒素は0.5kg/aが適当である。穂肥は...
要約 三重県における酒米「山田錦」の移植適期は、5月中~下旬である。全量有機質肥料による栽培は、慣行栽培と比較すると心白発現率が向上する。また、収穫適期は出穂後40日頃で1穂当たりの帯緑色籾数2~3粒程度...
太陽熱土壌処理並びに被覆資材を利用したとう菜の減農薬安定栽培技術
要約 とう菜栽培において、8月上旬に作畦後、は種前まで畦面を太陽熱土壌処理することで雑草発生が抑制され、除草剤散布が不要となる。また、は種直後から不織布べたがけし、間引きを1回で、ウイルス病や虫害が...
要約 種子を1粒づつ均等に播種する均等播栽培は全面全層播およびドリル播栽培に比べ多収となる。生育・収量等と播種機の作業性の観点から、適正播種密度は条間10cm、株間5cmの200粒/㎡である。施肥法は基肥6k...
代かき同時土中点播直播による水稲品種「ヒノヒカリ」の安定栽培技術
要約 水稲品種「ヒノヒカリ」の代かき同時土中点播直播栽培において、播種量10a当たり乾籾で約3kg、条間30cm、株間20cmとし、過酸化石灰被覆籾を代かきと同時に点状に打込み、約1週間落水管理を行うと苗立ち率や...
シラス水田における麦用施肥播種機を利用した水稲の代かき同時施肥播種法
要約 麦用施肥播種機は一部改良することで,水稲の代かき同時播種に使用でき,植代・施肥・播種を一工程で行えるため,作業時間を短縮できる。落水出芽法で播種深度が確保でき,生育及び収量・品質も慣行播種法と同程...