要約 ユリ及びチューリップのコンテナ栽培は、発根・発芽処理や施設内外の移動が容易に行えるため、品質向上と施設占有期間の短縮ができ、ユリの年間4作、チューリップの冬期間6作の年間多回数生産や他品目との組...
要約 オオナルコユリの自然栽培条件下での休眠覚醒は12月20日頃で、この時の10度C以下の低温遭遇日数は44日であった。休眠打破には、5度C60日ないし90日処理で効果がある。 背景・ねらい オオナルコユリは、ユリ...
オリエンタルハイブリッド系ユリの抑制栽培(9〜10月出荷)に適する品種
要約 オリエンタルハイブリッド系ユリの9~10月出荷に適した品種は、切り花品質や葉焼け等の障害発生程度からみて「カサブランカ」,「ロイヤルクラス」である。さらに、プレルーティング処理によって「アウバデ」...
要約 オリエンタル系ユリの抑制栽培における品質向上のための好適なプレルーティング条件は、アカプルコでは15度Cで3週間、または12度Cで4週間、スターゲーザーでは15または12度Cで3~4週間、10度Cでは4週間であ...
要約 紀伊半島に自生するササユリを組織培養により増殖し、1ないし2作養成した球根を定植することにより開花がみられる。その際、球周10cm以上の球根を用いることでより安定した開花が得られる。 背景・ねらい ...
要約 花の大きいシンテッポウユリ品種「八ヶ岳」と耐病性の強い「北岳2号」の交配実生系の中から、栄養繁殖による切り花用新品種「若狭育成1号」を選抜育成した。この品種は、早期開花性で、8月上旬に切り花を...
シンテッポウユリ×スカシユリの切り花用新品種「若狭育成2号」
要約 小球根開花性の品種育成を目標に、1991年に交配を実施し、胚培養によって「若狭育成2号」を育成した。この品種はシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種で、球根養成1年で開花し、年内定植の普通栽培によ...
多雪中山間地に導入し得るアスター、ヒマワリ、カンパニュラの作型
要約 多雪中山間地の新しい特産作物化を目指し、新規有望切り花品目としてアスターの8月上旬採花の作型、切り花用ヒマワリの6月下旬~8月上旬採花の作型、カンパニュラの6月中下旬採花の作型を明らかにした。...
背景・ねらい スカシユリ`サンシーロ'は埼玉県の主力品種であるが、氷温貯蔵球を用いた栽培では、花房の先端の花蕾から開花する異常咲きが発生する。そこで異常咲き発生の様相を明らかにし、その防止法を確立しよ...
要約 ササユリ小球の養成には、 用土にピートモスを用い、pH4.8程度に保ち、液肥を施用する。用土の気相を多くすれば、根の生育が良くなり、小球が安定的に肥大し、 腐敗率が下がる。 背景・ねらい 西日本に自...
ハイブリッドユリ抑制トレイ栽培における低温処理を利用した生産性向上技術
要約 オリエンタルハイブリッドユリ`カサブランカ'、`スターゲーザー'のトレイを用いた抑制栽培では、球根の解凍・定植後の10℃・3~4週間または13℃・3週間の低温処理により品質向上、栽培期間の短縮が可能である...
長期氷温貯蔵したオリエンタル系のハイブリッドユリの葉焼症の発生要因解明とその軽減対策
要約 長期氷温貯蔵したオリエンタル系品種'スターゲイザー'の抑制栽培で多発する葉焼症は、氷温貯蔵中に発生した球根の凍害による事が明らかになった。また、本症状は、球根を定植前に緩やかに解凍することで発生...
極早咲き鉢物・花壇用オリエンタル系ユリ新品種「S91-507」
要約 早咲きの鉢物用オリエンタル系ユリ品種の育成を目標に昭和62年に交配し、胚培養によって「S91-507」を育成した。露地栽培において、開花期が早く、草姿がわい性で鉢物、花壇用に適する。また、加温栽...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...
要約 シンテッポウユリとヒメサユリを花柱切断受粉法を用い交配し、受精胚を培養して鮮紫ピンク(JHSカラーチャート:9505)の切り花向きの極早生品種みやぎFL3号を育成した。 背景・ねらい 新食糧法の施行や新農政...
要約 シオデの栽培には、日射の緩和と適度な土壌水分のある北斜面や谷筋、林間地等の傾斜地環境が適する。植付け後の潅水、マルチによる土壌水分保持と雑草防止により定着が確実となり、多芽体培養苗定植後丸3年以...
オリエンタルハイブリッド系ユリにおけるリン片繁殖球根の肥大経過
要約 オリエンタルハイブリッド系ユリのリン片繁殖は、リン片ざし後2年球で花蕾数3輪以上の個体は、「カサブランカ」で60%、「ル・レーブ」、「スターゲーザー」で9%であり、リン片ざしによる球根養成年限は、「...
要約 シンテッポウユリとヒメサユリを花柱切断受粉法を用い交配し、受精胚を培養して淡桃色の鉢花向きの極早生品種みやぎFL1号及び桃色の切り花向きの極早生品種みやぎFL2号を育成した。 背景・ねらい 花ゆりの品...
カーネーションの夏秋切り短期栽培と後作ユリ類の生産システムの策定
要約 カーネーションの9~10月切りとその後作にユリ類を組み合わせた、新しい年2作体系を確立し、施設花きの高度利用が可能となった。 背景・ねらい 施設を効率的に利用して収益性の向上を図るには新しい作型、栽...
要約 スカシユリの切花生産は、比較的労力がかからずに栽培に取り組めることから、夏季冷涼で秋季早冷な気象条件を活かして良品を生産できる促成並びに抑制栽培技術を確立し、施設での周年生産が可能となった。 ...