キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
要約 水田作経営にロングマット苗移植技術を普及させるには、ロングマット苗生産コストは、水稲7ha規模の経営を対象とすれば9,000円/10a以下、14ha規模ならば15,000円以下の水準を目標に育苗施設を開発する必要が...
要約 野草植生の遊休農地への繁殖牛の放牧飼養及び小型機械体系による牧乾草の確保は、肉用牛経営の省力化、所得増加など顕著な経営改善を可能にする。また、放牧等の畜産利用は中山間地域の農用地の経済的価値を...
要約 野草植生の遊休農地への繁殖牛の放牧飼養及び小型機械体系による牧乾草の確保は、肉用牛経営の省力化、所得増加など顕著な経営改善を可能にする。また、放牧等の畜産利用は中山間地域の農用地の経済的価値を...
要約 えだまめを、低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)で包装貯蔵(MA貯蔵)することにより、室温20℃の貯蔵条件下でも品質的評価では約1週間程度の鮮度保持が可能となる。一方、大気組成を高酸素条件(80%)にし...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 水稲直播栽培の導入タイプとしては、規模拡大型、複合経営型、ワンマンファーム型があるが、東北農業試験場で開発中の多少労力をかけても移植並の単収がねらえる複粒播種方式による水稲直播栽培は、複合経営...
要約 リンゴ作経営の特殊性を考慮して受粉樹制約と作業別熟練度を組み込んだリンゴ作の線形計画経営モデルを構築した。 背景・ねらい リンゴは東北の主要果樹であるが、リンゴ価格の下落により収益が悪化しており...
集落協業経営体における水稲湛水直播栽培導入の経済効果発揮のための条件
要約 集落協業経営体が水稲湛水直播栽培導入による経済効果を発揮するためには、収量水準の向上、販売単価の高い品種導入、集落外への経営規模を拡大する等の条件が必要となる。 背景・ねらい 湛水直播栽培(以...
農地の借り手市場下における大規模借地経営の農地集団化、圃場管理の方法
要約 農地の借り手市場下での大規模借地経営は希少な受け手として農地集積が容易である。そこでの規模拡大に伴う圃場分散の解消と圃場管理効率化には、交換耕作や圃場管理作業の再委託および畦畔除去、また借地経...
肉用牛経営におけるイタリアンライグラス−イヌビエ通年牧乾草生産の経済性評価
要約 小型機械体系によるイタリアンライグラス-イヌビエの通年牧乾草生産は、肉用牛繁殖経営における粗飼料確保を省力化し、家畜飼養規模拡大等を可能にし、畜産部門等の所得増加が図れる。 背景・ねらい 肉用...
要約 コシヒカリの出穂30~35日前に4~6kgN/10a量の被覆尿素肥料(LP70)を1回追肥することで、慣行の2回追肥法とほぼ同等の玄米収量・品質を得られ、より省力的に栽培ができる。食味は向上する傾向がある。 背景・...
要約 水稲の不耕起播種機は、チゼルプラウ耕起-レーザ均平-鎮圧-播種の作業体系により実用的な苗立ちを確保できる。施肥は側条施肥が有効で、窒素供給力の少ない淡色黒ボク土水田等では窒素施肥量を12kg/10a...
販売乾草生産の導入による畑作・野菜作経営の規模拡大と地域土地資源の保全
要約 上川北部の畑作・酪農複合地域に展開する中小規模畑作・野菜作経営では、小麦とばれいしょの作付けを欠くものの、土地利用に販売乾草の生産を導入することにより、経営規模と農業所得の拡大を同時に達成する...
要約 大規模稲作経営において園芸作を定着させるには、夏季兼業以上の収入を園芸部門から確保する必要がある。目標所得の実現には、長ねぎ作の場合、収穫調製作業の能率向上と栽培管理技術の習熟に合わせた漸進的...
要約 早期水稲のハウス内育苗において、播種後育苗箱を平置きし緑化終了までべたがけ被覆を行う省力的な育苗法を確立した。なお、べたがけ被覆は出芽苗の緑化や硬化期の保温にも活用できる。 背景・ねらい
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要約 荒代前の畑状態で肥料を散布する乾田施肥法において、高度化成肥料を用いた基肥・穂肥体系では、荒代7日前以内に慣行の基肥量と同量を施肥する。また、緩効性被覆肥料を使用した全量基肥体系では、荒代14...
カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の規模拡大・所得増大効果
要約 園内作業道・小型機械化技術のカンキツ作経営への導入は,ハウスミカンがある場合は新技術を導入しない時と比べ面積で100a,所得で8.5%の増加をもたらす。また,ハウスミカンがない場合は,新技術を導入...
要約 冬季花壇用苗物の木本類有望品目として、秋出荷パンジー・ビオラと作業分散が可能である6品目を選定し、その作型を開発した。ユキヤナギは5℃の低温処理後の加温で開花促進され、ツバキはBAを4~5月に...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...