乾田直播水稲におけるフィプロニルフロアブル種子塗抹によるニカメイガの省力防除
要約 乾田直播栽培でのニカメイガ防除を対象として種籾にフィプロニルフロアブルを塗沫 して播種すると、第2世代幼虫による被害まで軽減でき、防除の省力化が期待できる。 背景・ねらい ニカメイガによる被害...
要約 てんさいを移植栽培体系から移植直播併用栽培体系、直播栽培体系に移行することにより、小規模階層では省力化、大規模階層、畑野菜作経営においては、所得向上と省力化の可能性が高い。 背景・ねらい てんさ...
要約 北陸地方の平坦部水稲栽培における葉いもち発病盛期は、6月下旬から7月 下旬までである。このような地域の大規模潤土直播栽培における省力的葉いもち防除 法として、カルプロパミド水和剤を粉衣した催芽種...
要約 水稲の乳苗移植直後から、落水し潤土状態の水管理を行うことで、苗の活着を向上安定させ、安定多収が得られる。 背景・ねらい 冷温被害の受けやすい高標高地域の水稲栽培は、ポットまたは型枠条播き、あるい...
要約 乗用汎用管理機を使用した湛水直播栽培体系では、総作業時間を移植栽培体系に比べ70%に短縮できる。また、播種量(乾籾)は、ひとめぼれでは3.5kg/10a、コシヒカリでは 4.5kg/10aとし、出芽揃い期まで芽干しを...
要約 全国205の直播実施経営を対象としたアンケート調査によると,直播栽培の定着には,単水準,省力化及びコスト削減効果の発現の程度,直播栽培に適した圃場の有無,労力不足の程度が影響している。 背景・ねらい 水...
要約 大規模稲作経営者と研究員の稲作技術に関する意識は、労働力の保有状況や経歴等を反映して異なっている。直播栽培のような新しい技術の開発には、収益性の確保が前提となるものの、省力性や快適性の追求とい...
要約 水稲直播栽培を試験的に導入している農家において、直播栽培と移植栽培を比較すると、労働は省力化され、生産費は削除されるが、減収により所得は低減する。問題となるのは収量の年次変動が大きいことであり...
要約 直播ネギの作溝・播種同時作業機を試作した。水田転換畑においても作溝・播種同時作業機の作業精度は高い。作溝・播種同時作業により、それぞれ別作業する場合に比べ40%の省力化が可能で、収量、品質にも大...
要約 パセリセル成型苗の60日育苗の苗(葉数5枚)を3月下旬に定植すると、5月下旬から収穫ができる。肥効調節型肥料を用いたセル成型苗の培土中窒素肥料濃度は、400mg/リットルが適当で、生育がよく収穫が高い。 背...
イネとノビエの出芽特性からみた水稲直播栽培の播種後落水期間と除草剤散布適期
要約 ノビエとイネ種子の温度に対する出芽特性から、播種後10日間の気温を12度C、14度C、16度Cに設定した場合の落水期間と除草剤散布適期の基本的な考え方を明らかにした。 背景・ねらい 水稲の直播栽培では出芽...
要約 ジネンジョむかごの休眠は5℃、10週間以上の冷蔵処理により打破させることができる。これによって、むかごを使ったポット苗育成が可能となり、むかご直播栽培に比べて大きな芋が育成できる。 背景・ねらい ...
中山間地帯における水稲湛水直播栽培の産業用無人ヘリコプタを用いた栽培体系
要約 中山間地の大規模農家、営農集団の稲作経営規模拡大を支援するため、播種から病害虫防除までを産業用無人ヘリコプタで実施する直播栽培体系を組み立てた。 背景・ねらい 中山間地帯では水田の区画やまとまり...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 Xanthomonas属の拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌によるテンサイ苗立枯病を慣行農薬並に抑制でき、播種後は根圏に定着する。菌数はペレット種子の造粒工程で減少するが、造粒後は2カ月...
連結ペーパーポットを利用した高温期のホウレンソウの移植栽培法
要約 連結ペーパーポットを用い4~7日程度育苗した苗を簡易移植機で移植する栽培法により、発芽が安定し、高温期のホウレンソウの生産安定が図られる。また在圃期間が短縮され、施設の有効利用が図られる。 背...
要約 移植栽培による規模拡大の限界にある大規模稲作経営は、水稲直播栽培を導入することによって、その限界を打破し、新たな規模拡大による農業所得の向上を図ることができる。 背景・ねらい 水稲直播栽培は、省...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌いずれのテンサイ苗立枯病も慣行農薬並に抑制できる。この拮抗細菌はXanthomonas属で、播種後には根圏に定着する。菌数は既存のペレット種子の造粒...
要約 水稲直播栽培は移植栽培に比べ10a当たり投下労働時間が少なく省力的で、時期別には春季に低下し、秋季はピークが遅くなる。各直播体系と移植の種子予措から直播または移植までの春作業行程の体系別費用は、...
要約 水稲栽培における多労な育苗作業と代かき作業の省略による大幅な労働時間の短縮と機械費の節減を可能とする不耕起直播栽培技術を確立するため、浅耕機構を併用した水稲不耕起播種機を開発した。さらに、本機...
要約 真空播種機利用による作業速度は0.38m/secが適当で、その時の圃場作業量は2.60a/hrであった。作業精度は株間18cm程度となり計画値の91%であった。真空播種により労働時間が大幅に短縮され、省力栽培が可能と...